【洋楽】 Concert By The Sea - Erroll Garner

ピアニスト、エロール・ガーナーによって、カリフォルニアの港町カーメルで行われたコンサートの記録です。

先日四条河原町のファッションビル「オーパ」9階にあるタワーレコードをうろついてる時に、このCDがジャケット面を表にして飾ってあったのをみて、今の時期にぴったりかもと思ったのが今回取り上げる切っ掛けになりました。このアルバムには秋に似合わなければ一体何時が似合うんだと問い詰めてもいいくらいお似合いの超有名曲、「枯葉」が入ってるんですよね。
しかもいろんな「枯葉」の演奏がある中で、わたしはこのコンサートでの「枯葉」の演奏がことのほか好き。
このコンサートでエロール・ガーナーが演奏した「枯葉」は他の演奏者だとあまりこういう演奏はしないんじゃないかというような、ある意味ちょっとユニークな仕上がりになっていて、そこがわたしにとっては非常に面白いところだったりします。

オーパ9階 タワーレコード

店内

棚


しかし実はこのアルバム、「枯葉」が大好きと云ってる割に、わたしのなかではかなり長い期間聴いてない類のCDの扱いになっていて、タワーレコードで偶然目にするまではほとんど忘れてました。そういう扱いになってたものが久しぶりに目の前に現れたので、ちょっと懐かしさもあって店頭で見つけた時にはしげしげと眺めたりしてみることに。
それで眺めて程なく気づいたんですけど、タワーレコードで見つけたこの「Concert By The Sea」のジャケット、波が打ち寄せる岩場の海岸に、両手を天に向かって広げ何かを謳歌するような女性をあしらってるというデザインのCDジャケットなんですが、棚に正面向けて置いてあったものはわたしが持ってるCDとは微妙に違うものを使ってました。

実際見比べてみると結構違ってるんだけど、絵を構成するコンセプトが全く一緒だったので、店頭で見つけた最初の瞬間は違ってることにあまり注意が向きませんでした。

わたしが所有してるCDをスキャンして並べてみると、こんな具合です。
上のがわたしが持ってるCDのもので、下のが店頭で見たもの。

concert by the sea front

concert by the sea front 2



家に帰ってから調べてみると、どうやら今店頭に置いてある下のデザインの方がオリジナルのレコードジャケットに使われてた写真のようでした。でも、岩場の海岸線と画像左下付近に何かを謳歌するような女性をあしらってるという、ほとんど同じコンセプトのデザインなのに何故2種類も用意したのか、これがわたしには全く意味不明。最初に使った画像で何か気に入らないところでもあったのかもしれないけど、どこが駄目だったのか、わたしには分かりません。

☆ ☆ ☆

わたしが持ってるCDのジャケットの方をもとに話を続けてみると、直接演奏者の写真なんか使われてないけれど、全体的に開放感とどこか喜びの感覚に満ちているような感触があって、絵柄としてはそれなりに見栄えのするものになってるように思えます。エロール・ガーナーのピアノが陽気で、音楽の幸福な時間を紡ぎだすことだけに熱中してるような演奏なので、エロール・ガーナーの写真なんか出さなくてもその音楽の本質を表現してるジャケットだとも云えるのかもしれません。

ただそれでも一つだけ以前からちょっと違和感があるところがあって、それはどこかと云うと、左下の女性のイメージなんですよね。
わたしの持ってるCDから一部拡大してスキャンしてみるとこんな感じ。

コンサート・バイ・ザ・シー 女性

この女性なんですけど、何だかヒッピー風に見えませんか?
わたしにはそう見えます。60年代中~後期、70年代初頭にかけてくらいの典型的なファッション。
それでこのCDの場合、明るさに満ちたエロール・ガーナーの演奏と、ヒッピー的な自由を謳歌するイメージが非常によく合っていて、わたしはこれを手に入れた当初、アルバム自体がヒッピーの時代のレコードのような印象を持ちました。
でも実際は60年代のレコードでも70年代のレコードでもなく、このコンサートが港町カーメルで録音されたのは55年です。実に半世紀近く前の録音なんですよね。
このジャケットがヒッピー時代のものだと云う印象を最初に受けてから、わたしの中ではこのジャケットから受けるイメージと実際の年代の間には感覚的な違和感が生じてしまうことになりました。
同じ図柄のイメージを2つ用意してるというのもそうなんですが、50年代のレコードに何故70年前後の時代を思い起こさせる女性が配置されることになったのか、これもわたしの中では未だに「謎」のままとなっています。

ただCDの音自体は半世紀前の録音とはいっても、どうもカーメルの教会として使われてる、かなり音響効果のいい施設(公会堂)で録音されたらしく、そういう条件がよかったのか今でもそれなりに聴ける音で収録されてます。

☆ ☆ ☆

エロール・ガーナーの音楽は上にも書いたように楽しく陽気で、幸福感と開放感に満ちた音楽と、ほとんど一言で云い切ってしまえます。眉間に皺を5~6本も寄せて、呻吟しながら聴くような音楽とは完全に無縁の場所で立ち上がってる。そういう側面を指して「演芸ピアノ」なんていう云い方で揶揄されることもあるんですけど、わたしにしてみれば演芸ピアノのどこが悪い?としか云い様がないです。
このCDの最後の曲「Erroll's Theme」で司会者がメンバー紹介した後にちょっとだけインタビューめいたものが入ってこのCDは終わるんですが、そのインタビューの中にエロール・ガーナー自身の声で「ルイ・アームストロング」の名前が出てきます。それにならうなら、エロール・ガーナーはその音楽を楽しむことに徹底した演奏で、ピアノのルイ・アームストロングとでもいえる存在じゃないかと思います。

1921年にペンシルバニアに生まれて、1977年1月2日に55歳で死去。結構若くして亡くなってます。
ちょっとキャリアを調べてみたんですけど、1944年にニューヨークに出てきて、割と早目にミュージシャンとしての居場所を見つけたようで、50年にコロンビアと契約してからソロであったり、トリオであったり、当時のサックス奏者であったチャーリー・パーカーらとも共演してレコードを残していったらしいです。
そしてそういうピアニスト生活を送ってるうちに、この「コンサート・バイ・ザ・シー」が大ヒット。
そのヒットが切っ掛けで、それまでは共演ミュージシャンの受けは良かったようですが、ごくありきたりのピアニスト扱いという範囲に留まってたのが、一般的にも一流のピアニストとして知られるようになりました。

演奏してる光景とか手の動きとか見てると俄かには信じがたいんですけど、著名なピアニストとして活躍したものの、実はエロール・ガーナーは正規のピアノ教育を受けていませんでした。3歳の時にレコードのコピーでピアノを始めて以降、ピアニストとして頭角を現しても、この人のピアノは全部独学。
さらにそれに加えて、楽譜の読み書きも生涯を通じて全く出来なかったそうです。よくもまぁそんな状態でピアノを習得していったものだと思うんですが、どうやらエロール・ガーナーはかなり良い耳と記憶の持ち主だったらしくて、正規の教育は受けなかったものの、そういう自分の特質を頼りに独自のピアノを形作っていったということのようです。

楽譜が読み書きできなかったということに関して、この人はスタンダード曲「ミスティ」の作曲者としても有名なんですが、この曲はニューヨークからシカゴに向かう飛行機の中にいるときにエロール・ガーナーに降臨して来たらしく、楽譜が書けないものだから降臨してきたメロディをその場で記録しておくことが出来ずに、帰宅するまでずっと頭の中で繰り続けて、帰って来てから大急ぎでピアノで弾いたものを録音してようやく記録することに成功したって云うエピソードが残ってます。この時エロール・ガーナーの音楽的な記憶力が並みの力しか持ってなかったり、飛行機の中から帰宅するまでの間にエロール・ガーナーの注意をそらす様な出来事が起こったり、誰かが執拗に話しかけるなどの邪魔をしてたら、「ミスティ」はこの世界に誕生してなかったかも知れないなんて思うと、この曲を聴く時に偶然が生み出した奇跡に似た何かが「ミスティ」とともに木霊の様に耳に届いてくるのも感じ取れるかもしれません。

☆ ☆ ☆

エロール・ガーナーがピアノの教育を一切受けなかったということは、ガーナーのピアノにマイナスに働いたどころか、ある種積極的な特徴を与えました。
この人のピアノの最大の特徴は「Behind The Beat(ビハインド・ザ・ビート)」と云われる独特のリズム感にあります。これがエロール・ガーナーのピアノに独特の臨場感を付け加えてます。
どういうものかというと左手のリズムよりも旋律を奏でる右手の動きが僅かに遅く出るという特徴。演奏上の一種の手癖です
こういう特長を持った演奏になったのは、一つにはガーナーが左利きだったということもあるんですけど、本式のピアノ演奏の訓練を受けなかったために左利きという癖も奏法上の矯正を受けなかったし、両手を同じタイミングで使いこなす基礎的なことも学べなかった結果だったんだろうと思います。
普通ならちぐはぐな演奏になってしまう可能性のほうが高いのに、エロール・ガーナーの場合はこのアンバランスさが結果的にはガーナーのピアノに非常に個性的なスウィング感、ドライブ感を付け加えることになりました。

左手は「ビハインド・ザ・ビート」という個性的なスタイルのもとで、左利きという特質がまともに出た、ストライド・ピアノ風の強力なビートを刻んでくるような弾き方を特徴としてたんですが、もう一方の右手の方はどうだったかというと、右手の演奏は力強さにあわせて、歌心とリリシズムに満ち溢れた和音や旋律を奏でていくようなスタイルでした。わたしはエロール・ガーナーの生来持ってるリリシズムは結構好きなほうなんですが、この辺りの力強さとしなやかさのようなダイナミックなコントラストもガーナーのピアノの魅力なんだと思います。

ガーナー1

☆ ☆ ☆

さらに演奏スタイルの特徴として、これは結構目立つと思うんですが、エロール・ガーナーは演奏中に唸ります。メロディに乗せて、その背後でメロディに同調するように唸ってる。このアルバムでも結構盛大に唸り声が聴こえてきます。
演奏中に唸るミュージシャンはピアニストでは割と見かけるような印象です。わたしが今思いつくだけでも、キース・ジャレット、バド・パウエル、セロニアス・モンク、クラシックならグレン・グールドとピアニストばかり頭に浮かんできます。ホーン奏者は口にマウスピースを咥えてるので演奏中に唸るのは不可能なんですが、それ以外の楽器で、たとえばギターなんか演奏しながら唸るのには絶好の楽器だと思うのに、唸りながら演奏する人ってあまり思いつかないです。カート・ローゼンウィンケルが旋律を口ずさみながらギターを弾いてるのを聴いた事が一度だけあって、その時に珍しいなぁと思ったくらいでしょうか。
なぜ唸るのか、本人でない限りその衝動は理解不能でしょうけど、頭の中に渦巻いてる旋律をピアノの鍵盤に移し変えていく最中に思わず声として出てしまうのか、ただ単純に声に出してしまうと楽しいからなのか。
一つ云えることはこのタイプの演奏家は自分が声を出すことが演奏にとって邪魔にはなってないと考えてるんだろうなと類推できることです。完成した音よりもその場で音を引き出してる行為の方が重要だと思ってるような感じ。でもなぜピアニストにこのタイプの人が多いのかはやっぱりよく分からないです。

☆ ☆ ☆

それと目立つ特徴としてもう一つ。
エロール・ガーナーは本当に楽しそうにピアノを弾きます。演奏中に鍵盤とその上の自分の手元を見てるよりも、演奏しながら楽しそうに客席を眺めてる時間のほうが多いんじゃないかという、そんな演奏スタイルのピアニストでした。ビル・エヴァンスのように深く俯いて沈思していくのとは全く正反対。客席の方に顔を向けてはニコニコしてる。
何だか客席に向かって「みんな、楽しんでる?」っていうようなことを語りかけてるようで、陽気で楽しい音楽を追い求めたミュージシャンの演奏スタイルとして妙に納得できたりします。

演奏中のエロール・ガーナーの動画があったので。曲はこのアルバムとは関係ないんですけど、演奏スタイルがどういうものだったかはよく分かります。
それにしても、チャーミングな演奏♪

Jeannine ( I dream of lilac time )


☆ ☆ ☆

アルバム「Concert By The Sea」に収められてる、1955年の9月19日にカーメルの公会堂で開催されたコンサートの曲目は次のようなものでした。

1. I'll Remember April
2. Teach Me Tonight
3. Mambo Carmel
4. Autumn Leaves
5. It's All Right with Me
6. Red Top
7. April in Paris
8. They Can't Take That Away from Me
9. How Could You Do a Thing Like That to Me
10. Where or When
11. Erroll's Theme

邦題はこんな感じです。

1. 四月の想い出
2. ティーチ・ミー・トゥナイト
3. マンボ・カーメル
4. 枯葉
5. イッツ・オールライト・ウィズ・ミー
6. レッド・トップ
7. パリの四月
8. 私からは奪えない
9. つれない仕打ち
10. いつか,どこかで
11. エロールのテーマ

この日の楽器構成はベースにEddie Calhoun、ドラムにDenzil Bestというシンプルなトリオ構成。エロール・ガーナーは規模の大きい編成は好まなかったそうで、この演奏形態もそういう嗜好にあってるようです。
曲のプログラムはジャズやポピュラーのスタンダードを中心にして「3」のようなオリジナル曲を混ぜてるような構成になってます。

最初の曲「I'll Remember April」はアボット/コステロ・コンビが出演した1942年の映画「Ride 'Em Cowboy」に使われたGene de Paulの曲。
わたしは「想い出」なんていう言葉がつけられてるだけでしっとりしたバラードを思い浮かべるんですが、これは結構軽やかな曲です。「四月」という季節に相応しい明るく、暖かい気分に満ちた曲。
エロール・ガーナーはこの最初の曲の出だしから、ミディアムアップテンポ寄りのスピードでブロックコードを強く繰り出していきます。様子探りのウォームアップなんか全然眼中にないという感じで、いきなりのハイテンションでコンサートは始まるわけですが、この最初の曲がエロール・ガーナーのピアノがどんなものか即座に分かるような紹介を兼ねてるような感じです。

2曲目の「Teach Me Tonight」は、これもGene de Paulの曲。
最初は全く売れなかったのがDe Castro Sistersが歌うことで徐々に広まっていき、Jo Staffordの歌で大ヒット。
色々取り上げられることのあるスタンダード曲ですが、わたしはこの曲のガーナー風の処理も結構好き。テンポはミディアムくらい、歩く歩調に合わせたくらいのスピードで進んでいきます。De Castro Sistersが歌ってるようなのを聴くと、ちょっとゴージャスな印象があるんですけど、ここではリラックスした感じの弾き方で紡がれるシングルトーンの旋律が、歌心に溢れていてなかなか心地いい感じです。

3曲目はエロール・ガーナーのオリジナル。タイトルでも分かるように若干ラテンのテイストが入ってます。でもほんの僅か。ラテンものだと思って聴くと拍子抜けするかもしれません。この曲で再びアップテンポに戻って、終盤で2つのメロディラインが縒り合わさっていくような複雑な動きをするのが面白いです。エロール・ガーナーは左右の手で、異なった旋律を同時に弾く事も出来て、この最後の絡み合うメロディはおそらくそういうやり方で演奏してるのだと思います。

次の曲がわたしの大好きな「枯葉」。1945年にJoseph Kosmaが作った超有名曲です。マルセル・カルネ監督の映画「夜の門」でイヴ・モンタンが歌ったのが今知られるこの曲の、歌曲としての原型らしいんですがこれはあまりヒットしなくて、後にジュリエット・グレコが歌うことで一般に知られることになります。このコンサートでは始めてバラードらしいバラードの登場となる曲です。
「枯葉」は有名曲なので、いろいろ演奏されたものが残ってます。ジャズで一番有名な「枯葉」の演奏といえば、マイルス・デイヴィスがアルバム「サムシング・エルス」に残したものになるんでしょうか。
ビル・エヴァンスも銀行員風のファッションが衝撃的なアルバム「ポートレイト・イン・ジャズ」でこの曲を演奏してます。わたしはビル・エヴァンスの「枯葉」はスコット・ラファロ、ポール・モチアンとの三つ巴のインタープレイがスリリングで結構好きなんですが、何故だかマイルス・デイヴィスの「枯葉」はあまりピンと来ないです。出だしのフレーズからして肌に合わない雰囲気があるというか。マイルス・デイヴィスは電化マイルスの頃の演奏なんか大好きなんですけど、マイルス版「枯葉」のイメージはわたしの持ってる「枯葉」のイメージの範疇には入ってないという感じが強いです。
この「コンサート・バイ・ザ・シー」でのエロール・ガーナーの「枯葉」はといえば、一般的な「枯葉」のイメージは冷たさの混じりだした秋の風が吹く中をちらほらと枯葉が舞い降りてくるような、ちょっと寂しい感じの光景だろうと思うんですが、おそらくこういうイメージのものとはかなり異なった印象を与えることになると思います。
エロール・ガーナーが演奏すると、このメランコリーにつつまれた曲でさえもどこか明るい光が差し込んでるような、春の暖かい陽光が肌のどこかに射して来てるような感触が紛れ込んでくる感じがします。
全体の感じを一言で云うなら「絢爛豪華」とでもなりそう。他の曲同様にこの曲も強弱つけたメリハリのある演奏で、ブロックコードでオーケストラ的な厚みを出してるところなんか、2~3枚の枯葉がひらひらと舞い落ちてくるというよりも、何十枚もの枯葉が山のように頭上に雪崩れ落ちてきては、風に乗って周囲で乱舞してるような感じにさえ聴こえるかもしれません。
また、ダイナミックな演奏だから余計に目だってくるのか、旋律が際立つ部分ではエロール・ガーナーのリリシズムがよく表現された演奏になってます。この「枯葉」に限ったことじゃないんですけど、スケールを羅列するだけの演奏というのではなくて、この人の演奏はピアノが本当によく歌うんですよね。特に「枯葉」は元の旋律が極めて綺麗なので、ころころと気持ちよく転がっていくピアノの音が歌心に満ちたメロディを紡ぎだしていく様はかなり聴き応えがあると思います。

続く5曲目の「It's All Right with Me」もこのアルバムの中では「枯葉」に次いで好きな曲です。Cole Porterが1953年のミュージカル「カンカン」のために作った曲。この曲、タイトルから想像できなくても聴いた瞬間に、どこかで聴いたことがあるって云う人は多いかもしれません。バラードに続いてコントラストをつけるかのように再びのアップテンポの曲の登場となって、疾走感に満ちたガーナーの演奏が楽しめます。

☆ ☆ ☆

このアルバムでわたしが気に入ってる曲は大体前半に集中していて、これは何故かといえば、後半ちょっと飽きてくるというと云い過ぎなんですけど、煽り方がほとんど「ビハインド・ザ・ビート」一つなものだから、聴いてる内にどうしても同じ印象のようなものを聴いてる感じになってくるからなんですよね。
さらに7曲目の「April in Paris」なんかは、このアルバムでは二度目のバラード登場になるんですが、その前に演奏された「枯葉」の印象が強すぎて、かなり損してるような感じになってます。

6曲目の「Red Top」はちょっとユーモラスな感じの曲、9曲目の「How Could You Do a Thing Like That to Me」の洒脱な感じのものとともに軽妙さをアルバムにもたらすような構成も考えられてはいるんですが、全体の印象としては前半部分よりもやはり若干弱い感じがします。

11曲目は「ただ今の演奏はエロール・ガーナー・トリオでした!」っていう感じの纏め的な短い演奏で、その後司会者が奏者の紹介に入ってコンサートの幕が下ろされるという展開になってるので、この日の事実上のラストとなってる曲は10曲目の「Where or When」ということになると思います。

曲そのものの話題とはちょっと離れるんですけど、この「Where or When」を「いつか、どこかで」っていう風に訳した邦題が本当にいいです。短いのに詩的で、いろんな情感やニュアンスを含んでる。原題の「Where or When」はこの邦題が持ってるような詩情やニュアンスを含み持ってるのかどうか、一体どうなんでしょう。
英語圏の人間じゃないので分からないけど、おそらくあまり含まれてないんじゃないかなんて思ったりします。

それはさておき1937年にRichard Rodgersが作曲したこの曲、他の人の演奏ではもう少しゆっくり目のテンポになってると思うんですが、そういう曲をエロール・ガーナーはかなりアップテンポで煽り立てるように弾いていきます。ひょっとしたらこのコンサートの曲の中で1、2を争うくらいハイスピードで。
力強く打ち鳴らされるブロックコードの上を、音数の多い旋律部分が縦横に駆け巡って、印象が薄かったアルバム後半部分を盛り上げていきます。後半部分の曲では最後で本領発揮というか、これが飛びぬけて印象的。考えてみれば、お終い近くなのにこれだけ強く勢いのある演奏が出来る力があるというのはやっぱり凄いことだと思います。

☆ ☆ ☆

ところで「枯葉」が入っていて、それがまたわたしの大好きな演奏の「枯葉」だったりするから、今の季節、「秋」にぴったりと思いついてこのアルバムを選択したわけですけど、改めて聴き通してみると、これはやっぱり「秋」のアルバムじゃないですね。音楽を聴くことの楽しさをそれこそ耳だけじゃなく体全体に呼び起こしてくるような、力強さと輝きに満ちた演奏が並んでいて、「枯葉」は入ってるものの、「秋」というよりもどちらかというと「春」の方が相応しいようなアルバムです。後半部分に「パリの四月」が入ってるし、そもそもCDのスタートする曲が「四月の想い出」なんていう曲で「春」を織り込んでる。
アルバム全体の雰囲気は最初の曲から既に明示されていたっていうことなのでしょうね。


☆ ☆ ☆

オープニング曲の「 I'll Remember April」です。



4曲目のお気に入り。「Autumn Leaves」



エロール・ガーナーのフレーズの作り方は、わたしにはどことなくギターの演奏を思わせるところがあります。チョーキングだとかハンマリングだとかギターを弾くテクニックで出来上がるようなフレーズをピアノのテクニックで弾いてしまってるという感じ。この曲の旋律の弾き方でもそういう感じを受けるんですがそんな感じを受けるのはわたしだけなのかな。わたしはそういう弾き方がある種ブルージーな感覚をガーナーの演奏に付け加えてるような気がしてます。

5曲目のこれまたお気に入りの「It's All Right With Me」




☆ ☆ ☆



完全盤と名を打ってリリースされたCD。なんともうワンパターン別のジャケットが使われている。


☆ ☆ ☆

最後まで読んでくださってありがとう御座いました。


2017年一月に追記訂正。



代表曲なので、おまけとして「Misty」を演奏してるエロール・ガーナーの映像です。



この演奏は自分の曲なのに崩しすぎてどんなメロディなのかもう一つよく分からないですね…。

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コメント

No title

こんばんはv-85

うふふ・・・ようやく「枯葉」のアップってわけね♪

わたくしも、このジャケットは「謎」ですね。
50年代といえば「フィフティーズ」!
下の写真は、「ブラウス」に「カーディガン」という典型的なフィフティーズだと思うけど、明らかに上のヒッピー・スタイルは時代にそぐわないものね。
もしかして、下のジャケットがこのアルバムのオリジナルで、上のジャケットはその後復刻か何かでリリースされた時に作りなおしたもの・・・なんて事ではないでしょうか?
もし、オリジナルで2種類のジャケットを用意していたのなら、「時代を先取り」もいいとこですね!(笑)

わたくし、「枯葉」はやはり少ない編成で演奏した方が好きですね。
大編成で音を埋めてしまうと、どうしても秋の閑散とした寂しさみたいなものがなくなってしまう気がします。
この人の「枯葉」の演奏は、わたくしも「弦楽器」をイメージしました^^
どちらかといえば「ハープ」のような感じもするけど・・・(笑)

「唸る」のは、クセみたいなものなのでしょうかね?(笑)

No title

こんばんは、お邪魔致します。

エロール・ガーナーの曲はMistyしか知らなかったのですが、改めて聞くとジャズというよりジャズとポップスをミックスしている様な独特の曲が多いですね。
ガーナーは誰の師事につかず、全て独学で学んだからと独特の演奏方法に「ビハインド・ザ・ビート」を生みだしたのでしょうね。

ジャケットの女性が差し替えられているのはヒッピー風の女性が何かの理由で受け入れられ無かったのかもしれませんね。曲を聴いていると差し替え前の女性の方がイメージ的に合っていると思うのですが。

聞いていてとても心地の良くなる音楽でした。素敵な音楽を紹介して頂きどうもありがとうございました^^

ともさんへ

ともさん、こんにちは!

予告していた「枯葉」です(*^^*)
予想してたようなのが登場したでしょうか。意表をついて歌ものが出てくるなんて予想してませんでしたか?

ともさんにもあれはヒッピーに見えましたか。どう見てもヒッピーの時代で50年代じゃないですよね。
下のがオリジナルのジャケットです。その点は違和感は無いです。わたしが持ってる上のものはともさんが書いてるように復刻された時かCDでリリースされた時か何かのきっかけでもう一度作り直したものだろうとわたしも思ってます。50年代にこのヒッピーを予測できてたのなら確かに大した想像力です。
でも、復刻盤のジャケットがヒッピーものに変わってしまったって云うのはおそらくそうだと思うんですけど、なぜ同じ図柄にしたのか、これがまた訳が分からないんですよね。同じにするなら前ので良いのに。オリジナルのほうも全然見劣りしてないですよ。

エロール・ガーナーの弾き方はやっぱり弦楽器的に聴こえますよね。ひょっとしたら昔のこういうピアノの弾き方をギターなんかが取り入れていったという可能性もないこともないし、そのあたりの歴史的なことは知らないので何とも云えないんですけど、このコンサートで聴けるガーナーのピアノは弦楽器っぽいフレージングだと思います。
わたしはやっぱりハープよりギターに聴こえるんですけど、転がっていくような音の出方がハープのように聴こえたんでしょうか?

唸ると楽しそうっていうのは伝わってくるかな(^^;
ホーン奏者の人でも、マウスピースさえ咥えてなかったら、絶対に唸ってるのに!って云う人もいるかもしれないですね。

コメント、有難うございました☆

チャリさんへ

チャリさん、こんにちは!

「Misty」のガーナーはご存知でしたか。あまり面倒臭いこと考えなくても素直に聴けるし、あくまでもノリが重要って云うスタイルだから、ポップス的なものと混ざり合ったように聴こえるんでしょうね。
でも、独学でここまで弾けるようになるなんて思います?音だけじゃなくて実際に動いてる手を見てしまうと到底信じられないような気になってくるんですけど。旋律が遅れるほうが多かったので便宜的に「ビハインド・ザ・ビート」って云ってますけど、この人のタイム感はかなり自由自在で、旋律が先行する場合もあったようです。きちっと習ってしまうとこういう芸当はなかなか出来なくなるのかもしれませんね。

ジャケットのほうは、ごめんなさい、わたしの説明が不十分だったから、チャリさん勘違いしてしまってます(^^;
チャリさんがピッタリと評してるほうが、判断どおりにオリジナルのジャケットです。ヒッピー風のものは後になって何かが切っ掛けでもう一度作り直されたもののようです。登場してる女性がヒッピー風なのであるいはこの時代に一度復刻されてるのかもしれません。
でも、オリジナルのものでも何の不都合も無いのに、どうして作り直したのかやっぱり意図不明ですよね。

楽しんでもらえたようで良かったです。こういうタイプの音楽は理屈ぬきで楽しんだ方が得ですよね(^ω^)

コメント有難うございました☆

No title

よくタワレコの店内で写真なんか撮れましたねぇ~
変なところに感心したりなんかして(笑)

エロール・ガーナーといえばやっぱり「Misty」ですよね
昔、クリント・イーストウッドがこの曲をモチーフに作った
「恐怖のメロディ」 (Play Misty For Me) という映画があります
(実はこの映画観て「Misty」という曲を知ったんですけどw)

「Concert By The Sea」ってよくジャズの名盤ガイドとかに
出てくるから一度聴いてみたいなと思ってます

No title

こんばんは。

50年代にパンタロンはないですよ。
私も復刻、差し替え説に賛成です。
でも、このシチュエーションだと、どうしても、船越英一郎が写ってないのが残念、なんてことを考えてしまいます(笑)

なるほど、予告はエロール・ガーナーだったのですか♪
まったく、想像してませんでした…ってか私も「ミスティー」を知るに留まってただけなのですが^^

とにかく、音数の多いピアニストですね。
音と音の間にたくさんの音を入れたがるのはこの時代の人達の特徴のように思います。
なので、弦楽器のスラーのように聴こえるのでしょうね。
滑らかでゴージャスな感じになりますよね。
一音一音に魂を込めるような、マイルスやビル・エヴァンスとは対極にあるような気がします。
というか、この人達がエロール・ガーナーのような人のポストとして登場したからなのでしょうけどね。

エロール・ガーナー、なんだか優雅な気分になれました^^

天性の才能^^

薄荷グリーンさん こんにちは(^^)/

Concert By The Seaのジャケット確かに違いますが
共通したものを感じますので、躊躇なくという感覚わかります^^
この程度の違いは、確かに違う景色ですが
残像として残るイメージは同じですもんね^^

エロール・ガーナさんの曲は聴いていて心地良いですね。
このジャケに使われた女性も気持良さそうな感じです^^
イメージとしては、合っているのでしょうね。

この音が50年代のものとはビックリです。
薄荷グリーンさんのおっしゃる通り、そうとう音響効果の
良い場所で録音されたんですね。

この方もピアノを独学で学んだとされていますが、海外の
ミュージシャンには、多いですね。
独学で幼少期より、その楽器を触り始め自分で独学で学び
自分のスタイルを確立するというのは、やっぱり神様から与えられた
才能かと思ってしまいます。

またそうしたミュージシャンほど、類まれな才能と作品を
残していくのだから凄いですよね。
どんなジャンルの音楽も追求してみると、思わぬ発見や
そのミュージシャンの音楽に見え隠れするストーリーがあって面白いですね^^

今回も勉強になりました(*^_^*)

赤坂王子さんへ

赤坂王子さん、こんにちは!

写真は店の人がいない隙を突いて撮ってきました(^ω^)
これ、携帯じゃなくてデジカメだから、撮ってる姿は結構目立ってたかもしれないです。
本当はまぁ一言断るほうがいいのかもしれませんね。
でも棚に並んでるCDとかを、メモ代わりにたまに写真撮ってくることがあるんですけど、店の人が近くを通っても今まで苦情を云われたこと無いですよ。
黙認状態なのかな(^^;

やっぱりエロール・ガーナーは「Misty」の人っていうイメージが強いですね。
わたしもこの人イコール「Misty」って云う図式で把握してます。
「Misty」はそういえば映画がらみで話が出来ますね。わたしはこの映画は未見ですけどサスペンスかスリラーか、そういう映画なんでしょうか。クリント・イーストウッドならほとんど外れはなさそうなので、今度観てみます。

このアルバムはビル・エヴァンスなんかと違ってそれほど名前が通ってるアルバムだとは思ってなかったんですけど、一応ジャズ・ピアノのアルバムだと定番中の定番扱いになってますよね。あまり知られてなさそうって云う印象は日本だけのことなのかな。

上原ひろみが子供の頃からの愛聴盤に上げてるから、そういう方面から知った人には馴染みのCDなのかもしれません。

機会があればぜひ聴いてみてください。落ち込んでる時とか気力が減退してる時なんかに聴くと、ちょっとは気分が軽くなるかもしれないです。

コメント有難うございました☆

ジオヤーさんへ

ジオヤーさん、こんばんは!

そうですよね。パンタロンは70年前後御用達のアイテムですよね。ベルボトムとも云ってましたっけ。
で、わたしも差し替えだとは思うんですけど、この変更はどう考えても意味がないんですよね。だって同じ図柄なんだもの。
直接的にはパンタロン女性の場違いさなんですけど、このオリジナル・ジャケットの存在を知ってからは、差し替えたその意味の無さもどうも居心地悪いです。

船越英一郎!…申し訳ない。TVみないので例えの意味が分からないです(^^;
2時間ドラマの帝王だとは知ってますけど、こういう海岸線で女性が万歳してるシーンになれば必ず登場するんですか?
船越英一郎といえば、去年の5月頃に三条大橋でロケしてるのに出くわして本人を見ましたよ。
テイクを撮り直すたびに、三条大橋を全力疾走してました。役者も大変だなぁって感心しました。
船越英一郎はただのおじさんにしか見えなかったけど(^^

あの時云ってたのはこの人でした。歌ものとか予想されてました?

音数多いですよね。でも音数が多いとこういう演奏になるともまた限らないので、わたしはこういう絢爛豪華なのはやはりこの人の特徴なんだと思います。
ある音からタッピングで一音上げて上げた一音を改めて続けて弾くっていうような感じに聴こえるところがあって、そういうのがわたしにはギター的なフレーズだなぁと思ったんですがそんな感じはしませんでしたか?
確かにビル・エヴァンスとは対極にあるピアノだと思います。ガーナーとエヴァンスでは、音に担わせるものへのアプローチの違いは歴然としてありますものね。こういうのは比較すれば一つの楽器の表現方法としての幅の広さみたいなものも感じ取れて面白いかもしれないです。

楽しんで貰えて良かったです(^ω^)

コメント有難うございました☆

Lifeさんへ

Lifeさん、こんばんは!

やっぱりこのジャケットが伝えてくるものは同じもののように感じますよね。
だからわたしはこの変更をどうしてやりたくなったのかよく分からないんですよね。伝わってくるものが同じなら変える必要ないのにって思ってしまいます。
ひょっとしたら復刻された時がヒッピーの時代で、オリジナルのフィフティーズ風の服装が古臭く感じられたからかもしれないって想像したりはするんですけど。
女性のポーズを変えなかったのは、このポーズが一番相応しいって云うことだったと思うんですが、わたしもこの女性のイメージはガーナーの曲の感じをよく伝えて来てると思います。

音のほうも50年近く前のものとは思えなかったでしょ。もっともかなり劣化していたとしても伝わってくるものはきちんと伝わってきたとは思うんですけど、聴きやすい音であることに越したことはないですものね。

独学は結構独りよがりにもなりそうな感じなんですけど、上手く行けば個性として出てくる要素を一杯含んでるやり方かもしれないですね。
この人はかなりいい耳と記憶力があったらしいです。それがおそらくガーナーが神様から与えてもらった才能を開花させるのにかなり役立ったという感じなんでしょうか。いい耳と音楽的な記憶力っていうのもひょっとしたら神様から貰った才能になるのかな。
そういう恵まれてあったものも磨かなかったりしたら、ものにはならなかったと思うので、物凄く努力もしたのは間違いないでしょうね。
それにしても独学でここまで縦横無尽に弾かれると、きちんと教育を受けてそれほど上手くならない奏者の立場がないような気もしますけど(^^;

ミュージシャンそれぞれ、時代や形式は違っても、音に託するものへの何らかの思いがあるのは一緒だと思うし、どういう思いを託したのかそういうのを探り共感するのに、ジャンルなんて関係ないのかもしれませんね。

コメント有難うございました☆
また遊びに伺いますね♪

No title

>この演奏は自分の曲なのに崩しすぎてどんなメロディなのかもう一つよく分からないですね…。

youtubeで他の演奏を聴いて知ってる曲だったのに気づきました。原型留めてなさすぎ。
演奏する人によって同じ曲でも全然違いますね~。

youtube見たらおっしゃるようにニコニコ演奏していて、音楽も雰囲気も楽しげで良いですね。昔のブリキのおもちゃでアフリカ系のピアニストが演奏するのがあったけどひょっとしてこの人がモデルだったのかもしれません。鑑定するTV番組で見たけどとてもかわいいおもちゃでした。

No title

こんばんは。
船越栄一郎は、女性が万歳してるっていうんじゃなく、刑事(か弁護士か、探偵かそんな感じ)役の船越が犯人を海沿いの崖に追い詰めて、事件の決着がつけらるシーンが2時間ドラマの一つの定番になってるってことです。
因みに、その時、犯人はそのまま自殺しようとし、それを止めさせることで、犯人が泣き崩れるのも定番のように思います。

ギターのテクニック的フレーズは、多分、ハンマリングとプリングオフを繰り返すトリルのことを言われてるのかな?いずれにしろ、装飾音ってやつですよね。たしかに、その装飾音的なフレーズはギターっぽく聴こえます^^というかこの人、装飾音の鬼のように思えます(笑)

No title

こんにちは

この方のお名前は存じているものの、楽曲と結び付いていなので先入観無く聴く事が出来たのですが、演奏している姿もそうですが何か明るく優しく語り掛けてくれるような印象を受けました。

「枯葉」といえばマイルス・デイヴィスのイメージを持つのですが、ご指摘されているとおりここでは真逆な様子が浮かびます。

独学で学んできた事が個性に繋がるって言葉では簡単に言えても、普通はそう簡単にはいきませんよね。
でも、それが出来たのは大変な努力と持って生まれた才能があっての事でしょうね。

個人的にはライブが好きで、その時の空気というかその場の雰囲気が伝わってくるライブ盤はやはり好きです。
特にこのような古い時代のライブ盤はそれがより感じられ良いですね。

また、タワレコの買い物リストに1枚増えました。
先ずはこのアルバムから入っていこうと思います。

lifeonmarsさんへ

lifeonmarsさん、こんにちは!

「ミスティ」お聴きになったことがありましたか。
この演奏、やっぱり「ミスティ」ってすぐに分からないですよね。
これ自分の曲で自分では知りすぎてるものだから、元のメロディそのままに弾いてしまうのが面白くなかったのかな、なんていうことも思ったりしたんですが、どうなんでしょうか。
それか何回も弾いてるから、弾いてるうちに細かい変化を重ねてガーナーの中ではもうこういう形で存在する曲になってしまってるとか。
本来的には割と原曲の旋律は残しておくような演奏する人っていう印象がわたしにはあったんですけど、これは違いました。
むしろカバーしてる人のほうが原曲を思わせる演奏をしてるようですね。
あまりにも原曲の形が分からないから、この動画見つけたついでにもう一つ見つけたジュリー・ロンドンの歌ってるのを一緒に記事に入れておこうかと思ったくらいでした。

楽しくて、聴いててうきうきしてくるような気分、伝わりましたか♪

そういえば、動きは凄いおもちゃっぽいですよね(^^
いわれて見れば確かに動きの端々にそんな感じがあります。
そのおもちゃどんなものだったのかなぁ。わたしもちょっと見てみたいです♪

コメント有難うございました☆

ジオヤーさんへ

ジオヤーさん、こんにちは!

万歳してる女性っていうのはちょっと冗談めかして書いただけなのでそれはまぁ脇に置いておいて、海岸線に追い詰めるって、何だか物語の締め方としては発想しやすいみたいですね。
2時間ドラマはそういうシーンが結構あるんだ。
>犯人はそのまま自殺しようとし、それを止めさせることで、犯人が泣き崩れる
これを読んだだけでも、場面の絵柄が頭に浮かんできそうです(^^
「ブラック・サンデー」っていう映画でも、テロリストが海岸に向けて逃走するシーンがあって、この映画観てる時に「そんなところに逃げれば退路がなくなるのに!」って思ったことがあったのを思い出しました。

プリング・オフみたいに下がっていく方向じゃなくて、チョーキングとかハンマリングとか、音を上げていく時にわたしにはそういうニュアンスがあるように聴こえる時があるんですよね。もちろんピアノでチョーキングなんてできないので、あくまでもニュアンスなんですけど。

確かにガーナーは装飾音の鬼かも(^^
こういうのをその場で自在に弾いてるなら、やっぱり大したものだと思います。

コメント有難うございました☆

桃太郎さんへ

桃太郎さん、こんばんは!

エロール・ガーナーはやっぱり楽しそうに演奏してるのが伝わってくるでしょ♪
実際にはどんな人だったかはもちろん知らないけど、音楽を聴いてる分には何か人柄まで良さそうな感じで、そういうのが音楽ににじみ出てるような気がします。

マイルス・デイヴィスの「枯葉」は悪いというんじゃなくて、わたしには「枯葉」としてちょっとピンと来なかったって云うのが正直なところです。ピンと来なかった理由を聞かれてもよく分からないんですけどね。わたしにはマイルスのよりもビル・エヴァンスのものの方が性に合ってました。
ガーナーの「枯葉」は、最初聴いた時は歌心あるフレーズに聴き惚れた記憶があります。メロディアスなものへの志向はかなりあると思ってます。

才能に恵まれて、それを伸ばしていく努力を惜しまなかったって云うことなんでしょうけど、音だけ聴いてる時は実はそうも思わなかったんですが、演奏してるのを実際に見てみると、本当に独学でここまで来れる?っていうほどの演奏してたので吃驚しました。
独学でもピアニストになれるといっても、だからといって独学した者みんながピアニストになれるわけでもないって云うのは演奏風景みてると痛感しますね。

桃太郎さんはブログ読ませてもらってる時もライブがお好きなんだろうなぁって思ってました(^^
音が立ち上がっていく現場で耳に出来る音楽は、完成した形を目指して組み立てられる音楽とはまた違った感興があるから、そういう雰囲気まで閉じ込めてるようなライブ盤は臨場感があって面白いですよね。

タワレコ買い物リスト追加有難うございます♪
こういう風に書くと、なんだかタワレコの販促部員みたいですね(^^;

コメント有難うございました☆

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No title

こんばんは!
寒くなりました~^^;薄荷グリーン様のところはいかがですか??

エロール・ガーナー、かすかに名前は聞いたことあるのですが、ほとんど未知のミュージシャンです(汗;)。たぶん耳にしていると思うのですが、今回初めて意識して聴かせて頂きました♪
ピアノ演奏メインというのは滅多に聴かないのですが、何かをやりながら聴いたりするとビタッとハマリそうな予感がします。「Autumn Leaves」の動画からすると、ドライブ中にも最適な曲なんでしょうかね。イギリスの綺麗な街並みが延々と続きますよね。5:50あたりでタクシーらしき車が無茶な車線変更するのがサスペンスなんですけど、これは関係なかったですね(笑;)。
”フレーズの作り方でギター演奏を思わせる”というのはちょっと新鮮でした。ピアノとギターってまったくの別物という印象だったのですが、共通点というかどこか繋がってるところがあるのかもしれませんね。ギターでもピアノみたいに両手で弦を叩く奏法がありますものね。

2種類のジャケット写真はホント謎ですね。こんなこともあるのですね。ヒッピー風の写真を更に解析すれば真相がわかるかも??(笑)

今回も勉強させて頂きました。ありがとうございました♪

ガツンと応援いきます♪凸

umetramanさんへ

umetramanさん、こんばんは!

京都もそれなりに寒くなってきました。でも暖かい日も混ざって寒暖の差が激しい時もあるので、気をつけないと体調崩しそうです。
umetramanさんも体調には気をつけて、風邪なんかひかないでくださいね。

エロール・ガーナーはそれなりに名は通ったミュージシャンではあるんですが、ちょっと古い人でもあるのであまり話題に上がったりはしてないかもしれません。このアルバムもピアノものでは定番なんですけど、ビル・エヴァンスのもののような扱いは中々されないようです。

あまり難しいこと考えないで聴けるピアノなので、BGMには最適かもしれないです。ただ聴き流すにしては一緒に楽しみましょうと強引に誘ってくるようなところがあるので、知らない間に音楽の方に注意が向いてるかもしれませんよ。
でもこの枯葉でドライブはどうなんでしょうかね。わたしはもうちょっとノリの良いものの方が良いかも。

わたしはあの動画をサスペンスものと見做して眺めてなかったので全く注意してなかったんですけど、確かめてみれば、本当に無茶なことやってる車がいました(^^;
わたしはこの動画をカーチェイスものとして観たのは初めてでしたけど、なんだって楽しもうとして観れば楽しめそうですね。物事に対するこういう接し方は結構重要かもしれないなって思いました。

わたしはギターのフレーズを思い起こさせるところがところどころあって、こういうノりは楽器を越えて共通してる部分があるのかなと思ってたんですけど、そういう風に聴こえる人はあまりいないみたいですね。そういう風に聴こえない人が結構いそうっていうのは、逆にちょっと新鮮でした。何だか説明を重ねていくうちに、音楽を言葉で説明することのやりにくさを改めて痛感したような感じです。

ジャケット写真は、せっかく変えるならデザインそのものを変えれば新鮮なのに、一体何が変えたかったのか理解に苦しむ変更なんですよね。最初ので良いのに。おそらくヒッピーの時代に復刻されたんだろうと思うんですけど、ヒッピーの時代のファッションって個性を唯一の価値として標榜してるくせに、ああいう格好をしなければその時代のものじゃないようなところもあったから、ヒッピー的ではない女性のイメージが気に食わなかったんじゃないかななんて思ったりしてます。

勉強になるほど大層なことも書いてないんですけど、楽しんで聴いて貰えたら記事にした甲斐がありました。

コメントと応援、有難うございました☆

No title

おはようございます。

この記事へのコメントじゃないんですけど・・・・ごめんなさい。

以前から気になってたブログパーツのMixPodを導入しちゃいました。
いわゆる薄荷グリーンさんの真似っ子です ( ̄ー ̄;

日頃からPCの前にいるときはWinAmpにて音楽を聴きながら作業してるのでこういったプレーヤーが気になって気になって (〃⌒∇⌒〃) あはは♪
ただ日本語が表示されないのがΣ(O_O;)Shock!!

綾波さんへ

綾波さん、こんばんは!

MixPod、気になってましたか(^^
iPod風でプレーヤーとしてはちょっと目を引きますものね。

実はわたしもこのブログ・パーツ、よく遊びに行くブログに貼ってあるのを見て、面白そうだから貰ってきたものなんですよね。だからわたしも真似っ子です(^ω^)
英語だから最初はちょっと使いにくかったですか?

一応自分が好きな曲を入れておいて、基本的には自分用なんですが、わたしのところに遊びに来てくれた人が興味を持って聴いてくれたらそれも良いなと思っておいてます。
やってることはYoutubeなどからそのまま持ってきて再生してるだけなんですけど、見掛けもいいしリスト化して自動的に再生し続けるっていうのはちょっと便利です。

ただこの提供サイト、わたしが使いだした頃は全然重くなかったんですけど、最近は時間帯によってはほとんど繋がらないような時もあって、著しくパフォーマンスが落ちてます。綾波さんは使ってみてそんな状態にならなかったですか?
新サイトがもう一つ別に出来てるようだから、そちらの方がパフォーマンスがいいのかなと思ってるんですけど、どうなのかな。

綾波さんのところのは、Touchのスキン使ってましたね。わたしはこのところリアルのiPod Touch買おうか悩みの真っ最中です(^^;

コメント有難うございました☆

No title

Firefoxで見ているのですが、重いと感じたことはないですよ(^-^)

YouTubeから引っ張ってきてるので、歌詞付きとか違法なの?みたいな動画もありますねΣ(・ε・;)
日本語はこれからゴチョゴチョいじくってみますね。

これは、ブログに貼ることはおまけで自分が楽しむものですねヽ(´ω)ノフフ

こんにちは^^

薄荷グリーンさん こんにちは^^
いつも訪問、応援ありがとうございます。
実は週末、私のPCが壊れました;;
今、娘のPCからお邪魔しましたが
しばらく、更新などもできないかと思い報告にお邪魔しました。
仕事のデーターも入っていたので、この年末、
年度末前に、データーが復活させれるといいのですが
できないと、ブログの更新より、そちらのほうが
先にやらなくてはいけないので;;

まだPCも1年半ほどですが、突然まったく起動しないので
何が壊れたか分からないのですが、まず修理に出す前に
ハードディスクからデーターが抜けるか試さなくていけなくて
スッタモンダしています><;

また時間がある時は、こうして違うPCからお邪魔させて
頂くかもしれませんが、よろしくお願いします。
ブログ内容とまったく違うので読んでいただいたら
削除されてくださいね。
ではまた、お邪魔しますぅぅ・・(´;ω;`)ゴメンネ

綾波さんへ

こんにちは!

あらま、重くないですか。わたしのところは時間帯によっては読み込む前段階の空白のページのままだったり、まともに目的のページまで辿り着けないこともあります。大抵Operaで行くんですけど、今度Firefoxで繋いでみますね。

歌詞つきはカラオケのものなのかな。まぁYoutube全体がある意味著作権に抵触してますから。でもここまで大きくなったら著作権者と折り合いをつけてそういう部分もクリアできそうな気もするんですけどね。
違法もので困るのが削除されてしまうことなんですよね。これがなければYoutubeは使い勝手が格段によくなるんですけど。

さっきお邪魔したら、日本語の表記で出てましたね。

わたしも自分で聴くのに導入した部分もあるので、結局わたしが一番楽しんでるのかな。

スキンにクマがあったでしょ。あれ導入した最初の頃にちょっと使ってたことがあるんですけど、滅茶苦茶使いにくいですよ。iPodタイプが一番使いやすいみたいです。

コメント有難うございました☆

Lifeさんへ

Lifeさん、こんにちは!

PCからデータは上手く取り出せたでしょうか?
仕事用のデータだと復活できないとかなり困るでしょう。大丈夫だったのかな…。
わたじのPCも一度基盤交換するくらいの壊れ方をしたことがあって、その時の経験で行くと壊れる時は一瞬でした。
全く動かなくなるとかなりあせりますよね。

修理が早く終了して、また不自由なくネットに繋げるようになるといいですね。
その時はまたよろしくお願いします。
わたしも遊びにいきます♪

コメント有難うございました☆
削除して欲しいと書いてありましたが、せっかくもらったコメントなので。
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