青嵐 / 森山大道 「大道 東京」

こいのぼり





翠明





翠門





樹霞

2017 / 04
2017 / 01
2016
2017 / 01
高の原 / 新大宮 / 近所
Nikon L35AF / 写ルンです シンプルエース / Fuji Natura Classica
Fuji 業務用400 / Kodak SuperGold 400

この前鯉のぼりを撮ったので、こんなの披露出来るのは今しかないだろうと思って載せてみることに。他も年は違えど5月に撮ったものと思って選ぼうとしたものの、結果は必ずしもそうは行かなかった。まぁ適当に、実際は一月に撮ってるようなものでも、今の季節っぽいかなと見えるようなのを並べている。
五月はねぇ、わたしの季節なんだわ。この世界に初めて触れたこの月が体調も気分も一番状態がいい。いつものほほんとして闘争心の欠片もないって云う、春の朧な性格を貰ったのは負の刻印と云えないこともないけど、それでもやっぱり五月が好きだ。


☆ ☆ ☆


daido tokyo 1

daido tokyo2

daido tokyo3

森山大道の写真集。というか2016年初頭にパリのカルティエ現代美術財団が開催した同タイトルの展覧会の図録だと思う。分量的には前半がカラー写真、後半がモノクロ写真の、ページ数でいくとほぼ同量の二部構成になってる。面白いのは後半のモノクロの部が別に単独の形で出版されてる写真集「犬と網タイツ」をそのまま集録してること。どうやら「犬と網タイツ」として撮られた写真群そのものがこの展覧会のためにカルティエ現代美術財団から依頼されたものだったらしい。いちいち確認はしてないけど、別途出版された「犬と網タイツ」の全写真がそのまま掲載されてるんじゃないかと思わせるくらいの大ボリュームとなってる。
要するに「犬と網タイツ」にかなりの分量のカラー写真を追加した一冊になっていて、単純に「犬と網タイツ」の内容を知るには「犬と網タイツ」を入手するよりもかなり得な写真集となってる。ちなみにこの写真集には犬も網タイツも出てこない。ボリス・ヴィアンの「北京の秋」のようなタイトルのつけ方だ。
ただ、「犬と網タイツ」がそのまま内包されているかというと、話はそこまで旨くできてはいなくて、まず印刷の仕様が異なっていて、こっちのほうは黒い紙にシルバーのインクで印刷、全体に白い部分がグレーがかった仕上がりになってる。また1ページに4枚の写真を並べているところがあって、1ページ1枚の写真を載せていた別途写真集ほど余裕を持った編集になっていなかったりもする。まぁそれでもまるで印象が異なっているわけでもないし、由来から言えばこちらがオリジナルともいえそうなので、やっぱり盛りだくさんのお得な写真集になってると思う。
モノクロを撮っているとどうしても森山大道が撮ってきたような写真に捉われてしまうようなところがあったりするんだけど、当の本人はそういう自分のスタイルにそんなに云うほど捉われてるようでもなくて、その辺の拘りのなさというか自由であり続ける感性はやっぱり凄いなぁと思う。これだけ森山大道風って云うスタイルが世間に広まってしまうと、本人はもう本当に撮りにくくなると思うんだけどね。
カメラやフィルムにもまるで拘らなくて、今やニコンの安いコンデジで撮ってるというんだから、この自由さ、ただ写真を撮るということができればそれでいいという、その一点に拘り続けてるだけという身軽さは凄いと思う。デジタルのカラーで撮ってる写真はどちらかというとデジタル特有のペラペラのイメージになってる印象なんだけど、だから駄目だと否定もしないで、デジタルがそういうイメージを生み出すならそのペラペラ加減をむしろ楽しんでやろうって云うところも見えて、そういうところの許容量の広さも興味深かったりする。
何だかもう散々見飽きてきたような気もする森山大道の写真も、新しい写真はどんなものかと実際に見てみるとちっとも飽きてないことに気づいたりする。見慣れて馴染んだ森山大道の刻印が押されていながら、それと同じ場所でまるで新しいイメージが生み出されてるのに見入ってしまってる自分がいる。
全体はまさしく都市の断片を撒き散らしたパズルのような写真群で、森山大道によって仕掛けられたパズル越しに見せる都市の表情は極めて異様で新鮮だ。

この本のレビューの、単に説明補助のために撮っただけの写真なので、遊びでちょっと日付を入れてみた。荒木経惟なんかは好んで日付入れてるけど、いつも撮っているような写真にこれを入れるのは結構勇気がいる。スナップ写真は一気にスナップっぽくなるとは思う。でもこういうのが効果的に見えるイメージをあまり作らないから自分の写真に入れるとやっぱり浮いてしまうかなぁ。

☆ ☆ ☆

GONTITI / 28

どこかで耳にしたような印象の曲だと、さっきまで悩んでた。喉元まで出掛かっていて、でもその正体がつかめないもどかしさで悶絶してた。さっきようやく思い出したんだけど、ピッチオーニの曲だ。旋律の端々でピッチオーニのArizona Dreamingを連想する。









奥山由之の新作の写真集が今月の二日に出版された。わたしは予約しておいたのでもうすぐ手元にやってくる。
ということで一応情報だけ。ポラロイドで撮ってるくらいの情報しか見てないから、中身については今のところ何も書けない。






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