【トイカメラ】去年終盤からお正月にかけてのお散歩写真 ~祇園周辺を中心に~ +年の最初は日本風に?

去年の終わり頃から今年のお正月の始まりにかけていろいろと撮っていた写真の中からいくつか選んで載せてみます。一つのカメラで集中して撮ってるつもりでも、出来上がった写真をあとで眺めてみると、その地域の全体の雰囲気を定着させるような写真というよりも、わたしの撮り方は一本のフィルムの中にそのフィルムがカメラの中に存在していた期間に出かけた場所の記憶が断片的に雑然と収まってるという感じ。その時々に立ち止まっては眺めたものたちの近視眼的で断片的な記憶みたいなものが殆どで、これで出かけた地域全体の雰囲気が分かるといったものとは程遠い写真になってるという感じでした。
場所的には10月下旬頃から11月にかけて動物園に行ったり紅葉を撮りに行ったりした関連で馴染み深くなった蹴上周辺だとか、普段出かけるたびにちょっと足を延ばして散策してる祇園周辺の風景が中心となってフィルムに詰まってました。


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この期間は貰ったデジカメ、ニコンのP5100というのが思いのほか気に入ってしまってこれの出番も結構多かったんですけど、気分はフィルムカメラにかなり親和性を感じるようになっていたので、常時フィルムカメラも携えて行動してました。フィルムカメラで比較的良く持ち出してたのはこういうカメラ。

LC-A+
LOMO LC-A+というトイカメラでした。
もとはロシアのカメラなんですが、わたしが持ってるLC-Aは最後に「+」がつく、最近になって製作拠点を中国に移して作られるようになったバージョンのものです。
妙な形してるカメラでしょ。底部にスライド・スイッチがあってそれをひくとファインダーとレンズに相当する上下の窓が開くようになってます。
わたしはトイカメラというと、今は潰れてしまって影も形もなくなってしまった寺町の洋書屋「ランダム・ウォーク」でみたホルガの印象しかなくて、ずっと長い間ホルガのみがトイカメラの頂点に立つという認識でいました。でも実は頂点に立つトイカメラというのは二つあって、そのひとつがホルガであるということには間違いないんですけど、残りの一つというのがこのLOMO LC-Aというカメラでした。本格的にトイカメラに興味が湧いてくるまで不覚にも知らなかった。
LOMOというのがメーカー名でLC-A+というのがカメラの名前です。LOMOのほうがロシアの光学機器メーカー、レニングラード光学器械合同の頭文字を繋げたもの。カメラの名前であるLC-Aの方もLOMO Compact Automatの頭文字を並べたもので出来上がってます。

ロシアの大衆向けカメラとして売られ、一つ一つの出来にばらつきがあるような程度の低品質のカメラだったんですけど、思うように撮れないカメラということでそういうことに価値を見出したヨーロッパのアート志向の若者の間で人気が出たカメラでした。この辺はまさにホルガと相似するような扱われ方ですね。
共産国の崩壊に伴って、自由主義側の高性能で安いカメラに押されて生産中止になったり、色々と紆余曲折の歴史があるカメラなんですが、現在はロモ社は生産からは手を引いていて、ロモグラフィーという支援組織が新生LC-Aとして機能を追加したLC-A+を中国を拠点にして生産しています。

ロシア以外の場所に広まっていくうちにトイカメラというちょっと特異な領域を代表する形になってしまったカメラだったことも影響してか、マニアックというかコレクター気質の人を刺激するところがあるようで、今のロモグラフィー製じゃなく、ロシア時代のロモ社製造のものだけが本物のLC-Aというような扱いをされることが多くて、昔のものの中古品が高値でやり取りされてるカメラでもあります。
わたしが持ってる「+」はLOMOが作ったものでもない現行の機種なので、ロシア時代のものだけがLC-Aを名乗れるカメラと考える人から見ると、おそらくロモグラフィーが中国で作った、LC-Aに似てるだけの唯のまがい物カメラとしか考えられないだろうと思います。

わたしがこのカメラを買ったのは10月頃に大阪の梅田に行った時のこと。この時梅田のカメラ屋の中古の棚にこれが並んでるのを見かけまじた。梅田の阪急前には大阪駅前第1~4ビルというビル郡があって、何故か知らないけどカメラ屋が複数店を出してます。この時気晴らしに大阪に出かけてこういうカメラ屋を見て歩いてるうちに、このなかの一軒で、LC-A+が売られてるのを見つけてしまったというわけです。しかも値段を見ると1万円もしてないような状態で。
トイカメラ扱いのせいなのか普通の中古カメラショップでは意外と見かけないカメラで、実際に中古の棚に並んでるのを見たのはこのときが始めてでした。
そしてこのカメラ、トイカメラとは思えないくらい値段的には馬鹿げた高値がついてるカメラでもあります。現行の新品だと確か3万円近くするはず。意外と小振りで適度な重さがあって持ってみると手に伝わってくる感じ、掌への収まり具合はなかなかいいものの、カメラとしての機能的な完成度、質から云うととてもじゃないけどこんなにお金を払って買うカメラじゃないです。これに3万使うならもっとはるかに質のいいまともなカメラが買えます。中古も安くなるどころか希少価値がついて、ロシア時代のものは同じくらいの値段でやり取りされてるし、わたしにはこういうことがネックになって興味はあったけれどなかなか手の出せないカメラでした。
それが1万円以内で店に出てたわけだから、見つけた時点でかなり気持ちが傾きました。とりあえず店の人に棚から出してもらってどんな状態なのか色々と自分で触って見ます。目利きでもなんでもないから触ったからといって何が分かるわけでもないんですけど、明らかに壊れてるようなところはなさそうでした。正直なところ安くなってると云ってもそれは通常やり取りされてる価格帯の3万円に比べてという話であって、わたしにとっては1万円は高額な買い物です。でも欲しくなってまた大阪に来るのも面倒だし、買わない方がどうも後悔しそうだったので、結構長い間考えた挙句、買うことに決めました。「+」付きでマニアからはまがい物扱いにされることもあるものだけど、値段的にいったらこれでも十分だとも判断しました。
ちなみに中古でカメラ買ったのはこれが初めての体験でした。

LC-A+の写真を見ると分かると思いますけど、巻き上げクランクの上に黒いビニール・テープが貼ってあります。これはわたしが貼ったものです。買って帰って持ち歩いてみるとクランクを収めて留めておくバネがいかれていて、これがぶらぶらと垂れ下がるように動き回るんですよね。些細なことだけど意外とこういうのはけっこう鬱陶しかったりするし、不用意に触ってフィルムが緩んだりしそうな気がしたので、テープで固定してしまいました。巻き上げクランクはフィルムを全部撮り終わったときにしか使わないから、こんな応急処置で十分です。実はこれ、店で試しに触ってる時は気がつきませんでした。

シャッターはきちんと切れるし、自動の露出も動作していて機械的な不具合はこの留めが効かないクランク程度といったような状態のカメラでした。あとは実際にフィルムをつめて撮影に不具合が出ないか確かめるだけ。そこで10月の半ば過ぎにこれに実際にフィルムをつめて試し撮りに蹴上の方に連れていったというわけです。

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噴水
LOMO LC-A+ : Kodak Ektar 100 ( 使用カメラ : 使用フィルム ): CanoScan 8600F
クリックで拡大します。

インクラインの跡地にある噴水。向こう側に船を乗せて運んだレールが見えてます。普段行ってもあまり人がいないところなんですが、そういう人の気配のないところに立って噴水が水を出してるのを眺めてると時間に忘れ去られてるようなちょっと不思議な感じがしてきます。噴水の動力が勿体無いように思えるけど、この噴水は疎水の高低差を利用して水を出してるそうで、ある種の自動機械のような感じになってるらしいです。
インクライン跡地ということで奥に見える線路がこの場所の主役であるのは間違いなし。でも線路は写真にとって見たりしても、線路上からでは傾斜してる状態が良く分からないので、絵として面白いものが殆ど撮れないという感じでした。
写真としては色味が少なくてちょっと単調になりすぎたかな。しかも全体に薄暗くてメリハリもない感じ。

放置状態のオブジェクト群
LOMO LC-A+ : Kodak Ektar 100
まるでミステリにでも出てくるような謎の建築物
LOMO LC-A+ : Kodak Ektar 100

インクラインで使われていた道具、装置がそのまま保存されてます。でも保存されてるといっても特別の収蔵施設に収めるわけでもなくどちらかというとそこら辺りに放置状態。放擲されたままその場所に時間が積み重なってるような感じで、あり方としては廃墟に近い印象を受けるんですね。またインクラインの線路沿いには、どうやらごく稀に人が入ってきてるような気配があるからかろうじて廃墟になりきってないような、限りなく廃墟に近い印象の謎の建物がいくつか散在してます。

ミスト風
LOMO LC-A+ : Kodak Ektar 100

跡地の中を歩いてると人のいない場所でこういう目的の分からない作業場に出くわしたりして、まるでゲーム「ミスト」の中をリアルに歩いてるような感じ。ここ、場所の持つ感触から云ったら誰もが気軽に出入り自由な、歩きやすい廃墟といった感じのところです。だから好きなのかも。

第二期蹴上発電所の遺構
Wide Lens Camera : Agfa Vista 400

またインクラインの傍らには三条通りを挟んで関西電力の第二期蹴上発電所という建物もあります。今は使われなくなった施設で歴史的な建物として保存されてるところです。窓ガラスは破れ、壁には六芒星が掲げられてるちょっと妖しげな気配を纏った建物。保存されてる建物ということで廃墟というのとは少し違うんですけど、この発電所も廃墟的な彩をこの一帯に付け加えてるかもしれません。

ちなみに廃墟というポイントだとこのインクライン跡から少し南に下っていくと、九条山の中に「アクアパーク東山」というウォーター・スライダーとプールの巨大でかなり不気味な廃墟があります。こちらは正真正銘の廃墟。
「アクア・パーク東山」の向かい側には全和鳳美術館というこれまた本格的な廃墟もあるし、この辺は廃墟好きには結構楽しめるポイントなんじゃないかと思います。

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トイカメラ風味
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400

鴨川沿い、四条から川端通りを少し下がったところにある団栗橋公園にあった遊具です。もう典型的なトイカメラのモチーフと写り方になってます。
LC-A+の写り方の癖は暫く使ってると大体分かってきます。派手目の色乗りと日光が出てる時などに顕著に現れる極端なハイコントラスト。それと周辺減光とオートで動いてる露出計の不安定さ。このあたりの特徴が合わさって、トイカメラ的な印象の画面を作ることがあるといえるんじゃないかと思います。
これなんかは夕方に撮ったということも関係してるのか絵に描いたように周辺で光量が落ちてるし、ゾーンで適当に決めるピントもぼやけた感じを追加してドリーミーな絵に仕上げてます。ちょっと典型的過ぎて返ってあまり面白くないかも。

白川散策1
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400
巽橋周辺
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400

ちょっと京都っぽい風景を。
四条京阪を少し上がったところ川端通りから東に向けて白川南道に入っていく辺り。白川疎水沿いの散歩道の光景です。写真には入ってないですけど、右の木立の向こう側を白川が流れてます。白川の対岸は祇園の料亭なんかの窓が川に向けて並んでる感じ。
この写真を撮ったのはスキャンしてPCに放り込んでおいたフォルダをみると、11月の初旬のことで、まだ陽射しに勢いがありました。
晴天で撮るとわたしのLC-A+は影を真っ黒に描き出す傾向があるみたい。おそらくわたしのものの個体差なんだと思いますけど、陽射しがきつい時に不用意に影が落ちてる風景を撮ると画面中に黒い幾何学が踊ってる異様な写真が撮れる確率が多いです。この二枚も同時プリントしてもらったのはそんな感じで、プリントしてもらったのを参考にフィルムからスキャンする段階で若干自分なりに補正してます。
神社は巽橋の向かい側にある小さな神社。今の状態でわたしは神社に入ることが出来ないので、周辺をうろついただけでした。喪中の間は神社に入れないというのは、入るとわたし自身に良くないことが起こるというような意味合いよりも、喪中で穢れを身に纏ってるから神社側が入ってくるなと拒否してるからなんだそうですね。

スクエア・フォーマットは絵にしやすい?
Nikon Coolpix P5100

これは同じ通りの川端通りに出て行く終点あたりの光景。遠景で車が見えてるところが川端通、その向こう側は鴨川です。
撮ったのは去年の終わり間近、12月の29日。スクエア・フォーマットの構図の練習をしてる時に撮ったものです。ハッセルで練習として撮るのはフィルムのコスト的にちょっときついので、ニコンのデジカメを四角サイズに変更して撮ってました。
撮ってるうちに日の丸構図も含めて結構どんなものでもそれなりに絵にしてくれる感じもあるサイズという印象になってきてるんですけど、そういうのって明確にこの構図は駄目っていうのがない分判断に迷うところはやっぱり大きいような気がします。
スクエア・フォーマットって考えてみたらレコード・ジャケットのサイズなんですよね。そういう風に考えると今まで数え切れないほどレコードジャケットなんて眺めてきてるわけだから、多少は馴染みが良くなるかもしれないなぁって思いました。

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寂れた祇園
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400

ここも祇園の中にある風景です。舞妓さんが歩いてるようなイメージとはちょっと違う祇園。
裏寂れた風情とか割と好きで、こういう光景に出会うと足が止まってしまうタイプ。廃墟的なものに通呈してるようなのが気に入ってるんだと思います。そういうのから派生して錆の浮いてる金属とかも好きだし、最近は枯れた花も写真にとって見ると結構面白いのに気づきました。

暗黒風景
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400

これも祇園の光景。八坂神社の少し南側、東大路通に抜けていく脇道の一つで、ジグザグの曲がり方がかっこよかったので思わずスナップです。撮ってる時に立て看板の下に人が怪しげに立ってたんですけどシャッター切ろうとする段階で逃げられてしまいました。
これはLC-A+の露出が完全におかしくなってたんだと思います。これ撮ったの確かお昼過ぎ。なのにこんなに暗い画面になってます。色転びも半端じゃないし。
ひょっとして壊れてる?という疑いが2割ほど頭に思い浮かばないこともないものの、でもシャッター押すだけでサラ・ムーン風の写真が撮れるような、暗黒が満ち溢れてくるカメラっていうのがあればかなり欲しいと思ってるから、たまにこんなのを撮ってくれるのはわたしとしてはちょっと歓迎したいところかもしれません。
ただ暗黒風景は良いんですけど、暗黒が綺麗に現像されすぎてる感じかなぁ。この暗闇にまだらの濃淡でもあればもっと雰囲気が出てくると思います。

祇園風景
Nikon Coolpix P5100

ニコンのコンデジで撮った祇園の風景も一枚だけ。撮ったのは確か11月頃だったかな。左の明かりがかっこいいです。それに京都っぽい家でもあるし。

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うさぎと自動車
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400

最後にもう一枚。これも祇園にある店の店先です。何の商いをしてる店なのか良く分からないけど。
お正月が出来なかったのでお正月とは関係無しとして、ひっそりとうさぎさんを差し出してみます。この写真、去年からのうさぎ好きの延長で撮った写真で、撮ってる時の眼目はもちろんうさぎでした。でもいまはこの写真の好きなポイントがちょっと変わってきていて、ガラスに写り込んでる自動車の写り込み具合がお気に入りになって来てます。写り込み写真ってちょっと意図的に撮ってみたいと思ったりしてます。

☆ ☆ ☆

今年に入ってから清水寺周辺の坂の多い街並みをハッセルブラッドを肩から提げて何度か散策したり、叡電の茶山の付近から白川通りに併走する疎水分線沿いに京大のグランドの脇を通って銀閣寺に至るようなコースをコンタックスのコンパクトカメラにモノクロフィルムを詰めて歩き回ったりしてました。清水の方は初詣に神社に近づけないからお寺なら入っても構わないかなという考えで歩いてました。ところがこの時期の京都は朝こそ太陽光が降り注ぐような晴天なのに昼過ぎになると必ず霧のような雨が降り出してくるという天気が続いていて、何度か足を運んだのに全部肝心の時間帯にはハッセルは濡れないようにしまいこんでしまってる状態のほうが多かったです。疎水脇を歩いてた時なんか、朝の晴天などまるで嘘だったかのように小雪が降ってきたりしてました。
晴れた空に騙され誘い出されては、雨と雪に晒されるというなんだかお正月早々から天気にいいように翻弄されたような感じ。そのせいかどうか知らないですけど、連休に入る頃くらいから結局風邪をひいてしまうことになりました。
連休以降は熱出してしまって布団に入ったり出たりの風邪ひきモードの生活が続いて、確かに暫く休みますとは云ったものの、こういう意味の休みじゃなかったんだけどなぁって思ってました。

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Me, Japanese Boy
Pizzicato Five


お正月気分の時にセレクトした似非日本風がポイントの曲を一つ。
バート・バカラックの曲で64年にボビー・ゴールズボロの歌でヒットしました。
ハーパース・ビザールの演奏したのが飛びぬけて良いんですけど、残念ながら見つかりませんでした。
曲は日本人ならいい加減うんざりしてる勘違い日本の典型的な曲調という感じかな。でもバカラックが作ってるせいか、曲自体の出来がいいのでうさんくさい日本のイメージもそれほど気にならないで聴いていられるところがあります。でもいつまでたってもどうして区別がつかないんだろう。
これはピチカート・ファイブがカヴァーしたもの。勘違い日本的なイメージを逆手に取ってるようで面白いです。日本勢だとほかでは布施明もカバーしてます。

Astrud Gilberto「イパネマの娘」日本語版


ちょっとゲテモノっぽいものついでに思い出したので、この日本語で歌うアストラッド・ジルベルトを一曲。「ゴールデン・ジャパニーズ・アルバム」というのに入ってます。アマゾンだと幻の珍盤扱いでした。
曲はまぁ周知のものなんですけど、ブラジルの人が日本語で歌うとこんな感じになるらしいです。
解消しようのない違和感があってなかなか楽しい。

Grant Green Deep River



探してみたらグラント・グリーンの「ディープ・リバー」があった。色々なミュージシャンのアルバムにギタリストとして呼ばれ、自身のアルバムもそれなりにリリースしてたけれどセールス的にはあまり成功しなかったブルー・ノートのギタリスト、グラント・グリーン。
これは彼が遺したゴスペル・スピリチュアル・ソングを集めたアルバム「Feelin' The Spirit」に入ってた曲で、わたしがグラント・グリーン好きになったきっかけの曲です。ちなみにハンドルネームを決めた理由にこの人の名前も入ってました。
垢抜けないしワンパターンだし、決して上手いギタリストじゃないんですけど、どこかひきつけるところがあって。こういうのは歌心があるっていうのかなぁ。この演奏なんかシングルトーンでとつとつと弾いてるだけという印象が強いんですけど、それでも無条件で心に染み入ってきそうです。
ちなみにこの「ディープ・リバー」、アルバムではボーナス・トラック扱いで、さらに日本版のCDには収録されてませんでした。最近リリースされた版では収録されたものも出たようですけど、未収録のものと混在してるみたい。

ピアノを弾いてるのは若き日のハービー・ハンコック。リリカルでこのピアノの演奏もまた魂の響きに満ちてるようです。

夢であいましょう


中村八大が作った曲の中ではかなり好きなほうに入ります。NHKの古いバラエティ番組の主題歌だった曲で、当時歌ってたのは坂本スミ子。オーケストラをバックに坂本スミ子が歌うのもドラマチックで良いんですけど、いい状態のが見つかりませんでした。
この曲は他の人が歌ってるのってほとんど聴いたことがなかったので、忘れ去られた曲だと思ってたのが、今歌ってる人がいるんですね。
歌ってるのは村上ゆき。古い日本のスタンダード曲を取り上げてるジャズ・シンガーです。ピアノバックのシンプルな演奏でわたしの持ってたこの曲のイメージとは若干違ってたんですが、こういうのも良いです。わたしはこういう時代の歌が大好きなので、もっと知れ渡って欲しいと思います。
Youtubeを漁っていて気づいたんですけどこの曲は嵐の二宮もカバーしてるらしくて、ひょっとして現在では若い人の方が知ってる人が多くなってる曲かもしれません。



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シークレット・ライフ+2シークレット・ライフ+2
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ゴールデン・ジャパニーズ・アルバムゴールデン・ジャパニーズ・アルバム
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アストラッド・ジルベルト

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