2022/12/25
ボウル一杯の唾のスープを飲み干す。

一年の終わりはえげつないイメージで。ジャック・カーリイのミステリ「百番目の男」で、主人公の刑事の悪夢に出てくる。字面を見てるだけで気持ち悪い。
とういうことで久しぶりに海外ミステリを読んでる。海外のは名前がネックだなぁ。ずっと日本の怪談を読み続けていたから、登場人物の名前がすっと頭の中に入ってこない。
初紹介された時、最後に驚愕のラストが待ってると評判だった。内容は死体に謎の文字を残していく連続首切り魔といったサイコパスもので、身内からの妨害にあいながらも犯人の輪郭を露わにしていこうとする刑事のバディものといった、海外ミステリに本当によくあるような内容をなぞっていく。本来はサイコパスものってほとんど好きじゃない。謎と論理こそがミステリの王道だと思ってるから、本人しか理解できない論理に従って行動するような犯人が登場するものはどうもミステリを読んでるような気にあまりなれない。それでも半分以上よんでしまってるのはキャラクターの立ち方が際立ってるからなんだと思う。相棒との言葉を費やさなくても相通じる親密感、仲間がアルコール中毒になっていくのを救い出そうとする主人公の言動がその人となりを浮かび上がらせていく。主人公の捜査にとことん嫌がらせや邪魔をしてくる敵対する上司なんか対比が際立って、主人公の苛立ちに簡単に感情移入させてしまう。最後に待つ驚愕の真相というのが何なのか、そこまでいってないからまだ分からないけど、ミステリの騙される快感といったものを満たしてくれるといいな。よく読後コメントなんかで、自分は途中で分かったとか書いてマウントを取ろうとしてる人を見るけど、ああいうのはちょっと可哀そうだなぁって思う。何しろ騙される快感を味わい損ねてるんだから。わたしなんかどんなのでもきっちり最後まで騙されたままでいくんだけどな。
そろそろ放置したままの長い長いもの、たとえば「失われた時を求めて」だとか「重力の虹」だとかに手を出してみようかなぁ。読んだ気になったままの「城」なんかも踏破してみたい。「細雪」もその類のものとして近くに転がってる。

最近のとりとめもない買い物。セイロン製のシナモンとチープカシオとHPのカチカチマウス。朝、パンを食べる時、はちみつを塗ってシナモンパウダーを振りかけてる。普通にスーパーに売ってるものを使ってたんだけど、ある時調べてみるとシナモンには3種類あるということだった。一つは正統派のシナモンを名のれるセイロン製、東南アジアなどが生産地となってる、シナモンを名のってはいるけど実質は近接種であるカシアをつかってるもの、そして日本のシナモンであるにっき。スーパーにうってるようなものはほぼ全部カシアで、一方にっきは最近手に入りにくくなって高級化しているらしい。これは京都ではよく見る生八つ橋に使ってる。そういえばこの前京都駅の名店街を歩いてると生八つ橋を物色してる人がいた。地元から行くと観光用の食べ物というイメージが強くて日常的に口にするものでもないんだけど、味は好きだ。八つ橋といえば生八つ橋というイメージで、焼いた八つ橋を食べる人はどのくらいいるんだろう。
にっきはまぁ別として、セイロン・シナモンは結構味に違いがあって、カシアのものに比べるとずいぶんと優しい味がする。別物だとはっきりわかるくらいだ。
真ん中はチープカシオ。普段はダイソーの500円時計なんてのを愛用してるものだから、チープと云ってもこれでも持ってる時計では高級なほうだ。日付と曜日が分かるのが欲しかった。ちょっといかついデザインや視認性のいい文字盤も気に入ってる。周囲のベゼルは回転して、赤い指標を長針に合わせておくと、合わせた時からの経過時間が分かる。
こういうのを見るとチープカシオって基本はダサくて、そのダサさの表情をいろいろと引き出して楽しむと、そういう接し方もあるんだというのが理解できる。ダサさを極めるというのは結構かっこいいんじゃないか。デジタルの辟易するダサさも別視点で照射されて結構ほしくなってきた。今までではこういうの絶対に選ばなかったはずなのに。
HPのマウスはクリック音がして、ブルートゥース接続で安いというので選んだもの。今使ってる静音マウスは指が痺れてるとクリックしたかどうかわからない時が多いので音がするものへ変更したかった。でもクリック音はカチカチという子気味いいものじゃなくて、ぺこぺこしたプラスチックの籠ったような音で、愛着を持つには程遠い。あともうちょっと高さがあるほうが保持しやすい。こういう板みたいな薄いマウスって携帯性優先のためなのか結構ある。電池を入れる方法が最初分からず、なんと上の赤い部分がすっぽりと取れるようになってる。
DesSantis知事:
— You (@You3_JP) December 15, 2022
「ワクチンには感染や拡散を防げるというメリットはないがリスクはある。それなのに医学界はそれを認めない。なぜ騙すのか?」 https://t.co/MpzkMkJjAg pic.twitter.com/eby8M0T8If
ポール・マリク医師によるイベルメクチンの良い所まとめ
— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) December 16, 2022
・安全
・抗ウイルス作用(多くのRNAウイルスに効く)
・強力な抗炎症作用
・オートファジーの促進(スパイクタンパクの除去)
・腸内のマイクロバイオームの改善
・コロナの初期治療・ワクチン傷害に有効
・安い(1錠2セント) pic.twitter.com/8kx3PjJMyT
今年最後は懐かしい曲で。
再燃した潰瘍性大腸炎と痺れる手足とまともに歩けない状態を抱えて年を越しそうだなぁ。