2021/06/20
知覚の地図 XXⅡ 脈打つ午後、の肌触り
脈打つんだよ。午後なんだよ。しかもその肌触りなんだよ。何となく汗ばむようにエロチックだ。そういえばまるで直接的じゃない方向で、気配としてじっとりとしたエロチシズムと云ったもの、そういう反響音を含んでいるような写真が見てみたい。エロチシズムは言葉においても絵画においてもシュルレアリスムの要にある。

Nikon Coolpix S9700
FM3Aに装填して撮り進め、あと6枚ほどで撮り終える状態のまま二年ほど時が止まっているフィルムがある。あの6枚をそろそろ撮り終えて現像に出したい。何を撮ったのか、最初のコマは父が入院していた伏見の医療センターのものだとははっきり覚えているけど、他はまるで記憶がない。このフィルムにはいったい何が潜んでいるんだろう?
光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」、最後に読んでからそれなりの時間が経っているので印象は少し朧気になっている。日本現代SFの黎明期と云うか、そんなに昔でもないんだけどそれなりに古い時代の作品で、悠久の時を日本的、東洋的なSF情緒とでもいうような無常感で縦断していく物語だ。東洋的無常感は日本SFを独自のものへとする手段として、たとえば小松左京の「果てしなき流れの果てに」のように、この黎明期に好んでテーマにされたものだったのかもしれない。無限の空間と果てしなく変転して止まない時間の流れ、宇宙そのものを相手にしている視点と、これだけでもワクワクしてくるんだけど、さらに無限の宇宙のさらに外側なんて云う領域にも踏み込んで、物語は想像力の限界を超えていく。
ただそういう領域を言葉で明らかにしていこうとしても、想像を超えたものは誰も言葉にするのは不可能だし、この物語でも語りえないものは語りえず、語りえたものは言語化されることで、言語化の宿命として必ず矮小化されることとなる。
主人公は四人。プラトンとシッタータ、阿修羅王、そしてイエス・キリスト。このうちキリストを除く三人はそれぞれの時代、場所で、それぞれ別の形をとってこの宇宙が滅亡の運命に絡めとられていることに気づく。その後長いまどろみの期間を経た後、三人は遠未来の荒廃した世界で眼ざめ、その遠い未来でこの宇宙に滅びの宿命を課した何ものかの、その正体を探り、宇宙を定めの運命から解放するためにともに行動することとなる。もう一人の主人公キリストは神のしもべとして、同じく長いまどろみの後、宇宙に課せられた滅びの宿命に抗おうとするこの三人に戦いを仕掛けていく、いうならキリストは悪役として登場するわけだ。プラトン、シッタータ、阿修羅王連合対キリストの、宇宙の宿命をかけた戦いが時空を縦横に行きかいながら果てしなく繰り広げられる。
プラトンだとか阿修羅王だとか意表を突く登場人物でこれは歴史小説なのか?歴史小説にしてもこの人選でいったいどういう話なんだと予想のつかなさに心躍らせて読んでいくものの、話のスケールは極大に近いほど巨大なのに、そのうちサイボーグ化された釈迦だとかが戦う話だと分かり始めると、これ、物語の背景は宇宙の果て無限の時間の果てまで壮大に展開しているけれど結局はバトルもののマンガだなと見切りがつき始める。サイボーグ同士が戦う話は全体の壮大な世界に比べると相当スケールダウンしてしまい、どうも安っぽい印象のほうが強くなってくる。。ちなみにプラトンたちをサイボーグ化した何ものかへの説明はない。宇宙に滅亡の運命を課した者たちへ反旗を翻す何かの存在だろうと思わせる程度で最後までその正体は明かされない。
それにしてもこういう類の物語ですべてを超越する存在と云ったものを表現するのに、いつもどうして人格のある何かを想定するんだろうか。あのアーサー・C・クラークでもこういう場合文明が極端に進んだ異星人なんていうのをよく持ち出してくる。わたしは超越する何かがあるとしてもそれは人に似た何かのように、人に想像できる範囲にあるようなものではなく、さらに人が持ちうるような善悪の基準さえまるで無意味な何かであると思っているし、超文明を築いた異星人とか出されると、結局こういうわかりやすいところに落としてしまうのかと興ざめになることが多い。この作品の場合もプラトンたちが対峙するのは「シ」と名付けられる何かであったり、その「シ」とともに宇宙の運命を決定づけるのが惑星開発委員会なんて云う組織であったりして、まず名付けられるという点で既に理解可能な輪郭のはっきりしたものへと小さく変化し、さらにこの委員会と云う言葉が醸し出す卑俗な感じはいったいこの壮大なはずの物語のどこに落ち着く先があるんだろうと途方にくれるばかりだ。
こういう形にしなければ描き切れないと云うことなんだろうけど、超越したなにかを矮小化せずに描き切ることの限界のようなものを、この作品もまた見せているような気がする。
面白いものは結局のところ語りえなかったもののうちにある。語りえるものたちの矮小化された集積が語りえないものの途方もなさを際立たせる。この物語の中で印象に残ったものと云えば、海に住み海から上がるもの、のちに正体については明らかにされるが、そのものが地表に出て遠くに見た動く山のようなもの、そして、海の底深くに沈む扉の向こうに潜む何か邪悪な波動を放つもの、その気配によって近づくことも躊躇わさせる何かといったもの。そしてこれらは一体何であったのか結局物語の中では謎のままで終わる。描写しきれないこういうところがむしろこの小説のいいところなんじゃないかと思う。
近年になって海外で翻訳が出たそうで、正確には覚えていないけど、その評価は総じて、読めないことはないけれど、もっとすごいものが他にもいっぱいあるっていう感じのものだったらしい。キリストが悪役であることに反感を持たれてないのが意外といえば意外だった。そしてその評の云わんとするところはわたしにも何となく分かる。同じく壮大で想像の限界を超えそうなものを相手にして、その表現の手際とかではグレッグ・ベアの「永劫」「久遠」なんかのほうが洗練されていて、わたしには馴染めるところが多かった。
無常感を表現しようとする文体は、同じフレーズを繰り返すような、いかにもといった詩的情緒を狙いすぎ、酔いすぎていて、わたしは乗り切れない。砂に埋もれた遠未来の東京都市や破滅が近づく宇宙の描写は似たようなシーンが続いていささか単調でしかも分かりにくく、これはのちに萩尾望都がコミック化したものを見たほうがよく分かる。萩尾望都のコミックは今の視点で見てみると、表現がかなり古い漫画のものと云う泥臭さが若干出始めてるとはいえ、この小説を視覚化した試みとしてはかなりうまくいってるんじゃないかと思う。
Tommy Emmanuel - Amazing Grace Full HD
Seiji Igusa - Just the Two of Us
フレーズの歌わせ方、タイム感覚など、いかにもギターっていうのが堪能できる演奏2題。トミー・エマニュエルの最後のほうで2度ほどネックを前に突き出すような動作は何を意味してるんだろう?なんか意表をついてかっこいいパフォーマンス?
凄い気持ちのいい声と演奏。ギターとドラムだけの伴奏でこれだけのパフォーマンスができることに驚愕。ベースなくても当たり前っていう感じが凄い。
ちょっと珍しい、エリック・クラプトンのコロナワクチン副反応体験談。クラプトンが接種されたのは、イギリスなのでアストラゼネカのものだったらしい。それにしてもギタリストがよりによって腕にひどい副反応を起こされて、その不安感は相当なものだったと思う。インタビューは副反応に見舞われた話の後も、接種を巡って人を差別分断へ導こうとする世界の動きや、このところの世界の明らかに歪みだしている様相について骨のあることを語っていて、自由であることから軸がぶれない、そしてぶれないゆえの苦悩も明らかにしながらの、その話っぷりはなかなか聞きごたえがある。
表題にある内容のツイートを纏めたブログのページ。伝え聞きのようなツイートも多いのでどれほど確度のある情報かは保留。ただこういう内容のものがこういう情報として数多く表に出てくる日本の現状の雰囲気、不安みたいなのは伝わってくる。
報告は氷山の一角!コロナワクチン接種後の副反応、死亡のツイートが多すぎて戦慄!
ワクチンを巡る言説にあらゆるバイアスがかかり、打たないとまともな生活をさせないとでもいうような圧力が強まる中で、接種は個人の判断で決めるべきで強制されるものではないと明言し、分かりやすく誠意をもって正確な情報を伝えようとした泉大津市の市長さんのメッセージ。判断の材料に。
自由主義社会がこんなにたやすく社会主義に侵食されるとはわたしも想像できなかった。それにしても自由主義社会の脆弱なこと。自由主義の構成員が自ら社会主義化に手を貸して疑問に思わないっていうんだから始末に負えない。
新型コロナのワクチンに躊躇いを持つものは陰謀論を信じる馬鹿者なんだとか。
わたしは馬鹿者なんだ。別に馬鹿者でも何でもいいけど、劇物指定でしかも人類史上使われるのが初めてというものに検証もなく挑むほどチャレンジャーでもないし、納得がいかない部分があるものに自分の生命を預けることが嫌だと云う、とてもシンプルな心情に沿って行動したいと思っているだけだ。
それにしても年配の人にチャレンジャーが多いのに吃驚する。年配の人を見ていると新型コロナワクチンを打つか、さもなければ新型コロナにかかって死ぬかの極端な二択の天秤が頭の中でダイナミックに揺れ動いているような感じだ。それ以外の、ワクチンの素性がどうのこうのとかいったことはこの天秤の派手な動きに吹っ飛ばされてもう意識の片隅にさえも残っていない。とにかくワクチンを打てば助かる、打たなければ死ぬという、極端な二択に憑りつかれているようにしかみえない。そしてその極端な二択は接種後直近の副反応をやり過ごしとりあえず生き残ることができれば、今度はワクチンを打っただけでコロナに関してはもう自分は完全無敵、オールクリアと云う精神状態をもたらすだろう。この精神状態はそのうち現実との齟齬、解離に直面して、むしろ状況は混沌としそうな気がしないでもない。
まぁそれはともかく、ワクチンに対して推進論者と懐疑論者の二つの論陣がはられている。このうち推進論者の言説は取り立てて注意する必要はない。なぜなら云っていることは一つ、ワクチンはいいものだから打ちましょう、それが国民の務めだからその務めを果たしましょうと云うことだけだから。そこがいきなりの最終地点でその先に言説が広がる余地はまるでない。むしろワクチンを胡散臭く思って批判している言説に注意深く気を配っていくべきだろうと思う。推進論者の言説が意味を持つとするなら、この胡散臭く思っている側が提示してくる様々な疑問、批判に対していかに有効な反論を加えられるか、この一点だけだろうと思う。そして様々な疑問が推進派の論によって氷解していき、その疑問と氷解のバランス具合を見て、これなら納得のいく範囲に収まっていると判断できるなら接種していけばいいと云うことになるんだろうと思う。
それにしても推進する者たちの言い分はあまり有効ではないように思える。酷いのになると打たないなら迷惑だから一生家で閉じこもっていろと云った暴論から始まって、批判に対して個別に反論しているというより、異論のすべてを妄想だと断罪するか、あるいは陰謀論に加担する愚か者と云うレッテルを貼り、そうでなければどんなものも完全なものはない、インフルエンザのワクチンでさえも副反応はある、だからそんな細かいことをあげつらっていちいち文句をいうなと、この一点で押し切ってるだけのように見える。
でもこれ、完全無欠のものなど存在しないと云うのは同意するにしても、比較しているものが同一条件で揃えられていないんじゃないか?かたや治験も十分に行われ、うちにはらむ危険度もそれなりに炙り出されて明らかにされているものと、もう一方は治験も満足にされずに危険度の全貌がまるでつかめていないものだ。この性質のまるで違う両方を同じ土俵に並べてどっちも完全じゃないから両方とも似たようなものだなんて云う評価はあまりにも雑で大雑把だ。たとえて言うなら完璧に整備された飛行機でも墜落の危険性はある。そして整備もされていない、本当に飛ぶかどうかも確認されていない新型デザインの飛行機にも墜落の危険性はある。両方同様に危険があるんだから、飛行機そのものもそんなに云うほど変わるものじゃないと、こういうことを云ってるわけだ。こんな両極端の二つのものがあったとして、それでも危険を納得して整備済みの飛行機に乗る人はいるとしても、同じなんだったらどっちでもいいかと整備してない飛行機に乗る人は普通いないだろう。副反応くらい何にだってついて回るという言説は何も有意な内容を含んでおらず、打ちたくないと思ってるものの疑問をはぐらかすだけで何も氷解してくれない。
選択肢が本来なら複数あるはずだったのに、かたくなに一つしか提示されないと云うのも胡散臭さに拍車をかけている。わたしはいま迫られているたったひとつの選択がこの状況の最適の解じゃないと思っているので、ぜひ、より安全が確認できる複数の選択肢を得られるようにしてほしいと思っている。ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアじゃないけど、これは「たったひとつの冴えたやり方」じゃ決してない。
特に最近の若い連中にも打たせようとする動きは本気で警戒したほうがいい。新型コロナの感染状況を見ていると、若年層にはワクチンの必要性はまるで見出せず、むしろ見えるのは今はまだ全貌もあらわにはなっていない将来の厄災だけだ。
躊躇うのには個人的な理由もあった。わたしの厄介な病気、潰瘍性大腸炎。基本薬となっているサラゾスルファピリジンが元はリウマチの薬だと云うことでも分かるように、これもある種の自己免疫疾患なんだけど、今回のワクチンは副反応で免疫に関する深刻な状況を生み出す可能性があるというようなことを云われている。これが怖い。今のところわたしの状態は寛解してるものの何がきっかけで再燃するか分からない。ワクチン接種がトリガーになって再燃してしまい、おまけにワクチンの副反応との相乗効果で二度と寛解しないような体になってしまったらどうすると、こんなこと想像するだけで血の気が引く。
この新型コロナが人工的なものだと云うのはほぼ確定に近くなってきてるようだけど、もしこれが生物兵器の類のものだったとしたら、若者は罹患しても知らない間に治ってたりする、重症化するのはほとんどが年寄りなんて云う生物兵器が何の役に立つんだろう?と、これは素朴な疑問だったりする。ひょっとして失敗作なのか?
それと最初に書いた陰謀論がどうしたとか云うこと。わたしはこれがどうして無条件で批判されたり、レッテル貼りに利用されたりするのかいまいちよく分からない。だって世の中の出来事って大概誰かの思惑で動きだしたりして、みんな云うなら多かれ少なかれ陰謀的だよ。誰も何も背後で動いてないのに生じてくる出来事なんてむしろ珍しいんじゃないか?
ひょっとしてやばい陰謀をたくらんだものが注意がそっちに向かないように、早々と芽を摘み取ってしまうためのレッテル貼りだったりして。
最後に、ちょっと話題を変えて、
吃驚したのがこの蛾の擬態。丸まった枯葉にしか見えないけど、実際は羽そのものが丸まっているんじゃなくて、平らな羽に丸まった葉っぱのようにしか見えない模様が描かれている。こんなのがどうやって自然の中で生み出されたんだろう。立体に見えるようにハイライトや影までつけて、何かの意志と絵心を発揮できる確かな技巧でもない限り到底無理だぞ、こんなの。
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コメント
フィルムに溜まった時間経過
今日は雨予報も外れ蒸し暑い関東地方になりました。
どうもデジタル化をして僕なんかはスマホでしか写真を撮らないので、現像前のフィルムに潜む時間って言葉が胸に突き刺さりましたよ。
僕も一緒になって空想しました。(^^♪
今月のモノクロも「工場の退廃さ」と、「自然空間の詫び寂」
両方とも素敵な写真ですね(^^)/
2021/06/20 10:34 by 直感馬券師 URL 編集
直感馬券師さんへ
フィルムが面白くて写真撮り始めたようなところがあるから、フィルム独特のリズムのようなものも写真そのものの属性として捉えているところがあるんですよね。フィルムは面倒と云えば面倒だし、すぐに結果が見られないからせっかちには苛つく方法だと思うけど、むしろ写真の面白さがそういうものの中に詰まってます。
このフィルムが持つ独特のスローなリズムっていうのに馴染んでしまうと、むしろデジタルのは手軽すぎて、結果もすぐにみられて加工もし放題というのはどうにも便利なだけで写真を撮った手ごたえみたいなのにかけてると思う時が結構あります。
デジタルに時間が降り積もっていく感覚なんてほとんどないし。忘れ去った時間にまた出会う面白さもあまり感じない。
今回の写真そのものはデジタルで撮っているので、デジタル写真を否定はしていないんだけど、もうまるで別物、写真と云う似たような結果が残るけど本当は全然違う感覚、思考を呼び起こすものじゃないかと思ってます。だからいつまでもフィルムで撮っていきたいし、古風なフィルムカメラの感触もすごい好きなんだけど、いかんせんフィルムが高すぎて、ちょっと手が出しにくくなってきたっていうのが現状かな。消費期限切れのとかヨーロッパの安いフィルムとか使うのがメインになっていきそう。消費期限切れのフィルムは予想もつかない色転びとかが起きて、それはそれなりに面白かったりするんですよね。
この工場、前を通るといつも写真を撮りたくなってきます。なんか惹かれるところがあるんだろうけど、どこが気に入ってるのか言葉で説明できない。だから写真を撮ってるんでしょうね。河の写真もちょっとした風情があるでしょ。ここは陽が差していると木漏れ日の斑模様ができてまた印象が良くなるんだけど、この時は夕方でもう木漏れ日もできなくなってました。近所の散歩道なのでまた撮ってみたいです。
特に凝ったこともしていないように見えるのが上手くいっているように思います。こういうオーソドックスで静かな写真も撮ってみると面白いです。
人工物と自然、まるで違うものだけどわたしの中で退廃であり詫び寂として通底しているというところかな。
2021/06/20 15:12 by 薄荷グリーン URL 編集
No title
Tommy EmmanuelのAmazing Graceが素晴らしいですね。
このギターの歌わせ方 繊細でいてパワフル
シビれました。
井草さんのフィンガーピッキングでのJust the Two of Us
これも実に渋くてナイスですね♪
2021/06/20 23:38 by ももPAPA URL 編集
ももPAPAさんへ
両方ともギターでしかできない音楽の歌わせ方で、しかもギターの魅力的な部分をきっちりと引き出してる演奏だなぁって思いました。ギターを弾いてるとおそらくかなり嫉妬を覚えるような腕さばきなんじゃないかなぁ。
アメイジング・グレイスはわたしは曲そのものも好きなんだけど、微妙な和音のテイストもないがしろにしないで、繊細な扱いを崩さないままに大胆な見せ場を作ったりと、アコースティックでの表現の幅も見せつけて聴きほれます。
井草さんも、軽やかにというか本当に軽々と演奏していて、大変なテクニックをこんなにさりげなく駆使できるのが凄い。なんか見過ごしてる合間にも凄いことをやってるという感じ。これ見よがしの演奏じゃないのがスタイリッシュでいいです。
ギター弾きって練習すればみんなこのレベルに達せるのかなぁ。どんな練習をしてきたんだろう。
両人とも音が粒立って綺麗に響きます。綺麗に音を出すっていうのも基本みたいなようでなかなか神経を使う部分じゃないかと思います。
2021/06/21 00:02 by 薄荷グリーン URL 編集
No title
百億の昼と千億の夜は、
萩尾望都さんの漫画で知ったのだけど
私はとても大好きなんだよね。
あとチョット違うけど「銀の三角」
前にコメントした時、それがゴッチャになってたみたい。
銀の三角、是非読んでみて。
ワクチン、私は打ちたいと思っています。
まぁ元々、治験とか参加してるしね。
死後は献体登録もしてるし、何かの役に立てて
それで自分もコロナから守られれば万々歳だと思ってる。
フィルムカメラは現像しないと解らないワクワクが好き。
2021/06/21 12:25 by ROUGE URL 編集
ROUGEさんへ
小説のほうはタイトルの壮大さから期待してるほどのものでもないし、というか壮大な世界を描き切るほどの何かがちょっと足りないっていう感じがしてます。文字通り百億の昼を体感させて目のくらむような思いへと誘ってくれたら凄かったんだけど。まぁ黎明期のものだし、実は最近「果てしなき流れの果てに」も再読したんだけど、初読の時ほど面白くなかったのも似たような感じでした。読む時期によって感想も変わりますね。何度か読んでみるものだと思いました。
「銀の三角」読んでみますね。
ワクチンはわたしは様子見。日本製を待つと考えていたけど、塩野義は中国と提携してるようで、国産ワクチンと云っても外見だけで中身は中国ワクチンの可能性が出てきて、これも選択外になりそう。
大人は自分の判断で自由にすればいいけど、子供と妊婦だけは接種するには未知の問題が潜み過ぎて拙速すぎると思ってます。将来に残す禍根のほうがはるかに大きい。あと最近いろんなところで聞く、ファイザーの出した書類にも記載されてるらしいスプレッダーのこと、これが非常に気になります。
同調圧力も何だか不気味です。わたしは組織にいるわけじゃないからまさしくこの圧力にさらされてる人とは事情は全く違うけど。まさか生きているうちに戦前の雰囲気をリアルで体験できるとは思わなかったです。
フィルムカメラ好きはまるで変らないのに、病気のためにカメラ持って出かけられない間に、フィルムが無茶苦茶値上がりしてる。まだ少し病気になる前のフィルムが期限切れでストックしてあるからそれでいけるし、写真撮りに出かける気分がいまだに戻ってこないから消費量もほとんどないので、今のところ不自由じゃないけど、そのうちこの馬鹿高いフィルムを買う羽目になるのかなと思うと、フィルムも裕福層の遊びそのものになってしまいそう。あるいはヨーロッパの弱小ローカルフィルムとか使うのもいいかな。かえって思わない風情が出るかもしれない。
2021/06/21 12:53 by 薄荷グリーン URL 編集
No title
ムラサキシャチホコ
これ、どう見ても丸まった葉っぱにしか見えないけど、
そう見えるような羽根の模様があるって、凄いを通り
越してそれこそ驚異的ですね。 驚きです!
2021/06/22 19:56 by ももPAPA URL 編集
ももPAPAさんへ
これ吃驚でしょ。記事を大体書き終わってから見つけて、これはもう絶対に載せないとと思って載せたから、なんだか最後だけ取ってつけたみたいになってしまった。そのくらい舞い上がった擬態でした。
これ、まだ羽が丸まってるとかのほうが納得できます。平らな羽にこの模様がついてるっていうのが驚異的。いったい自然界に何が起こったんだと思わせるくらい、ある種神秘の塊とでも云ってもいいと思います。大体絵が描けたうえで、ある程度リアルに仕上げる腕があって初めて描けるレベルなんだもの。普通リアルな葉っぱの絵を描いてと云われて、こんな見事な絵を描ける人ってあまりいないと思いますよ。
シャチホコガでこんな神の手の痕跡がそのまま残ってるようなのはこの種類だけみたいで、他のシャチホコガは割とオーソドックスでした。でもこれ背負ってる蛾本人は自分が奇跡を背負ってるなんてちっとも思ってないんですよね。
それとシャチホコガは幼虫の姿がもうエイリアンです。グロテスクで異様でかっこいい。っていうか目の前にこの幼虫が歩いていたら、絶対に逃げます。
エリック・クラプトンが体験したコロナワクチンの副反応談というちょっと珍しいインタビューがあったので載せておきます。よかったらどうぞ。削除される可能性があったから映像には手を加えてると云うことで、クラプトンがえらくくたびれてるように見えるけど。あと同じ理由でわざと裏焼きにしてありますね。
2021/06/23 00:43 by 薄荷グリーン URL 編集
No title
シャチホコガの幼虫 これ、パッと見どっちが頭かお尻か区別がつかないですね(^^;
https://www.youtube.com/watch?v=EXWHpOBjPT8
クラプトンのインタビュー動画拝見しました。
アストラゼネカの接種で商売道具の手が動かせなくなった副反応の話とかリアルな思いを吐露しててとても興味深いです。
〇〇なんだわ 〇〇じゃね~し。。
みたいな和訳も載っててまたこれが面白いのもあって最後まで観てしまいました。(^^)
2021/06/23 15:03 by ももPAPA URL 編集
ももPAPAさんへ
シャチホコガの幼虫、URLに飛んで見たけどやっぱりグロかっこいい。これもいったい誰がデザインしたんだって云いたくなるような雄姿です。どちらが頭か分からないデザインは攻撃してくる相手に誤認させるためだってどこかで読んだことがあります。お尻のほうが立派で目立って、頭みたいです。
クラプトンのインタビュー結構聞きごたえがあったでしょ。っていうかわたしはクラプトンが何かを語ってるのをほとんど見たことがないので凄い新鮮でした。この翻訳は元のコメントでは嫌がっている人もいたみたいだけど、わたしもこの翻訳結構気に入ってます。頑固だけど人づきあいがいい、本当にこんな人格の人みたい。妙に親しみが持てます。
ユーチューバーに興味を持ったㇼ、友達から電話がかかってこないとか、あのクラプトンがそういうこと云ってるとなんか笑ってしまいました。
2021/06/23 21:51 by 薄荷グリーン URL 編集
No title
素敵な表現
しかも最後の新型コロナが人工的なもの
もしこれが生物兵器の類のものだったとしたら
私も同じ事を思ってた
ひょっとしてやばい陰謀をたくらんだものが注意がそっちに向かないように、早々と芽を摘み取ってしまうためのレッテル貼りだったりして。←私と同じ考えでビックリ
やっぱり彗星さんが好きだ💖
2021/06/26 16:01 by みゆきん URL 編集
みゆきんさんへ
どうもありがとう。かっこいい表現でしたか。
美文調とかは背中がむずむずしてくるので書かないようにしてるけど、こういう硬質な感じでかっこつけてるような文体はわりと好きなんですよね。そっけないほどぶっきらぼうで、でもスタイリッシュとか、そういう文章が書けるといいなぁ。反対に壮大な内容をいかにダサく、イモっぽく書けるかっていうチャレンジも面白そう。でもこんなことをやってしまうと元に戻せなくなりそうでちょっと怖いか。
ウィルス騒動はワクチン込みのシナリオだったりして。なんだか本当に最近よく陰謀論っていう言葉を目にするようになって、凄い違和感感じてます。不自然なほどよく見かけるようになったし、問答無用で相手の意見を切り捨てるような使い方しかされてないから、とてつもなく感じ悪い。陰謀論だけど面白いねっていう論調もあってもいいと思うんだけど、そっちのほうはまるで聞かない。だから陰謀論に触れられたくない何かが存在してるんだろうと、まぁこれも陰謀論なんだけどね。
なんだかすべての世の中の動きが露骨。違和感ありまくり。世界が音を立てて変化している現場に居合わせてるのかなと思うとまれな時代に巡り合ってラッキーと考えられないこともないんだけど、その変化はあまり良くない方向へ向いてそうな気がします。異論を躊躇いなく封殺して平気な、確実に自由でも民主的でもない世界がやってきそう。
2021/06/27 15:33 by 薄荷グリーン URL 編集
No title
ワクチンは接種したけど、心配は消えません。
このワクチンについて、情報の信頼性は置いて、今の段階で詳しく述べているのは苫米地博士くらいで、治験も突貫工事で緊急に終えただけの、そんなワクチンをなぜ国は接種をと勧めるのか疑問です。
まるで戦時中の赤紙のようで、職場接種も行われ、接種していない人が肩身の狭い思いをするようなこの日本 いや世界の現状ははっきり言っておかしいです。
そんなに接種を勧めるなら、このワクチンについて、その組成や接種した場合の効果 リスクなど洗いざらいすべてはっきりと国民に対し説明すべきだと思います。
そのあたりの情報はベールに包まれたままで接種が進められている状況はどう見てもおかしいです。
接種した人が、将来的に接種したことで何らかの影響が表れる可能性も否定できません。
2021/06/29 21:00 by ももPAPA URL 編集
ももPAPAさんへ
動画、ちょっと入れ替えて更新してます。あまりいっぱい並べるのも見る気をなくしそうなので。さっき入れ替えたサトリズムTVの、今の時点で最新のものはわたしが今持っている疑問を極めて的確にまとめてくれているので、ちょっと感動的でした。ワクチンを打つことによって何年か後に免疫が暴走してしまう可能性の説明もこんなによく分かったのはこれが初めてでした。しかしまぁこの体中にばらまかれたスパイクたんぱくをキラーT細胞が一斉に攻撃し始める暴走のメカニズムは鳥肌が立つほどにおぞましいです。最後の纏めの、アウトプットしないと自分が考えていることの形が分からないよっていうメッセージも自分で考えようよっていう励ましの言葉みたいで良かったです。
今回こういうことを書いてみて思ったのは、まぁ説得するつもりで書いたものじゃなかったんだけれど、それでも言葉は届かないものなんだなぁってこと。実は姉にもこういうことを説明してちょっと立ち止まって考えてもらおうと思ったんだけど、これも言葉が届かずに月曜日に打ってしまいました。身内でこれだから他人には届くわけないですよね。
とにかく接種を躊躇う論拠となるのはたった一つ。このワクチンがまだ治験中で正体が完全にわかっていないことなんですよね。あの酷い、そして稚拙な言葉で慎重派を愚弄した担当大臣を代表とするような、ワクチンは安全だと言い切ってしまう言説は、少なくとも今の段階ではだれにも云うのは不可能で、云えるのは分からないの一言だと云うこと。これさえ共通認識の基礎においてくれるなら話は通じていくんだけど、大臣があれではどうしようもないか。
これほどまでにワクチンを打たせようとする国の意図って何なんでしょうね。自己免疫を強化して感染した時は有効性が知られつつある治療薬で治療する。これでいけると思うし、こっちのほうがずっと安全なはずです。薬にはどんなものでも多かれ少なかれ副作用があって、病気の苦痛を和らげるために、その苦痛よりも薬の副作用のほうが軽微と判断できるなら薬を使用する。まるでトラブルのない健康な人間に副作用が想定されるようなものを投与するのは医者の倫理に反すると云っていたお医者さんもいたけど、全くその通りだと思いました。
同調圧力も異様。いったい日本ってどうなってしまったんだと思うくらいで、これでは戦前の日本の行状を愚行とみなすのはもう一切できないだろうなって思ってます。ちなみにワクチンは法律では努力義務であって強制できないことになっているんだとか。これ日本中が法律違反してると云っても過言じゃないです。
サトリズムTVでも云っていたけど、本当に怖いのは数年後に起こるかもしれない遅延性の副反応みたいなもので、こういう危険も含めて今分かっていることをすべて情報開示してほしいと云うのは本当にその通り。自己判断でと云われても判断できる材料が意図的に捻じ曲げられたり、隠されたりしていれば判断のしようがないわけで。
まともに情報開示もできないような怪しいもの、そのせいで判断のしようがないものは、わたしはとりあえず様子見って態度をとることにしました。
ワクチンの副反応はどうですか?大丈夫?
2021/06/29 23:44 by 薄荷グリーン URL 編集
No title
サトリズムTVの動画、観ました。
今の状況をわかりやすくまとめて話してて問題点が整理されててスッキリしました。 と同時に目に見えない不安も感じますね。ウイルスのスパイク蛋白を攻撃するキラーT細胞の暴走の可能性に警鐘を鳴らしている部分は恐怖しかないです。
2023年まで続く治験の途中段階で特例承認されたファイザー製ワクチンの接種を国が勧めるのは、他でもない感染拡大を抑えるためですが、ワクチンの効果は発症を抑えることであって、感染そのものは防げず、逆に周囲にウイルスを拡散させるデメリットも内包しているとすればこれも大きな問題点ですね。
体内にワクチンを接種したことによる中・長期的な目で見たリスク そして感染を拡大させていく可能性があるリスク
この国 そして世界はどうなっていくのか 不安が募ります。
ワクチンの副反応は2回目接種が終わった翌日の6月5日だけで今は全く感じていないです。
2021/06/30 18:27 by ももPAPA URL 編集
ももPAPAさんへ
副反応が出なくてよかった。っていうかきっちり2回とも受けてるんだ。副反応の中で失明の例も出ていたんだけど、これは恐怖です。わたしは視ることが生きる意味に直結してるから。
それにしても皆さん上手く喋るというか、ある程度喋る前に話を組み立ててあるんだろうけど、分かりやすくしかも聞きやすく、さらに興味を繋いでいくようにしゃべるってかなり困難な技なんじゃないかと。サトリズムTVさんは話以外だと、最初視た時から今まであの眼鏡が気になって、左右のフレームの色が違うのか光の反射でそういう風に違って見えるのか、どっちなんだろう。
あの過剰に反応する免疫の話は本当に怖いけど、ああいうことが起こりうると知ってワクチン打った人は皆無でしょうね。実はああいった情報は医者や遺伝学者からいろいろと多角的に発信されてるんだけど、社会主義国家並みの検閲が働いているようで、あまり周知するまではいかないんですよね。ワクチンが感染を抑えるものじゃないっていうことさえも十分に伝わっていないし。どうかしてると思います。今回の記事のこの話題の最初の動画も新潟大学だったかの教授の警告だったんだけど、ユーチューブが検閲したために削除されて、わたしはユーチューブが言論弾圧している証拠にこのまま残しておこうと放置してます。
国はデメリットも何もかも結局ワクチンとの関連性は認められないと云ってしまうと回避できるから、もうその路線でいくつもりなんじゃないかな。絶対にメリットについてしか広めないと思いますよ。
とにかく情報を得る。これに尽きるんですよね。今回のようなのはある種の情報戦の中に放り込まれていると考えたほうがいいし、命がけの判断するのにいくらあっても情報は足りないっていうことはないです。なんだかいいことを云ってる言葉には全部眉唾で対応するような結構嫌な癖がついてしまいそう。
世界は特定の思惑に沿ったこと以外はものも云えないような世界へと確実に変貌していってます。まさか自由と民主主義の後にこんな世界がやってくるとは想像もしていなかった。
2021/06/30 20:34 by 薄荷グリーン URL 編集