街の肖像画#5  - 溢れ出す光と収斂する光と + PLANET LAIKA + 入院のこと

鉄橋と溢れ出す光
2014 / 01 / Lomo Color Negative 400




ゲート
2014 / 01 / Lomo Color Negative 400





水面下でざわめく
2014 / 01 / Lomo Color Negative 400




京阪七条駅から東福寺駅辺りを歩き回って撮った写真から。2014年の1月と、一年以上前に撮った写真を今頃になって載せてみます。
上の写真は鴨川縁。七条辺りの鴨川とかもう観光地っぽいイメージなんてほとんどなくなってます。わたしとしてはここにかかる橋、唐橋の造形が結構好きなので、わりとお気に入りの場所だったりします。遠景に見える鉄橋はJR奈良線の鉄橋。南からやってきた電車はこの鉄橋を渡るとほとんど間をおかずに京都駅に到着します。
最近はハレーションだとかフレアだとか、写真に入ったほうが面白いので、フードつけないで撮ったりしてるんだけど、このカメラは特にそんな意図もなく保護フィルターをつけただけでそのまま撮ってました。おそらくサイズの合うフードを見つけてつけても、ファインダーの視野のかなりの部分がけられてしまうんじゃないかと思います。
でもこれ、あまりかっこいいフレアの入り方でもなかったなぁ。レンズの汚れとかも参加してるような出方だし。虹色の放射が入ってるところを見るとひょっとしてこのカメラのレンズはプラスチックレンズが混じってる?

二枚目の、窓から入った光が部屋の中で漂っているのを窓越しに見るって云う光の質感は結構好き。以前にここに載せた写真だと、バーバーとか祇園の窓越しの観葉植物の写真とかがそんな感覚で撮ってます。

最後のは水底に降り積もり、淀む光。放置された水槽の底のほうに溜まってる水の層とか、なんだかこの奥のほうに何かが潜んでそうで結構ホラー趣味的なところが、個人的には視線を引きつけられるんだけど、普通にはただ汚いだけのものなんでしょうね。

使ったカメラはフジカのフラッシュ・フジカ・デートでした。今のフジフィルムが昔出していた38mm画角のファミリーカメラです。ジャンクで確か500円くらいだったかな。この辺りのプラスチック製の大衆的なカメラはクラシックカメラのオーラもほとんど無いせいで今はおそらく需要もなく、売る気満々の値段をつけても仕方ないので、検査もせずにジャンク扱いになってるのが多いです。この機種もジャンクコーナーの常連。正規のガラスケースの中に置いてあるところなんか見たことないです。
見かけてもこのカメラの場合はなぜか大抵電池ボックスが液漏れで悲惨な状態になってるから、ここが綺麗なものを見つけたら、使える可能性はかなり高いカメラです。フジノンレンズ搭載で、実は結構よく写るカメラとして知ってる人には知れ渡ってるカメラでもあります。

フラッシュフジカ

見た目はコニカのC35EFと凄くよく似てる。コニカのほうはピッカリコニカの愛称で知られた、世界初のストロボ内蔵のカメラだったから、おそらくフジカのほうがよく言えば対抗馬、身も蓋もない云い方だと、後出しのコピーカメラだったんだろうと思います。

ピント合わせ以外はシャッターを切るだけの簡単カメラで、ピントに関してはピッカリコニカもこれも距離計はついてなくて、目測式のカメラとなってます。要するに、対象とどのくらい離れてるか見た感じで判断して、人のバストアップだとか山とかが描いてあるアイコンに合わせる形。
昔の廉価のファミリーカメラにはわりと平気で目測式のピント合わせしかついてないものが多いです。機構がシンプルなほうがファミリー的にはいいだろうという判断だったのか、でもそうは云っても目測式がカメラ知識を特別に持たない可能性もあるファミリー向けの親切設計とは到底思えず、まぁやってみると適当でそれなりに写りはするんだけど、当時のファミリーはこの目測式のピント合わせとか戸惑わなかったのかな。





Lomography Color Negative 400 35mm (3本パック)Lomography Color Negative 400 35mm (3本パック)
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Lomography (ロモグラフィー)

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一応この時使ったフィルムがあったので。
でもこれ、おそらく中身はコダックだと思います。


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PLANET LAIKA (OP)


PSのゲーム、プラネットライカのオープニングの音楽です。
クーロンズゲートのスタッフが関わっていたということで誰も夢想しなかったような世界の構築といった点でクーロンズゲートに負けてないし、ユニークさはこのオープニングを見ただけでも窺うことができるんじゃないかと思います。
オルガンの音もかっこいいイタリアン・ラウンジの雰囲気が横溢してます。色使いとか色の配置だとか動きだとか洒落たイタリア映画にでも出てきそうな雰囲気で、レトロモダンなガジェットとともに、ゲームで展開される世界とは思えないほどクールでお洒落な感じがします。
クーロンズゲートとともにこのゲームに関わったチーム「是空」はとっくの昔に解散してるけど、今のゲーム機でこういうどの方向にも媚びてないような印象鮮やかなゲームをもう一度結集して作ってくれないものかと夢想します。




プラネットライカプラネットライカ
(1999/10/21)
PlayStation

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☆ ☆ ☆


父の入院で、お見舞いのメッセージを送っていただいた方へ、本当に有難うございました。
返事にもちょっと書きましたけど、幸運なことに症状の程度はかなり軽くて、大事にならずにやり過ごせそうな形になりました。MRIの写真を見せてもらうとトラブル箇所が極微だったのと、回りの血管が必要な栄養などをトラブルが起きた血管を迂回して患部に運んでくれて、軽微な症状で済んだということのようで、脳の血管の冗長性に助けられた形になっていたんじゃないかと思います。
見舞いに行って聞いてみると、今週末くらいには退院の可能性も出てきてるとのことで、主な症状だったろれつが回らなくなっていたのもほとんど普通に会話できるくらい回復してます。梗塞を起こしていた脳が支配している側の体の動きが若干鈍いところはまだあって、そういうのも含めて、退院後も自宅でリハビリは続ける必要はあるらしいけど、自力で軽がると歩いてるし、ともあれ最初の山場は無事に乗り越えることができたような感じになってきました。
それにしても細い血管一本が詰まるだけでこんな事態を引き起こしてしまう、冗長性はある程度確保はしてるものの基本的には脆弱な脳という組織に全人格が乗っかってる状態は、考えてみれば結構怖いことなんじゃないかと、今回の出来事で思ったりしてました。

病院へ見舞いに行く途中の電車の窓なんかから、桜が咲き始めてるのが見えます。今年は桜の写真撮れるかなぁ。一応病院へ行くときもF3を襷がけにして持っているので、途上で見た桜なんか撮っておければいいんだけど、見た桜を追って電車を降りたり、回り道する気分の余裕はまだちょっと足りないって云う感じです。




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