【洋画】 サウンド・オブ・サンダー

サウンド・オブ・サンダー デラックス版サウンド・オブ・サンダー デラックス版
(2006/07/21)
エドワード・バーンズ

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監督 ピーター・ハイアムズ
公開年 2006年

評判の悪さを知っていて、それでもタイムトラベルものらしいということに惹かれて観てみたものの、評判どおりの結果となりました。

過去に行く技術を開発して実現した恐竜ハンティングツアーは、火山の噴火で命を落とすのが過去の事実として既に分かってる恐竜を噴火の前に仕留めても、恐竜がそこで死んでしまうという結果そのものは変わらないから、過去を改変することにはならないという考えを元にしていて、このアイデアはちょっと面白かった。
そしてそのツアー中に、誰も気づかなかったような本当に些細な予定外のことが生じて過去の状態を変化させてしまい、その影響が現在に出始めるというのがストーリーの骨格になってる。
世界の様相を変える波動が遥か過去から押し寄せてくるたびに世界はリセットされ、見慣れない姿になっていきます。

実はタイムトラベルもののパラドックスで組み立てているような映画を期待して観てました。ところが最初こそタイムトラベルのわくわく感があったものの、映画は過去からの影響によって変化してしまった世界で生き延びていくサバイバルムービーのような方向に向かい始めます。わたしの期待はどんどん置き去りにされていく…。

パラドックスも投げ出したままみたいだし、それでは一歩譲ってタイムトラベルものじゃなくてもいいから、目前に展開する、異形へと変化した奇妙な世界を存分に見せてくれるかといえば、猿顔の恐竜が出てきたりするけれど、別に驚愕するほど凄いイメージでもなかったりします。こうなればこここそがこの映画の値打ちなのに…拍子抜け。
顔が猿の恐竜って凄いイメージどころか、どちらかといえば間抜けです。

ラスト近く、主人公が過去を修復するためにタイムマシンに乗り込み、ヒロインが外でマシンの操作を完了して主人公を過去に送り出した瞬間に、人の進化に変更を加える最終波動が襲ってくるというシーンがあります。主人公を送り出したヒロインはその直後この波に飲み込まれて、元人間の女だったとは到底信じられないような異様な生物に変わってしまいます。この映画で一番面白かったところってここかも知れない。このシーンだけちょっと常軌を逸したような感じがありました。

CGはお粗末の一言。なにせ未来都市を歩く人物が背景から浮き上がりまくってるというレベルのもので、もう目も当てられません。
ただ作り物っぽい未来都市は、リアルを求めたら腹が立つんでしょうが、まさにその作り物っぽさで割りと気に入るイメージに仕上がっているところもありました。

でも走ってた未来車は見事にダサかったなぁ…。
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