【写真】私的京都駅ー今年最後の更新。 +【音楽】The Killers This River is Wild

向かう人たち


写真はロモのスライドフィルムXPro 200を使ったクロスプロセス現像です。燃える世界になるベルビアじゃないタイプのリバーサルフィルムを使ってみた結果、こっちは緑と黄色に色転びして、タイプは違えどやっぱり独特の雰囲気になります。

ということで、今年も彗星絵具箱に来訪有難うございました。来年もまたよろしくお願いします。

個人的には今年後半は結構トラブルに見舞われていた感じ。夏に膝がおかしくなってから、秋の初め頃に転倒して骨を割ってしまうといったことが起こってしまって、気分が停滞したまま今年後半の時間が過ぎていったような印象の年でした。今年は秋が存在しなかったような気分で、汗を拭き拭き稲荷山を登っていたのにふと気がついたら防寒の服を着る季節になってました。
来年はあまり整形通いをしなくてすむような年になったらいいなぁ。

先日腕のレントゲン撮りに行ったら、少しずれてくっついてるといわれました。痛みが取れないようだったらまた一月後くらいに来なさいといわれ、このまま痛みが収まれば、治療はこれで終了ということになってます。痛みはかなり軽減されていてカメラも苦もなく持てるような状態にはなってるんですけど、ちょっと波乱含みで年を越しそうな予感がしてます。

転倒した場所にあれから行ってみました。三条大橋付近の歩道だったんだけど、足元を見てみると他は全部凹凸のあるいかにも摩擦係数が大きそうな路面になってるのに、わたしが滑った場所だけ凹凸のない案内板が埋め込んでありました。運悪くその一枚だけ貼ってあった道案内の板に足を踏み出して滑ってしまったわけで、こういう運の悪さも今年で払拭出来たらいいなぁと思ってます。

☆ ☆ ☆

体に気をつけて、背を伸ばし、前を向いて歩いていきましょう。
皆様も良いお年をお迎えください。





LOMO LC-A +MINITAR1 F2.8 / 32mm
LOMO XPro 200をクロスプロセス現像。
クロスプロセス現像はポパイカメラ仕上げです。


☆ ☆ ☆


The Killers - This River is Wild


若干UKのロックバンドの印象があるけど、アメリカの、それもラスベガスから出てきたバンド。
野太いサウンドとメランコリックで繊細な感じが上手くミックスされているのが印象的って云うところかなぁ。
ちょっと土臭い気配もあるかも。
キャッチーで乗りやすい気持ちいい音で迫ってきます。
わたしはアルバム、サムズ・タウンを聴いただけだったので、それほどメジャーなバンドだと云う印象ではなかったんだけど、今ではアメリカを代表するようなロックバンドになってるんですね。
日本でも人気があるのか最近来日したようです。日本でキラーズといえば、ピンキーとキラーズがいるわけで、でもそんなこと全く知らなかっただろうなぁ。


サムズ・タウンサムズ・タウン
(2010/08/04)
ザ・キラーズ

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【写真】私的京都駅ークリスマス +【音楽】クリスマス・キャロル Annie Lennox In The Bleak Midwinter

クリスマスランドのアリス


クリスマスツリーの写真だけど、肝心のツリーは大半がフレームの外。
京都駅の地下街ポルタの、ガラス天井から京都タワーを望める広場に設置してあります。
テーマが不思議の国のアリスということで、物語にちなんだキャラクターやアイテムがちりばめられたクリスマス・ツリーになってました。

京都駅は今、このツリーのほかにも大階段のふもとに巨大なのが立っていたりして、クリスマス・モード全開になってます。

フィルムが入っていた4台の写真機のうちコンタックスのを全部撮り終えて、早速久しぶりにフォトハウスKに持っていって現像。この写真は怪我で中断していたものを早く最後まで撮り終わろうとして撮っていたそのフィルムのなかの一枚でした。
他にはLC-Aに入れていたのもあれから残りを全部撮り終えて、これを書いてる時点では、ポパイカメラのほうでクロス現像を頼んでる最中。
腕が何とか動かせるようになってきたら、淀んでいた時間は急激に動き始めたようです。


CONTAX T3 +Sonnar F2.8 / 35mm

☆ ☆ ☆


クリスマス・キャロルですけど、いつか書いたように好きな歌を集めるという方針ではクリスマスの記事を毎年新しい歌で書き連ねていくのは、何しろ好きなクリスマスの歌なんて毎年増えるわけでもないので、かなり難しくなってきてるという状況は全く変らず。
かといって好きでもない歌を載せるのもつまらないし。

ということでここは開き直って、今までにピックアップした好きなクリスマス・キャロルのアレンジ違いのものを取り上げることにしようと方針転換してみました。

Annie Lennox In The Bleak Midwinter( I Den Kolde Vinter) 2010



ホルスト作曲の讃美歌で以前Gloucester Cathedral Choirのものやシゼルのものを取り上げたことがあります。どちらかというと聖歌隊が歌うような静かなのが雰囲気だと思ってたけど、今回のはとても力強くてソウルフル。でもこういうのも結構聴かせる雰囲気があったのが意外でした。歌ってるのは元ユーリズミックスのボーカリスト。
このPV見てたら雪景色の写真、撮ってみたくなる。去年というか今年初めの頃に雪が降る光景が撮りたくて宝が池に通っていたことを思い出しました。結局寒いだけで一度も雪なんか降らなかったけど。



Christmas Cornucopia (Digipak)Christmas Cornucopia (Digipak)
(2010/11/11)
Annie Lennox

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【写真】稲荷山熊鷹社付近 初めての自家現像。 +【音楽】Inuit Throat Singing

稲荷山熊鷹社への石段


この記事は腕を怪我する前に書いたものです。
もうちょっと何か書き足そうかなと思ってたんだけど、今年中にアップするつもりだったので、この辺りで表に出してみます。

☆ ☆ ☆

いつだったかさかのぼって調べるのも面倒だけど、おそらくもう2年ほど前くらいに、現像タンクとフィルムピッカーなるものを買って、モノクロフィルムを自分で現像してみると書いたことがありました。
書いてから暫くは、なんだか本当にやれるのかと半信半疑の状態に陥って放置状態だったんだけど、今年の夏頃から他に必要な道具を買い揃えていって、先日、これは記念として日にちを明記しておいたほうがいいかもしれないので日付つきでいうと10月の10日に初めて自分の手でモノクロフィルムを実際に現像してみました。

と書き始めたものの、これは現像の手順なんて微にいり細にいり書いたとしても、おそらく興味を持って読んでくれる人なんてほとんどいないだろうから、ごく簡単にやったことを列挙して済ませてしまいますけど、現像の手順は5つしかなくて、現像、停止、定着、水洗、水切りー乾燥と、これだけですんでしまいます。極端に言えば5種類の薬液を使う分だけビーカーに入れて、最初の3種類は経過に沿って現像タンクに入れ替えていくだけ。残りの水洗系統の2過程はタンクから取り出した現像完了のフィルムのリールを指定時間薬液につけるだけで処理できます。

やってみる前はややこしそうと思っていたけど、整理してみるとこれだけの過程で、溶かした後安定するまで一日ほど安静にさせておかなくてはならない現像液など、薬液の準備といった前段階の作業や、仕上がったフィルムの乾燥などの後処理の時間を省くと、現像タンクに薬液を入れて攪拌してるような要の工程は30分もかからずに終了してしまいます。
難しく考えて、失敗したらフィルムに写した画像そのものも得られないような結果に終わると思っていたのに、かなり適当な作業になってしまったんだけど、それでも画像を得るという段階はかなり無茶なことをやったとしても画像の質は問わないなら簡単にクリアできるようなレベルで心配する必要もなかった感じでした。やり方の上手い下手で斑が出来たりするというのも聞いていたけど、そういうこともわずかでも下手を打つと見舞われるというほどのこともなく、仕上がったフィルムをスキャンしてみると、初めてやってみた作業だったのにまるで現像むらになったところなんてないという結果で終了しました。

やってみた感じはまるで理科の実験のようだということ。フィルムを使った写真のウェット・プロセスはまさに化学反応の結果だし、薬液を入れたビーカーを使う順番に目の前に並べ、作業の経過にそってタンクに注ぎいれたり排出したりなんていうことを繰り返してるのは、実験のようだというよりも化学実験そのものの行為だったかもしれません。
そういう化学反応の果てに、現像タンクから取り出したフィルムに自分が撮った写真が浮かび上がっていたのを見た時は、これはやっぱりちょっとした驚きであって、ワクワクドキドキのなかなか楽しい体験でもありました。

とにかくどうなるか分からないけど一度実際にやってみないことには始まらないと思ってやってみた結果として振り返ってみると、現像の作業そのものは整理してみればシンプルなものだったけど、作業手順のスピードが思った以上に余裕がなかったということは完全に思惑違いでした。頭の中では何度もシミュレーションしてから始めてるのに、現像液をタンクに注ぎ込む開始の作業からして慎重に行き過ぎて20秒くらいかかって、最初の連続1分攪拌を残り40秒に短縮するのかそのまま1分強行で攪拌を静止させるまでの時間を1分20秒まで延長するかという判断を迫られたのを皮切りに、その後の25秒放置の後5秒攪拌というのを6分くらい続けるという過程の、こんなことでさえも考えていた以上に余裕がなかったことはやってみて始めて分かるようなことでした。
慌てなければ大丈夫と頭では分かっていても、実際には慌てます。
結局、予想外に早く進む秒数に押されてこの程度で次の段階に移ってもいいのか?作業量がたりないんじゃない?っていうのが重なり、時間通りに進まない気配濃厚なのにもうちょっとやっておいたほうがよさそうと、規定されてる配分をわずかに超過する部分も多くて、得られた画像の質は若干現像しすぎたんじゃないかというところがありました。ブログに載せてるのは若干フォトショップで明るさやコントラストを修正してます。
今オリンパスのOM-1に次に自分で現像するつもりの2本目のモノクロ・フィルム、コダックのトライXを入れて撮ってるんですけど、これを撮り終わったら次の現像はもうちょっと首尾よく出来るんじゃないかと思ってます。

ともあれこれでモノクロは印画紙に焼くという段階を除けば(なんだかこれが一番重要なプロセスだという気がしないでもないけど)、かなりの部分を自分で制御できる可能性を手に入れたし、なによりもランニングコストがかなり軽減されるという利点もあって、フィルムで写真を撮っていく上で助かる部分が多いです。
映画だってフィルムの質感にノックアウトされてるような人間だし、トイカメラから始まって、写真でも粒子による画像にそういうフィルムの質感好きの体質を覚醒させられた段階で、ランニングコストのことはある程度度外視はしてました。フィルム代をどうこう云うほどけち臭くないといったような意気込みでやってはいたんだけど、そういう考えはまた別として現像代などの外部に発注していた費用が軽減されるのは単純に歓迎するところがあります。


☆ ☆ ☆


一番最初の写真はこの前の記事で書いたように狐のお面に誘われたのがきっかけで大いにはまってしまって、今でも暇さえあれば写真機片手に足を運んでる伏見の稲荷大社で撮った写真。正確に言うと稲荷大社の背後にそびえる霊山稲荷山の、山巡りへ誘う鳥居のトンネルをくぐって行った先で、一番最初に稲荷山のいかにも異界らしい光景を目にする場所。この石段を上がったところに熊鷹社という社と新池、別名谺ケ池(こだまがいけ)という、神秘的な山中の池とお塚群があって、ここから稲荷山の本格的な山登り、異界巡りが始まります。
このところブログの中でもごちゃごちゃした混沌そのものというような写真が撮ってみたいなんて書いてますけど、そういう意図がわりと上手く出た写真じゃないかと、この自家現像フィルムの中では一番気に入った出来になっていた写真でした。
自家現像、失敗しなくて良かった。画像を得ることはかなり簡単にクリアするとは書いたけど、手酷い失敗をしたら、この写真、得られない可能性もあったところでした。でもそんな失敗してたらこの写真があったことも分からない結果になっていたから、痛恨の出来事扱いにもならなかったかもしれないけど。


奥社手前の森の中

初めての自家現像フィルムからさらに何枚か載せてみます。

これは熊鷹社のほうじゃなくて、千本鳥居への入り口の鳥居の脇の森の中においてあった像。まだ山に入るはるか手前くらいのところで稲荷大社の敷地内、本殿の裏側とでもいうような場所にありました。傍らに由来とか説明が書いてあったけど読んでないです。今度行ったら読んでこよう。
なにやら向こう側に開いてるような空虚な穴を掲げて見せてるような狐の像はここにしか見ないものでした。
空虚な穴を掲げてるというのがなんだかこの世界の論理からちょっとずれてしまってるようなところがあって面白いです。説明読んでたらまるで違うことが書いてあるのかもしれないけど、前に立った感想はそんなところでした。
シンメトリーな画像にしたかったけど、撮影に使っていたコンタックスT3はコンパクトカメラだから、どうしても近接の対象だとパララックスが発生するために、一応気を使ってはいたものの若干ずれてしまってます。これとかレンジファインダーの類は作者側の意図が届かない部分が持ち込めてそれが使う面白さではあるものの、真ん中に置きたいとか思うようなフレーミングにはあまり適切なファインダーじゃないです。

それと背景もこんなにぼかすつもりじゃなかったんだけどなぁ。
T3は、というかT3に限らずコンパクトカメラの多くはプログラム・オートで撮ると出来るところまで開放絞りで撮って、開放で撮れなくなってから絞り始めるという動きをするから、この暗い森の中だとおそらく絞りは開放に近くなっていたんだと思います。
絞り優先でも撮れるようになってるカメラだけど、こういう機能は開放好きの人が絞り開放で撮るために使いそうな機能というより、むしろオートだと開放で撮ってしまうような状況で絞り込みたい時に使う機能っていう感じがします。これも絞り優先でちょっと絞って撮ったほうが良かったかな。


千本鳥居01

伏見稲荷大社でおそらく一番有名な千本鳥居。伏見稲荷大社の写真は今も撮り続けてる最中なのでそのうちまとめてブログに載せるつもりでいます。なにしろ稲荷山もまだ中腹までで頂上まで登っておらず、見てないところが一杯あります。

土影



恥ずかしがり屋の看板人形



立ち上がる自転車

こっちは街中で撮っていた写真。街の形や色、この場合はモノクロだから陰影になるんだけど、そういうのをファインダーで切り取ってフィルムに採集していくような意図で撮ってる写真です。これは場所は河原町丸太町辺り。自転車置き場なのかこういうディスプレイなのかよく分からないけど、自転車が直立してました。
自転車はもう少し上にフレーミングしたほうが良かったかな。電灯の笠の位置でフレームを決めたんだけど、画面上部の暗闇の分量はちょっと多すぎて間延びしてる感じがします。



CONTAX T3 +Sonnar f2.8 / 35mm
Kodakのモノクロフィルム Tri-XをKodakの現像液D-76で自家現像


☆ ☆ ☆


Huun-Huur-TuのThroat singingの動画を探していて見つけたもの。初めて聴いてちょっと変わっていたので興味を惹かれました。

Tumivut - Inuit Throat Singing - The Competition Song


Inuitとあるからエスキモーの間で歌われてるもののよう。
ちょっと調べてみると、タイトルにもあるように競技的な、というか動画を見てもそんなに競い合ってる感じもしないから、ちょっとしたゲームのような歌のようです。
男たちが狩りに行ってる間に女たちがする娯楽。女性二人が向かい合って、歌の技を繰り出し、息が続かなくなったり歌が止まったり笑ったりしたほうが負けというようなゲームらしいです。
日本でいうにらめっこのようなものの歌バージョン?
とにかく笑ったら負けというから、ゲームは必ず笑顔で終わるんですね。
考えてみたら、にらめっことかも笑顔で必ず終わるし、敗者が絶対に笑って終わるというあり方は競い合うものとしてはかなりユニークなものなんじゃないかと思います。



Female Mongolian Throat Singer


こっちもThroat singingの動画を漁っていて見つけたもの。わたしはこういう歌はドスがきいてるし、男性が歌ってるという思い込みがあったので、女性の歌い手さんが歌ってるのはかなり新鮮でした。
モンゴルではこういうのが一般的な歌い方だったら、カラオケとかはかなりサイケデリックだろうなぁと妄想してみたり。
前にチベットの尼僧チョイン・ドルマの音楽を取り上げた時にも書いたけど、声明なんかにも通底してるこういう音楽は、アジアの人間だと感覚的には無条件で理解できます。




【写真】私的京都駅 +【音楽】The Seekers The Water Is Wide

大階段前


まだ左手に痛みが残っていて、特に手のひらを反して手の甲の側に曲げる時に左腕外側の筋肉に沿って走る痛みがなかなかしつこい。運の悪いことにちょうど一眼レフのカメラを構えた時にカメラをしたから支える手の形がその形に近いです。だから未だに一眼レフは持ち出す気にならないし、OM-1に入れてるモノクロフィルムは14枚で止まったまま。
でも他の動きはかなり気にせずに出来るようになって、手のひらを反さなければ左腕は普通に持ち上げられるから、三角巾が取れてからは、水平に伸ばした人差し指の上におくだけでも支えられるコンパクトカメラでまた写真撮りだしてます。LC-A、CONTAX T3、ナチュラ・クラシカ辺りが大活躍。
LC-Aはクロスプロセス用のリバーサル入れて、高コントラストの被写体狙い、T3は通常撮影用に感度100のフィルムを入れて、ナチュラ・クラシカは伏見の稲荷山頂上付近が森のなかでかなり暗いために感度100のフィルムを入れたT3で撮りきれなくなって、感度1600のフィルムを入れて稲荷山撮影用にしてます。
現在のところ各フィルムの撮影状況は三台とも20枚と少しくらい。複数で分散してしまったからフィルム一本撮りきれたものがなく、転倒で中断したままのOM-1も入れるとトラブル前後から80枚くらい撮ってるんだけど、まだどれ一つ現像できないでいます。
どれか一つとにかく使い切って現像してみなくては。とりあえず普通に撮ってるT3が一番早く撮り切れそうかな。

あとタイピングは不思議なことに小指の動きが結構響きます。肘の辺りからどういう経路で小指に繋がってるんだろう。

☆ ☆ ☆

京都駅は結構好きな建物だったりします。遊びの空間がかなりあるのが新鮮。通路を通っていったら得体の知れないオブジェが立ってるだけの行き止まりだとか、まるでロールプレイングゲームのダンジョン巡りしてるようなところがあります。
ここは八条口にある黒っぽい建物が見えるところがお気に入り。
最近までこの黒い建物の正体を知らなかったんですけど、どうも単なるホテルのようでした。
もっとかっこいい用途のビルだと思ってたのに。

この写真も最近やってる体感露出だったんだけど、露光不足で色があまり上手く出てない。フィルムからのスキャンは上手くできなくてプリントからのコピーです。


防寒カーテンのカフェ





LOMO SMENA 8M + T43 F4/40mm


☆ ☆ ☆

使ったカメラ、スメナ8M

スメ8

左の影になってるのがケース。実は最初に持っていた中央のにつけるためのケースを探していて、難波のトキワカメラで3000円くらいだったかな、ケースを見つけたので買おうとしたら、ケースは本体の付属品で結局ジャンク扱いの本体も一緒に買うことになりました。
右横のがケースについていたジャンクのスメナ8M。ちなみにジャンクといってもストロボのターミナルがもぎり取られていただけで、カメラそのものは撮影に使えました。
このカメラ、ストラップをつけるところがどこにもなくて、ケースについてるストラップを利用しないと体にぶら下げられない仕様になってます。

つけてる外付けのファインダーはリサイクルで捨て値で売っていた適当なもの、50mm用だからスメ8の40mmレンズにはこの時点で合ってないんだけど、元のファインダーがあまりにも役立たずなので、安く買ったファインダーを目安程度につけてます。
大体どの辺りを狙ってるかアバウトに判断できる程度には役立つ感じ。

カメラは本体はペカペカしてる安っぽいベークライト製なんだけど、レンズの鏡胴が吃驚するほど豪華なアルミの削り出しという作りになっていて、そのアンバランスさにもよるのか意外と見た目はかっこいいです。
アンバランスといえば、どうしようもないファインダーもアクリル板じゃなくて、なかに透明度の高いアクリルのブロックが入れてあるという妙に手の込んだことがしてあり、ロシア人の思考回路がいまいち理解しがたいです。


☆ ☆ ☆


The Seekers The Water Is Wide


曲は以前、エヴァ・キャシディのものだったか確か一度載せたことがあるんですけど、今回はザ・シーカーズのバージョンで。
シーカーズは60年代にオーストラリアから登場し、イギリスで活躍したコーラスグループ。どうも今でも活動してるみたいです。
アイルランドの古い歌。何度も書いてるかもしれないけど好きな曲が多いです。







Very Best Ot the SeekersVery Best Ot the Seekers
(1997/10/16)
Seekers

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【写真】水の裏側 +【音楽】Bjork Like someone in love

藻


この前経過のレントゲンを撮った際、もう三角巾で腕を吊る必要はないということで約一ヶ月ぶりに首にかかる負担が取り除かれ、これが結構鬱陶しかったから、かなり開放された気分になりました。痛みが残ったままなので取った当初はかなり不安だったけど、それから一週間以上経過しても吊るのをやめたからさらに悪化したという様子もなくて、不安もそんなに大きくならずにすんでます。
腕を吊った初日、整形から帰る電車で一度席を譲ってもらえたのと、スーパーでレジの人に買ったものを袋に入れてもらえたのが不自由と引き換えに手にしたささやかな特典でした。
もう特典はなくなったけど、当然自由な腕のほうがありがたいです。

☆ ☆ ☆

ちょっと、今回のはタイトルがかっこいいんじゃないかと。なにやら意味深で、でもそのわりに意味不明で。

イメージとしては「一枚、皮膜の下になにかある」という感じ。感覚的には恐怖とまではいかないけど、どちらかというとホラーっぽい、気味の悪い感触に近いです。
淀んだ水の底で何かが蠢いてるって、怖いもの見たさで逆に視線が釘付けになったりします。

まぁこれらの写真が気味の悪い感覚を滲ませてるところまでいってるかというと、正直なところそこまでは行かないとは思うけど、こんなものは撮らないと選択しなかった決断の延長の果てにはこういう感覚があったんじゃないかと推測してます。自分のことを推測なんて変な感じかもしれないけど、撮った時の写すかやっぱりやめるかの判断なんて自分でもよく分からないです。

最初の水に淀んでる藻なんて綺麗な被写体でもないんだけど、綺麗なものだけが対象と限定する理由もないし、ホラー映画や恐怖譚の好きな感覚もわたしの感覚として、自分の感覚に沿うものはとりあえず撮ってみるのはいいんじゃないかと思ってます。
最初のこの写真、巨大な鉢に淀んでいた水でした。撮る時にちょっと考えたのは鉢を入れるかどうかということ、端っこに未練がましくちょっと入り込んでるのが逡巡を表してるようです。単に水面というのじゃなくて巨大な鉢に溜まってるという様子も要素としてはあったほうがいいような気が今でもしてます。
それと水草の位置がもう一つかなぁ。もう一度撮り直しにいってみたい。

真ん中のはタイトルをつけるなら水底でまどろむ魚の夢なんていう感じかも。ちなみに真ん中の写真にはちょっとした秘密があります。でも、その秘密はばらさない。


水底でまどろむ


亀と深遠





KONICA BIGMINI F + KONICA LENS F2.8/35mm
OLYMPUS PEN F +F.Zuiko Auto-S F1.8/38mm


☆ ☆ ☆


Bjork - Like someone in love


チェット・ベイカーが歌ったのが良く知られてる、ジャズのスタンダードナンバー。終盤にちょっとオーケストラが入ってくる以外、ほとんどハープだけをバックに歌われるこれもいいです。
破格の歌い方のように見えて、伝わってくる情感はかなりストレートに胸に迫ってくるようなところがあるのが不思議なところ。
知らない間に聞き惚れてたりします。
聴いてる人間を触発し、予想もしなかったような感情を引き出して、この人は歌手というよりもシャーマンみたいだと思ったことがあるんだけど、これにもすでにそんな特徴が表れてるような気がします。





Debut + Bonus TrackDebut + Bonus Track
(2007/09/11)
Bjork

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【写真】大川から淀川河川敷公園へ 完結。 +【音楽】流離の歌 PIERO PICCIONI  Arizona Dreaming

柴島浄水場


未だに腕の痛みは取れ切れないままの状態が続いてます。先週整形で痛みが残ったままの状態で経過のレントゲンを撮りました。
結果は一応割れた骨はくっつき始めてるものの、仮止めのような感じで、治るまで2~3ヶ月かかるかもしれないということでした。
状態が激変する時期は過ぎたので、もう毎週通院する必要はないということになったけど、治りきるにはまだ遠い状態なので、次回は一ヵ月後にまた経過のレントゲンを撮るということになりました。
この記事の文章量程度でも、試しに休み休み書いてみたけど、タイプしたあとに痛みが纏わりつくように残って、やっぱりちょっときつい。

でも動かす角度とかで痛みが取れてる部分も増えてきてるから、徐々によくなってきてはいるんですけどね。


☆ ☆ ☆



桜ノ宮から大川を遡って行き着いた果ての淀川毛馬河川敷の続き。まだ寒い早春から桜の季節にかけて歩いていた行程の、随分と長く続けたけどこれが最後の写真となります。
まぁ、何か書くといってももうあまり書くこともないというか、淀川河川敷の印象となると、ただひたすら広いということくらいしか頭に思い浮かばないような場所でもあるから、タイピングが苦痛になってる今、書くことがあまりないというのは、載せるとしてはいいタイミングなのかもしれません。
ということで、後数点写真を披露して今年中にこの話題を完結させてしまいます。

淀川の土手の向こうへ降り立つのに心理的な障壁が立ち上がってなかなか実行できなかったのは以前に書きました。その障壁を突破した後は河川敷の公園に立ち入ることができるようになったんだけど、桜ノ宮からここまでダークゾーンや拘置所にエネルギーを吸い取られながら歩いてくるわけで、河川敷に到着した時点で気分の半ばはすでに疲弊してしまってるような状態でした。
桜ノ宮からここまでの距離が無駄に長すぎる。
それで、この淀川の毛馬地区の河川敷にもうちょっと近い駅はないものかと探して、見つけたのが阪急の柴島という駅でした。桜ノ宮とは川を挟んで反対側にある駅だけど、地図で見るとほとんど淀川の川縁近くにあるように見えます。ちなみにこの駅名、柴島と書いてくにじまと読みます。この駅を見つけてからはここまで来るのに阪急を利用することとなりました。
ただ、この駅、桜ノ宮よりは近いんだけど、淀川の向こう岸まで歩いて渡るのがまた大変で、川を渡って向こう岸の、桜ノ宮から遡って着く辺りまで行くのに、結構な気力と体力を消費してしまうような行程となっていました。

気分の疲弊度は思ったほど軽減されなかったです。

☆ ☆ ☆

最初の写真は柴島の駅から淀川目指して歩いてる時に遭遇した柴島浄水場。
背の高いフェンスの向こうにあった廃屋風の施設。場内は見学できるようになってるみたいだったけど、ここはそのコースからも外れてるようでした。
フェンスに遮られて近づけなかったので、隙間にレンズの鏡胴を突っ込んで撮影です。
ホラー映画にでも出てきそうな、いい朽ち果て具合。


遠い橋

柴島側から淀川の土手に上がって。要するに向こう岸が桜ノ宮からたどり着いた川縁になります。
この橋、人が通るための橋じゃないです。なにやら巨大な配管状のものが束になって通ってる様子。


練習風景

向かい側に渡って、桜ノ宮側の河川敷。楽器の練習をしてる女の子の二人づれがいました。ギターとフルートの組み合わせで、音はよく聴こえなかったです。
こういうところで楽器鳴らすのは気持ちいいと思います。

テニスコート



浮島


川岸の木


地上絵

グーグルマップで見てみると、まるでナスカの地上絵のように見えていて、これはなんだろうと思ってたのが、実際にも本当に地表に模様が敷き詰められていました。


☆ ☆ ☆


ここからさらに淀川を遡ってみようかと、ここまでやってきては暫く歩いてみる日が続いたけど、さすがに八幡の橋脚があった辺りまで歩こうというのは非常識で、歩く距離に対してやっぱり被写体が少なすぎるし、あそこにあるものはなんだろうと思ってもそこまで行くのにいちいちかなり歩いていかなければならないというような広さだったから、そのうち歩くのが億劫になってきました。運動施設が併置してある場所だから、結局は野球場やサッカーコートが入れ替わり立ち代りで並んでる印象ばかりが強くなってきたのも、代わり映えしない印象に拍車をかけていたかも。
結局桜ノ宮高校が見える辺りまでうろついて再び桜ノ宮駅に帰ったのが結果的に淀川毛馬地区へ写真を撮りに行った最後となって、わずかに日を置いて桜を撮りに帝国ホテル辺りにやってきたのを締めくくりとして、この一連の大川踏破行は終焉を迎えることとなりました。

でも振り返ってみれば、豪華で洒落た桜並木の遊歩道から掘っ立て小屋のアンダーワールド、さらに一気に視界が広がる河川敷に浄水場の幽霊屋敷と、視覚的には結構波乱万丈の体験でそれなりに面白い場所だったと思います。大体面白くなければこんなに通ったりしないし。
雨に霞む光景を撮りたいという欲望から始まって、広さの中に感覚が霞んでいくような終わり方になったのは予想外だったけど、色々と傾向の違う写真を撮ろうと思い続けて歩き回っていたのも、楽しい体験だったと思います。



消失
彼方へ





OLYMPUS μ ZOOM 105 DELUXE



☆ ☆ ☆



PIERO PICCIONI -"Arizona Dreaming"


イタリアン・ラウンジの代表的な作曲家、ピエロ・ピッチオーニの曲。ピッチオーニの曲にはオルガンを使ったジャズとかサンバとかボッサとか、洒落たのが一杯あるんだけど、これはマカロニ・ウェスタン「IL GUISTIZIERE DI DIO」という映画につけられたサントラから。イタリアもののラウンジ系の音楽は映画のサントラが多いです。しかも映画のほうは見たこともないようなのばかり。
ところで、アリゾナとドリームといえば「アリゾナ・ドリーム」というクストリッツァ監督、ジョニー・デップ出演の映画がありました。これもほぼ同じタイトルということで、アリゾナとドリームというのは慣用句的にくっついてる何かがあるのかな。

本当にシンプルで小粒だけど西部劇的な情緒にあふれた曲。なんだか自分でも口笛が吹いてみたくなってきそう。
流離の歌っぽくて、広い河川敷をカメラ持って歩き続けていた記事にあってるかもしれません。









サルタナに逢ったらお前の死を祈れサルタナに逢ったらお前の死を祈れ
(2009/08/26)
ピエロ・ピッチオーニ

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