2013/11/25
【写真】この夏、とある街角で見ようとしていた、なにか 7。 +【音楽】Jerusalem George Bean Group

週一で整形に通っていて、まだ痛みが収まらないと報告するのが、なんだか仕事がまだ完了していないと報告してるような気分で気が重い。
☆ ☆ ☆
前回のが大阪編なら、これは伏見稲荷編になるかな。
最初のはこの前桂川が決壊寸前になった台風の時、その数日後に伏見稲荷に行って近くを流れる疎水で撮ったもの。疎水に流木なんて始めて見ました。水草もこんな風に流れてきて、川面で様々な模様を作ってました。
さらに数日後に行った時は綺麗になっていたから、疎水全域にわたって掃除したんだと思うけど、大変だっただろうなぁ。

伏見稲荷の門前町で。
ちなみに撮っていたのは酷暑の真っ盛り。奥の外人さんもぐったりした様子。
これは焼いてるのは鰻なんだけど、、この辺りで焼くものといえばすずめの焼き鳥が名物。お稲荷さんは五穀豊穣の神様で穀物を食い荒らすすずめは害獣にあたります。だからすずめを食べて成敗するという形になってるというわけ。

直線と方形の組み合わせ。ちょっとシンプルすぎるかと思って、見つけた後も撮ろうかなどうしようかなとこの前の道を行ったり来たりしたんだけど、どうにも気になって最終的に撮ってみたもの。
でもやっぱり逡巡したとおり、なにか物足りないか。
この前の監視カメラの写真はあれ以上の被写体は必要なかったのが感覚として納得できていたんだけどなぁ。

稲荷大社の狛狐の尻尾の先についてる宝珠。
この後狐の背中のラインがもうちょっと入っていたほうがいいと思って、別のカメラを持っていった時に同じ構図で撮り直したりしてます。
そして、この一連の撮影でPEN Fに入れていたフィルムの、これが最後のコマでした。
この頃に狐面を持った少女たちとすれ違って、こちらも引き入られ、この後一旦ハーフカメラを離れて、ニコンF2だとかオリンパスOM-1だとかを持って伏見稲荷大社に入り浸るような感じになっていきました。
伏見稲荷大社や稲荷山を撮るのにOM-1に入れていた何本目かのフィルムを14枚撮った時点で転倒のトラブルに見舞われて、転倒した時は雨降りでカメラを持っていなかったのが幸運だったけど、その後今に至るまでOM-1のフィルムカウンターは14で止まったままになってます。
カメラを持ち上げられるようになったらとりあえずこの15枚目から再開するつもり。
OLYMPUS PEN F + E Zuiko Auto-T f3.5 / 100mm
フィルムのこともちょっと書いておこう。
PEN Fの撮影に使っていたのはコダックのGOLD100って云うフィルム。安売りフィルムの類です。買い置きしていた36枚撮りのものを使ったので結果的に大量に写真撮らないと撮りきらない状態になってました。プリントのことなど考えると、ハーフカメラは24枚撮りのフィルムを使うほうが理性的だと思います。
PEN Fはシャッタースピードの最速が1/500なので、高感度のものよりも感度100くらいのフィルムのほうが露光オーバーにもなりにくくて使いやすいです。
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Jerusalem from the 1967 film 'Privilege'
昔深夜放送でたまにやっていた「傷だらけのアイドル」という英国映画の一シーン。
映画の内容はまるで印象に残ってないんだけど、スモークに浮かび上がる幻想的で壮大で、そしてどことなくきな臭い、この曲が歌われるシーンの印象は妙に頭に焼き付いてました。
マンフレッド・マンのボーカリスト、ポール・ジョーンズが主演の、権力者によって大衆操作のためにでっち上げられるアイドルの悲劇といった内容の映画らしいです。やっぱり内容はあまりよく覚えてない。
この曲、もとは賛美歌なんだけど、ロックを聴いていた人にはEL&Pの曲としてのほうが耳に馴染みがあるかも知れないです。
JERUSALEM - Last Night of the Proms - 2010
Privilege (1967) Trailer