【トイカメラ】 ビスケットカメラで遊んでみた♪ - 梅雨の最中におもちゃを前に自由であることについて思いをはせる

このところビスケットカメラというトイデジカメを入手して遊んでます。
ビスケットカメラを手に入れたのは先月6月の後半のことでした。ビスケットカメラの存在は今年に入った頃辺りから店頭で目にして知ってたんですけど、これはどう見てもただのおもちゃ、大したことも出来そうに無いと、物欲リストからはちょっと離れた位置に存在するアイテムでした。
それがどうも結構人気があるということを知って、とはいうもののそれを知ったからといってどうしても欲しくてたまらなくなったのかというとそういう感じでもなかったんですが、なんだか気づいたら試しに買ってしまってたという感じでわたしの手許にやってくることになってました。

ビスケットカメラは種類としてはトイカメラという範疇のカメラに属するものです。そのトイカメラのデジタル版をさらに小型化してアクセサリー的なアイテムにしてしまったものとでもいえるでしょうか。

「トイカメラ」というカメラのカテゴリー、わたしがこのカテゴリーの存在を知ったのはもう5~6年位前のことでした。
京都の寺町通りにランダム・ウォークという洋書屋さんがあって、この洋書屋はわたしがブログを始めた頃に倒産して潰れてしまうんですが、そこの棚の一角にコーナーが作ってあって、トイカメラを代表する機種「ホルガ」なんかが並べられてました。これを目にしたのがわたしがトイカメラを知った切っ掛けだったように思います。

まず本屋にカメラが置いてあったのが興味を引いた不思議の一つでした。まぁ、ランダム・ウォーク自体が京都に住む外国人相手の本屋さんのようで他の本屋とは多少感じは違ってたんですけど、それでも本屋でカメラを売ってる光景はあまり日常的とはいえない感じがしてました。アート関連のような写真集と一緒に並べられてるディスプレイの仕方も普通のカメラ屋で扱ってるのとは随分と雰囲気が違っていて、カメラと一緒においてある作例写真なんかも、綺麗に写すというのとは目的が違うんじゃないかという不思議な写真が一杯あったように記憶してます。
そんな風に印象的だったランダム・ウォークの棚に並んでた「ホルガ」は随分とレトロっぽいイメージで、しかも安っぽそうなプラスティックの質感が目を引いてました。棚の周囲を取り巻く不思議な雰囲気の中で、ホルガは外見だけでも普通のカメラとは異質だということを強烈に主張してるような感じにも見えてました。

トイカメラっていうカテゴリーの代表である「ホルガ」というカメラは実は中国のカメラです。香港で生まれて中国の労働者階級用に売られたカメラで、おもちゃとして作られたわけではなかったもののわたしたちが接して普通にカメラと呼んでるものと比べると、非常に粗雑な作りになってます。写像が歪んだり光漏れが生じたりといったことは当たり前という仕上がり具合。でもこの粗雑さが普通にカメラと呼んで使ってるものではなかなか撮れない映像を見せてくれるとあって、ホルガが生み出す写真は一部のプロ、カメラ好きの間で評判になりました。
粗雑な作りのカメラであるためという全くの外因で、正確に見たとおりに映像を定着させるという従来の写真のあり方から図らずも逸脱してしまった写真は、見方を変えれば非常にアーティスティック。意図的に加工してアート的な作品に仕上げたのは普通に芸術写真であるとして、観方を少し変化させる「トイカメラ」というコンセプトはホルガという粗雑なカメラが生み出すこういう偶然性が絡んだアート感覚を掬い上げる役割を果たすことになります。普通なら失敗として捨て去ってしまってたものが「トイカメラ」というコンセプト、ものの観方が出現したおかげで、今までの写真のコンテクストとは若干ずれた地点で楽しめるようになったというわけですね。

ランダム・ウォークでホルガのサンプル写真を見てから、こういうコンセプトは面白いと思ったし、その頃からトイカメラも欲しいと思ったんですけど、トイカメラは基本的にフィルムを使うカメラで、わたしの場合はこれがネックになって手を出せませんでした。デジカメに比べるとフィルムというのはやっぱりかなり面倒そうというイメージがあります。カメラは嫌いじゃないけどこの面倒さを乗り越えるほどカメラに関して特別の関心を持ってるわけでもなかったという部分もわたしのなかにはありました。
それでトイカメラには興味はあるけどフィルムカメラは面倒っていう程度の関わりが今まで続いてきてたわけです。トイデジタルカメラというのも視界には入ってきたものの、フィルムが王道と思ってるとこちらもなかなか手が出ません。トイデジカメはトイカメラの写り具合をデジタルで再現するというようなコンセプトだと思うんですけど、それは本来的な面白がり方とはちょっと違うんじゃないかって云うところもあったし、トイデジカメはトイカメラの王道「ホルガ」よりも高価って云うのもなかなか手が出せない理由でもありました。

2010年6月中旬のわたしのカメラ事情、というほど大層なものでもないけど、カメラを取り巻くわたしの環境はそんな感じでした。トイカメラへの関心は続いていたもののトイカメラを所有するまでは行かず、ただ普通にキヤノンのパワーショットA710ISっていう4年ほど前のデジカメで撮ってるだけという状況。そしてそこに気まぐれ的にビスケットカメラというおもちゃが加わったわけです。

☆ ☆ ☆

ビスケットカメラってこういうのです。

ブライスと一緒 トイカメ風!バイクは300均で

大きさはクリームなんかを挟んで二枚重ねにした位の厚さがある、本当にビスケット程度。スペック的には30万画素という今時の携帯のカメラ機能よりも劣る解像度で、操作できるのはモード切り替えボタン以外だとシャッターを押すことくらいというシンプル極まりないものです。ピント合わせの機構さえついてません。
自分で持ってみて分かったことは、カメラがあまりにも小さく軽いせいでシャッターを押す力だけでも上下に動いてしまい、ぶれないで撮ることは至難の業だということ。デジカメの手ぶれ防止機能がいかに偉大な機能であるか思い知らされるかもしれません。でも基本的にゆるい絵を撮れるというのがこういうカメラの利点なのでぶれた方がどちらかというと面白い絵になる感じではあります。むしろぶれを誘うカメラの軽さとかは逆に利点と考えてもいいのかもしれません。
唯一つ有用な道具として使うには致命的じゃないかと思うことがあって、それは電池に関することでした。このカメラ、単4電池一本で動くようになってますが、外部メモリーを使う仕様ではなくて撮った写真はビスケットカメラ内部に記憶させておくだけ。電池が切れたり抜きだしたりするだけで撮った写真データは消えてしまいます。これはまさしくおもちゃ仕様です。
たとえば外出先で一杯写真を撮ったとしてもその最中に電池が切れたらその日撮った写真は全部アウト。電池が切れかけてるのに気づいても電池を交換するだけでそれまでに撮った写真は全滅ということで、一日使えるだけの電池が仕込まれてない限りデータを無事に持ち帰ることが出来ない仕様になってます。しかも電池の残量が分かるような気の効いた機能も全く無しです。使うには一日に撮った写真が全部虚空に消えてしまっても構わないという鷹揚な気分でいられることも条件に入ってくるかもしれないです。

それで、買って数日後に実際に写真を撮りに出かけてみました。気づいたら買ってしまってたと書いたわりに、実際にビスケットカメラを手にしてみると結構気分はワクワクと舞い上がってました。
用意するものは電池だけでいいし、使用説明書を熟読しなければ使えないほど複雑でもなくただシャッターを押す以外にやることが無いというカメラなのでいたって気楽。しかもこんな小さなカメラで本当にまともに見られる写真が撮れるのか、一応買う前にネットで作例写真なんかを見て意外と侮れないことは知ってはいたんですけど、そういうことを自分の目でも早く確かめたかったということもありました。
時期的に梅雨の真っ最中だったけど意外と雨が降らない時期が続いていて、快晴とまでは行かないものの十分に太陽の光が照らす街中で数日、写真を撮ってきました。

☆ ☆ ☆

これがビスケットカメラで一番最初に撮った写真。液晶も何もついてないからどんな風に撮れたのか家に帰ってPCに取り込むまで分かりません。

ブレス披露になるはずだった写真

自分の手を撮るのはトイカメラ的な作法としては一応定番らしいんですけど、ブレスレットを撮ってみようと思ってシャッターを切りました。実はこのわたしの腕とブレスレット、ファインダーを覗いた時にはきっちりと真ん中に収まってました。ところが出来上がった写真は見てのとおり画像の下のほうに下がってしまってます。さらにこの時中指と薬指に指輪をしていて、それも一応フレーム内に収めてたのに、指輪をしてる部分も右側にフレームアウトしてしまってるんですね。
PCに取り込んで始めて分かったんですが、ビスケットカメラはファインダーを覗いた時に見える光景そのままで写真にしてくれません。ほぼ100パーセント、ファインダーの光景とは違うずれた写真を撮ってくれます。
ファインダーといってもただ覗き穴が開いてるだけなので、カメラを持つ手元の角度がわずかに傾いた程度でも実際に切り取るフレームは大きくずれてしまうということなんだと思います。これに気づいてから、シャッターを押す前に位置を補正しようとしてファインダーから見える光景を意図的にずらして撮ったりしてみましたけどそうそう上手くはいかないです。逆方向に補正してしまって写そうと思ったものが完全にフレームアウトしてしまってる写真も撮ってます。ここは下手に逆らわずにカメラが趣くままに切り取るフレームを受け入れるほうが結果は良さそうっていう感じでした。
ちなみに写真はクリックすると元の大きさで表示されますけど、640×480とあまり大きくならないのはこれがビスケットカメラでの最大サイズになってるからです。この大きさで25枚の写真が撮れる仕様になってます。

花壇にわたしの影が忍び寄る。

花壇です。見たままですね(笑)

基本的にビスケットカメラの色合いは淡い方向のように思えるんですけど、陽が直接照らしてるようなコントラストがついた光景は色味もメリハリがついて出てくるような気がします。あるいは色の濃いものだけに色味が加わってくる感じなのかな。
解像度が低いのと手ぶれなんかが重なってディテールが飛んでしまってる絵に鮮やかな色が乗ってると、絵具を塗ったようなちょっと絵画的な雰囲気に持っていけそうという感想を持ちました。手前の影はわたしのものなんですけど、ファインダーを覗いてる時にはフレーム内には入って無かったです。

シュルレアリスティックな街灯

伏見の墨染です。京阪の墨染の駅前の遮断機から続く通り沿いにこういう街路灯が立ち並んでます。傘の部分に比べて電球が異様に大きい、かなり超現実的な光景を作ってくれる街路灯です。でも何だか手前が真っ暗になってしまって街路灯を写したんじゃなく背後の空を写すのが目的の写真みたいになってしまいました。街路灯も端っこによって主役じゃないみたいな振る舞いしてるし。
でもビスケットカメラで写真撮ってる人のなかで、わたしが眺めた分では空の写真を撮ってる人は結構いたから、ひょっとしたらこのカメラ見上げて構えると気分がいいカメラなのかもって思ったりしました。

これはでも街路灯を撮ろうとしたから無意識的にカメラを縦向けに構えたけど、横のままで空の空間を多く取ったほうがよかったかな。

小学校の看板

これも同じく墨染の通りの光景。通り沿いにある小学校の門の前に立ててある看板です。この門の前が通りになっていて、そんなに広くは無いんですけど車はそれなりに通ってます。この看板は車の運転手にここに小学校の出入り口があると教えてる看板のようで、道路際の位置まで出して、通りの自動車が来る方向にむけて立ててあります。
後ろの門とはちょっと距離があったんですけど、写真にしてみると妙に平板な印象になってる感じかな。門の写真の上に直接この子供の絵を描いたみたい。

なんだかそれっぽい光景、ちょっとお洒落な感じ?

なんかちょっとお洒落な感じの写真(笑)
三条河原町界隈にあるレストランへ上がっていく階段とその下においてあった、ひょっとして鉢植えなんかを置いておく台かな?
鉢植え台を中心に撮ったつもりがどちらかというと階段中心の写真になってしまいました。色味は柔らかい感じでいい雰囲気。かなり太陽が出てきてた時でハイライト部分が完全に飛んでしまってます。陽射しの暑さみたいなものが表現できてる?白飛びしたら後で補正が出来ないから本当は忌み嫌うべきものかもしれないけど、この場合はこれでも全然差し支えないです。なにしろ撮った本人が全然気になってないから。
全体的にはちょっと収まりすぎて観ていても面白くない写真かも。

不思議なガラスの輝き

先日記事にしたモーリス・カフェで休憩。この日はアイスコーヒーを注文しました。ここのアイスコーヒーはシロップの入れ物がちょっと変わってます。わたしが知らないだけで他でも使ってる可能性は無いとはいえないけど、少なくともこの容器を見るのはわたしはこのモーリス・カフェだけ。
でも今度は目的のものを中心に置こうとビスケットカメラのファインダー上でずれの補正を試みたのが裏目に出て、写すつもりだったものが上のほうにはみ出てしまう結果となりました。
この写真だと左上のガラス状のものがそうなんですけど、肝心のシロップの容器がどんな形だったのかさっぱり分かりません。
そこで別の日に撮っておいた普通のデジカメ写真を参考までに。この時も容器が珍しくて写真を撮ったんですよね。

好きなだけ入れても構わないシロップ容器

こういう容器です。傾けると上のノズルから瓶の中のシロップが出てきます。片側にある中途半端な長さの管はシロップが減った分だけ瓶の中に空気を取り入れる管。
このシロップ入れ、珍しくないですか?わたしは最初他人のテーブルにこれが置いてあるのを見て一体何の容器なのか全然見当がつかなかったです。

ビスケットカメラの写真に関しては興味を引いた対象を伝えるという役目は果たせなかったものの、ガラスの色合いが綺麗に出た写真だと思います。この色合い凄い好きです。これはひょっとしてトイデジカメ特有の光の出方なのかな?
しかしまぁこうやって普通のデジカメで同じものを撮った写真と並べてみると、まるで別世界の写り方って云う感じですよね。

花も咲いてない花壇

烏丸御池の新風館の中庭においてある観葉植物。木組みの台の上に乗せてありました。トイデジカメで遊んでいて思ったんですけど、写し甲斐のある特別な対象物を写してもこういうカメラの場合あまり面白くないんじゃないかと。
たとえば平安神宮だとか有名な仏像だとかをビスケットカメラでとってもただの写りの悪い写真程度のものにしかならないような気がします。むしろこういうカメラで撮って面白いのはとるにたらない対象物というか、見飽きてるにもほどがあるようなありきたりのものなんじゃないでしょうか。写し甲斐の無いものがトイカメラの普通じゃない写り具合を通過することで、何か見るべきものがそこにあるかのような様相を帯びてくる、こういうのがトイカメラの面白いところの一つじゃないかと思ったりしました。
この写真は植物の落ち着いた緑色と木組みの台のくすんだ黒色と地面のブラウンがかったグレーの配色がなかなかシックでいい感じです。つまらないものを撮ってみようといった意図以外には持ち合わせていなかったわたしとしては、花が咲いてるわけでもない植物を前にシャッターを押した時には全く考慮してなかったものなんですが、出来上がったものを見てみるとなかなか綺麗な配色になってるように感じられました。

それと周囲のピントが甘くなりますね。周囲のピントだけぶれさせるような奇怪な手ぶれの技をわたしは持ち合わせていないので、これはビスケットカメラの特徴、というかおそらくプラスティック・レンズの特質になるんだと思います。

京都らしい風景

これもあまり写し甲斐の無い日常物という感じですね。東山三条の三条通りから北にちょっと上がったところにある和菓子屋の開いた扉にかけてある暖簾看板です。開けた扉に掛けてあるこの位置は三条通から入ってくると正面に見える形になるので、三条通りから入ってくる人の目に留まるように掲げてあるのでしょう。
わたし自身で書いておかないと判らないと思うので書いておきますけど、一応京都らしいものというテーマで撮ってみました。
この暖簾に「京」って書いてあるのと五重塔の絵が京都らしさを表わしてるものとしてシャッターを切ってます。云ってみるならわたしのうちに潜む新京極的感性の血が騒いだ結果、この暖簾を無視できなくなった感じです。さらにわらびもちという言葉も効いてます。京都って美味しいわらびもちが食べられるところが多いです。このわらびもちの文字が入ることで写真の京都らしさも倍増してるんじゃないかと思います。
梅雨時期とは思えないくらい太陽の光が降り注いで盛大に白飛びしてるのがまぶしい感じも表現していいです。陽が差すと全体に光を含んでわずかに滲んだような雰囲気になるのがトイカメラ的な隠し味になってるようです。

狛犬大好き

これは、東山の岡崎公園脇にある観世会館の入り口前に陣取ってる狛犬です。狛犬好きとしてはなかなか外せない対象物というか。わたしが好きな狛犬は八坂神社のものなんですけど、この狛犬は随分と獰猛そうで、八坂神社のものとは全然イメージが違って面白いです。
ファインダーの中心にすえてシャッターを切ったんですけどこれもまた右に寄る形で写真にされてしまいました。とにかく写真の中央に何かを置こうとしたらビスケットカメラから執拗に駄目出しをされてるという感じになってしまいます。まるでビスケットカメラに「そんなに真ん中にものを置いて何が面白い?」と絵作りの心得を諭されてるような気分です。
それは確かに真ん中に対象物を置いた絵なんて動きが無くてあまりおもしろいものじゃないとはわたしも思いますけどね。
この狛犬の写真はビスケットカメラがわたしの思惑を無視して右側に移動させて写したものですけど、狛犬が逆に左側に偏ってたら狛犬の右に向けた視線の先に空間がある構図になって割とありきたりな絵になってました。狛犬を中心から動かすとしたら右側。それも右側過ぎて鼻先が写真の右の縁にかかるくらいまで寄せてしまうと意味のない空間が大半を占める馬鹿げた写真となるわけで、右に移動するにしてもこのくらいの距離しかないというまさに一番効果的な位置に収めてしまってます。わたしはこの写真を見てビスケットカメラの手腕もなかなか見事と思ったりしました。


☆ ☆ ☆

カラフルな裏路地、京都といっても辛気臭いお寺ばかりじゃない


街を照らす灯台


光差すベンチ


数日ビスケットカメラを使ってみての感想は、50回くらいしかシャッターを押してないのでそれほど決定的なものでもないんですけど、光の量やカメラによるその時々の光の捕まえ方によって出方は変わるものの、基本的には彩度を押さえ気味にした淡い色調の画面を作ってくれるという印象です。トイカメラに期待するもののような破天荒な写真じゃなくて意外とまともな写真が撮れるようで、そういうところはいかにもトイカメラ的なものを想定していたとすればちょっと期待はずれかも。写真の中の対象物は往々にして光を内に含んだような薄いベールを被せられてるという感じで、全体はぼやけたように柔らかいタッチの絵を構成してくれます。柔らかいタッチは身も蓋も無い言い方をすると単純に画素数の少なさとわたしの手ぶれによるところが多いのかもしれませんが、それはさておくとして出来上がった絵自体は、何だか記憶の中にある光景という感じになる場合が、わたしが見た感じでは多いような気がしました。
それと、失敗したかなと思うような写真の方が写真の出来としては面白くなってます。トイカメラってその場その場の偶然をカメラが掬い上げて、あるいは掬い上げ損ねて、ある種ライブ感覚に満ち溢れた絵を作り出してくるものだと思うので、失敗したかもっていうような冷や汗写真にこそそういうエッセンスが宿ってるような感じです。だからトイカメラに関してはあまり完成さそうと思わずにシャッター切るほうが結果は絶対に良くなると思いました。

でもこんな感じで使っていて、ほんの2~3日経った程度でわたしはこのカメラに対して「しまったなぁ」って思うようになってました。もちろん今まで書いてきたことで分かるようにトイカメラの写りの悪さ思い通りになら無さ過ぎる特質に嫌気がさしたとか云うのでは全く無くて、完全にその逆。

「しまったなぁ。こんなに面白いならもっとちゃんとしたものを買っておくべきだった」と、こういった感想を抱くようになってました。

実はこのミニチュアのようなカメラという存在はビスケットカメラが最初のものでも唯一のものでもないんですね。どこでもいいけどトイカメラを売ってる店の陳列棚を見てみれば、ミニチュアカメラのコーナーだとおそらくこれよりも、ビスタクエスト社の出してるVQ10xxシリーズ、大きな消しゴムくらいの大きさのミニチュアトイデジなんかのほうが目に付くと思います。むしろこちらのカメラの方がミニチュアのトイデジカメではビスケットカメラよりも主流の感じです。
そして棚で一番目を引くこのVQシリーズの価格は大体4~5000円くらい。対するビスケットカメラは2300円だったかな、とにかく倍ほどの値段の開きがありました。
最初だし自分の目で確かめるまではこの手のミニチュアカメラで本当に写真が写せるのかはっきり云って疑ってたので、そんな疑いの目でみてるわたしにとっては5000円はちょっと高いように思え、あくまでお試しという意味合いで、多少はビスケットって云う可愛らしいコンセプトにも惹かれて今回はビスケットカメラを選択したわけです。

それでビスケットカメラで遊んでみて、液晶モニタなんて最初からつける気も無いカメラだから何がどう写ったのか家に帰ってPCに繋いで観るまで分からないという難儀な仕様にも、逆にわくわくしてしまってる自分を発見してしまい、遊んで面白かったのだからビスケットカメラはこれはこれで良いとして、さらにもっと良いトイカメラも欲しいなぁと物欲にかなり大きな火がついたような感じになりました。
2~3日使ってみて、わたしにとってはビスケットカメラは小さなトイカメラというよりも何だかトイ(おもちゃ)カメラを真似したおもちゃみたいな位置づけになってしまってました。それでおもちゃじゃなくて、もっとまともにトイカメラしてるに違いない高価なものも遊んでみたいと思うようになったと。

でもこれって、考え方としては自分ながらちょっと屈折してますね。もともと粗雑な中国製のカメラを中心にして、まともなカメラ的な完成形からの逸脱として成立してる様々な物事をトイカメラと呼んでいたのに、トイカメラとしてもっと性能のいい完成されたカメラで遊んでみたいって思ったわけですから。こんな考えってトイカメラのコンセプトから一番遠いものです。30万画素から130万画素へレベルアップっていうことからしてトイカメラの思考方法に完全に反してます。

はからずもビスケットカメラという、最低スペックのおもちゃで遊んだためにそういういささか屈折してるようなことを考えたわけですけど、でも考えてみればデジタルのトイカメラが出現した頃からトイカメラはこういった妙な位置にい続けるほか無くなったようなところもあるように思えます。

☆ ☆ ☆

わたしは今回デジタルのトイカメラのおもちゃで遊んでこれを書いてます。でもデジタルのものをトイカメラとして扱うことに極端な違和感を感じてはいないけど、基本的にトイカメラはデジタルじゃなくて、わたしには興味こそあったものの面倒で手が出なかったフィルム形式の粗雑カメラのことだと思ってます。世の中に数多く存在するさまざまな特性を持ったフィルムが粗雑なカメラと出会った時に偶然生み出してしまった今まで見たこともないイメージといったもの、あるいはそういうイメージを通して見えてくる、それを面白いものとして拾い上げることができた自由な目といったもの、こういうのがトイカメラが意味するものなんだって。
一方デジタルのトイカメラはわたしにはトイカメラが含み持っていたこういう自由であることを垣間見るような世界とはちょっと別の場所に連れて行ってくれるものだというような気がします。出来上がる世界の見た目はフィルムで作る世界とそっくりなんですけどね。

デジタルのトイカメラはどんなものかというと結局のところフィルムと粗雑カメラのコラボレーションと偶然の介在が作るもともとのトイカメラ的な特徴を拾い出し、纏め上げ対象化することでジャンルとして成立させ、その世界をデジタル的にシミュレートすることでトイカメラの世界を実現させてるものです。どういうことかと云うと、ゆるい出来の写真だとか極端に過剰になった彩度とか周辺減光のせいで望遠鏡から覗いてるみたいになった写真だとか、そういうフィルム・トイカメラの世界で往々にしてみられる偶然的で特徴的な要素をシミュレートすることでデジタルトイカメラはトイカメラの雰囲気を再現しようとするってことです。
これ、フィルム・トイカメラの側から見ると、従来的なカメラからの逸脱していく感覚に価値があるとしていた世界が、いまやデジタル化されてトイカメラ的ヴィションとしてシミュレートできるほどに確固としたジャンルになってしまってるということなんですね。
本来はジャンルから自由になる視線を意味していたトイカメラの世界が、デジタル化されることでまたジャンル的に閉じ込められたような感じになってしまうというか。
わたしはそれでもデジタルの方がはるかに扱いやすいし、トイカメラを楽しむのにデジタルトイカメラを使い続けるとは思いますけど、こうなるとトイカメラというあり方を見出した時に確実にそこに存在した眼差し、フィルムと粗雑カメラで出来上がった奇矯なイメージを、失敗として捨て去らずに拾い上げた自由で過剰な視線といったものは、探し回ってももうこの場所にはあまり存在してないのかもしれないなぁって思ったりするわけです。
写真という視覚表現の形はとっていたもののもともとジャンルからの逸脱が特徴なんていう精神の運動のようなものでもあったから、把握可能なものへとカテゴリー化されるうちに屈折した形を取るのは自明のことだったのかもしれません。

手にしたのはビスケットカメラなんていう、もう文字通りのおもちゃだったけど、逸脱し続けることがいかに難しいか、自由であることがいかに難しいか、なんていうこともちょっと考えたりもしました。

トイカメラの精神を実現するとするならここから先はひょっとしたらカテゴライズされたトイカメラからの逸脱になるのかもしれないですね。

☆ ☆ ☆

こんな書き方をしてみるとなんだかトイカメラがすでに終わってしまってるように思えるかもしれないけど、確かにデジタル化が可能なほど、もはやトイカメラに過剰な逸脱を面白がれる余地はあまり残ってないかもしれないけど、でもその自由だった視線を共有できるような部分は今も確かに存在するようにわたしには思えます。ファインダーなんかあてにしても無駄、どういう風に写るかはその人のフォース次第だとか、できるならばピントなどという言葉は忘れてしまおうといった有り様は、そういうジャンルの写真になってるとしてもどこか開放された気分を味わうことが出来て新鮮で面白いです。

それとちょっと連想したんですけど、今の映画なんかで手ぶれだとかノイズ交じりのラフな映像のようなものが使われることが多いのって、こういうのも考えてみれば結構トイカメラ的です。一言で云ってしまうと、綺麗に撮ることだけが価値じゃないんだという考え方だと思うんですけど、トイカメラ的なこういう感性はひょっとしたら現代に生きるわたしたちが思いのほか共有してる感受性なのかもしれませんね。

☆ ☆ ☆



☆ ☆ ☆

つまらないものを撮ると宣言した記事にもかかわらず、最後まで付き合ってくださって有難うございました。


最後まで読んでくれて有難う(`・ω・´)ノ



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コメント

No title

こんばんはv-85

次は写真をふんだんに使った記事になるような事を前に言ってたけど、こういう事だったんだ!^^
最近、たまたま「ホルガ」を使った写真や「魚眼レンズ」で撮った写真を見る機会が多くなっていたので、タイムリーとも言える記事ですよ!

わたくしも、ブログの記事を書くのに「デジカメ」は必須になっているのですが、どうしても関心は「キレイにしっかりと写す事」になってしまうんですよね。
時々、こういった「遊び心」を持った写真もいいなぁ~・・・なんて思ったりもするんですが・・・(笑)

でも、「トイカメラ」の画像って、逆に街中を撮影した時なんか躍動感が出て良い写真になりません?
おそらく、普通のデジカメでわざとブレた写真を撮っても、こうはならないと思いますよ。
この記事の「わらびもち」や、その下の方にある「COFFEE」の看板が写っている写真なんか、まさにそんな感じ・・・
わたくしも、「トイカメラ」で街中を撮るのも面白いなぁ~・・・と思い始めました!
しかし・・・「フィルムカメラ」はやはり考えてしまいますね。
この「ビスケットカメラ」は、最初からパソコンに繋ぐためのコードが付いているんですか?

わたくしは、最後の方の「ベンチ」の写真が一番好きかも・・・?^^

No title

フラワーボックスに咲いてる花、
造花みたいで、乾いた感じが、藤原新也がアメリカを撮った写真を
思い出させました。
画像のザラッとした感じが気をひきます。

でも、親に逆らい過ぎる2歳児のようなカメラですね(笑)

こんにちは(^^)

トイカメラで撮影した写真、すべてが味のある楽しい作品、でした^^
見ていて本当に楽しめますね~。
デジカメできちんと撮る写真とはまったく別の趣がありますよね。

薄荷グリーンさんの腕を画面の中心に撮ろうと思ったら、下にずれてしまった写真、いいですよ^^
ブレスレットのお洒落さも際立つ感じがします。
画面の中心からずれている写真をみると本当に「そんなに真ん中にものを置いて何が面白い?」と言われているようですよね。
ベンチの写真なんて、本当にお洒落に写っているじゃないですか。
そして、最後のお人形さん(可愛いです^^)の写真、これも柔らかい写りが、愛らしさを強調していますね。
綺麗にきっちり撮ることが大切ではないんだな、と思えた今回の記事、とっても楽しめました^^

No title

実は初めてのデジカメがトイデジだったのです。
トミー製の(笑)
もうかれこれ15年前位でしょうか?
当時はデジカメが高くて買えなくて
でもPCで気軽に写真を載せるのに欲しくて
オモチャのデジカメを買ったのです。
そのデジカメは甥にあげてしまったけど
今でも写した写真はPCに保管されていて
大体がルーシェが被写体なのですが
何となくレトロでいて柔らかい写真なんですよ。
私も
「しまった!あげなければ良かった」って今更ながらに思います(^^;
くっきりはっきりが当たり前の時代に
何となく良い感じなんですよね。
まさに薄荷グリーンさんが書いてらっしゃる通り!(笑)

ともさんへ

こんにちはv-279
コメント有難うございました☆

こういうおもちゃで遊んでいて結構面白かったので、写真が一杯入った記事を書いてみようかなと思ってたんですよね。ともさんのところも写真を結構使うという云うことだから、ひょっとして被ってしまうかなと思ってました。

ホルガの写真、なかなか興味深かったでしょ。フィルムはやっぱりかなり敷居が高いんですけど、こういう遊びが結構面白いって思ってしまうと、とりあえずフィルム買って装着して実際に写してみるかどうかは別にしても、何だかホルガも手許に一台置いておきたくなってます。値段的にはそんなに高いものでもないし、インテリアの置物みたいな扱いでも構わない値段で売ってるから、そのうち気づいたらホルガも買ってしまってるかも。現状のわたしとしてはちょっとのめりこみ気味で、なんかそんな予感がしてます。

不思議と普通のデジカメで写した時の手ぶれは確かに唯の手ぶれみたいにしかならないですよね。トイカメラのほうが全体にラフで、何でも受け入れてあげるみたいなある種許容量の大きいところはあるかもしれないです。それほど完成させる意図を持たないで散歩がてらにこういうカメラを使って街の写真を撮ってくるのって本当に面白いので、今は梅雨時でちょっとあれだけど、天気が良くなったら一度試してみてくださいね。

ただこのビスケットカメラを所有するトイデジの中心にするのはかなりきつい感じです。使ってみた感触では持ってるトイデジの一つくらいの扱いの方がいいと思いました。
USB接続で専用、というかなぜかカスタムでこれにしか使えないコードがついてます。こんなところをなぜカスタム仕様にしてるのか意味不明。それとメモリーカードを使ってないので、PCに取り込むのに専用のソフトをインストールする必要があったり、使い勝手は本当に良くないです。トイデジを所有するならメモリーカードに記録して、それだけで単純に読み込める形にしてあるほうが絶対に良いです。

ベンチの写真はこれもまた構図はビスケットカメラが決めてくれました。わたしも帰ってから観た時、なんかかっこいい♪って思いました。だから余計なこと書かずに写真を出すだけにしてみたり。
岡崎公園にあった唯のありきたりのベンチだったんですけどね。写り方でその場では見えなかった雰囲気って言うのが出てきてる感じ。
雰囲気のある写真を撮るって、どういう要因でそんな雰囲気が出てくるのか分からないです。そういう雰囲気を風景の中から拾い上げてくるのはやっぱり感性的なものなんでしょうけど、わたしなんかお洒落な写真が撮りたいって思っても生活臭が漂ってくるような雑然としたものしか撮ったこと無いです。
ひょっとしたらトイカメラはそういう足りない雰囲気作りに貢献してくれるかもしれないから、結構心強い道具かもしれないです。

でも梅雨時に新しいカメラ買うって良いタイミングじゃなかったですね。試し撮りさえもなかなかできません。

No title

デジカメの画素数ばかりどんどん進んでゆく中で、こういう味のある写真もステキだと思います。
私はあまり画素数にこだわっておりません。むしろ被写体、何をどう写すかにこだわる方が楽しいように思えるからです。
ですから私の携帯の写真などは、マネキンやラーメンがいっぱぁ~い!(笑)
小さいサイズでも拡大しなければ十分見れますよねー。

ビスケットカメラ独特のぼやけかた、一眼レフで狙おうとしても撮れるもんじゃないですよ。
うーん、ロマンチックぅ~!!

No title

こんなに小さなカメラだと、うまく構図が取れそうも無いですね。
まさかここまで小さいとは思いませんでした。
なんとなく
「昭和的な写真の写り方だなぁ」
と思い、楽しく拝見しました。

携帯のカメラって、出始めの頃はたしか30万画素とかでしたよね。
古い携帯で撮影したら、同じような雰囲気の写真になるんでしょうか
ちょっと試してみたくなりますね!

No title

こんばんは

カメラの事が疎い私は「トイカメラ」なるものの存在を初めて知りました。
最近の写真はどれも鮮やかで、それが当然に思えていたのですが、何気ない風景がまさしくフィルターを通して別の見方ができシュールな感じですね。
それに写し手の思いと全く異なる絵が偶然とはいえ遊び心があって面白いですね。

カメラをあくまでも記録するためだけに使用している私にも、この「トイカメラ」だったらアーティストっぽい絵が撮れたりして^^

最後の写真気にいりました!

No title

こんばんは。

一度も見たことのないはずの風景が、どこかで見たことのあるような感じになるのが面白いです。
心象風景って言うんでしょうか。
このボケ具合が、いつの時代に、どの場所で撮ったという情報を取り払ってしまうかのようで、曖昧になっている記憶の風景と重なるからかなぁと思います。
見たものを普遍化してしまう凄いカメラなんじゃないでしょうか(笑)

トイカメラ

薄荷さん、こんばんは!
いつもありがとうございますv(^ω^)

トイカメラのお写真、なかなかいい感じですよー♪
ゆるいところも味があるし、街の風景や、小物の写真なんて
ノスタルジックな雰囲気があって、あたしは大好きです☆
やっぱりいいですね、トイカメラ♪

ビスタクエストもいいけど、ビスケットカメラ、カワイイv(^ω^)
これからもいろいろ撮影して欲しいです☆

P.S ブレスもなかなか良い感じです☆
夏場は蒸れにくいのがいいですねv(^ω^)

とのさんへ

こんばんは!
コメント有難うございました☆

藤原新也を引き合いに出してもらって、凄く光栄です♪
もっとも藤原新也にとっては2000円のカメラの話に出てくるのは極めて不本意だとは思いますけど(笑)

全体に淡い色合いの写真になると思ってたので、この花の感じは凄い意外でした。かなりの陽射しが直接当たってたのは確かなんですけどそれだけのことでこんな手触りの絵になったのか、梅雨時なのでもう一度確かめてみるほど陽射しに恵まれてないので未だによく分かりません。
こういうトイカメラは快晴の日がやっぱり一番面白いのは確かですね。早く梅雨が明けないかなと思ってます。

思うようにならないのが楽しいって云うのは、それではひょっとしてやんちゃな子供を持った親の気持ちなのかな。とにかく普通にカメラを使うのとは変わった感覚で遊べるところが多いので面白いです。

りい子☆さんへ

こんばんは!
コメント有難うございました☆

こんな写真でも楽しんでもらえて良かったです。
ラフな写真が撮れて面白いって云う話にあわせてこういう写真を一杯貼って見ましたけど、手の込んだ写真が並んでるわけでもないのでどう思われるかはちょっと不安がありました。

とにかく真ん中に収められないカメラです。でもそういうのがあまり憎めないというか、予想外の構図になることがあるから面白いって云う方向に思わせるのがトイカメラのユニークなところなんだと思います。ベンチの写真も実は真ん中においてたのがああいう位置に写ってしまったんですけど、あれは真ん中だと絶対に面白くなかったと思いますよ。
でもあのベンチの写真が雰囲気あるって、なんか評判良いですね。わたしも始めて見たときそう思ったから、なんかあの写真の中に普遍的なものでも存在してるということなんでしょうか。狙ってその普遍的なものが出せなかったのがちょっと悔しいです(^^;

人形の写真は、ビスケットカメラのピントは30センチ以内は合わないって云う仕様だったんですけど、20センチくらいまで近づいて撮りました。もうピントがあわないのは承知のうえ。そんなことをしてみようと思うのもトイカメラならではのことなんじゃないかと思います。

とにかくいろいろと遊べて、手軽にシャッターも切れるこういうカメラの存在は面白かったです。梅雨が明けたら色々と撮りに出かけようと思ってます。

ROUGEさんへ

こんにちは!
コメント有難うございました☆

昔からのトイデジカメのオーナーだったんですか。
今のトイデジはトイカメラを模倣するようなちょっとあざといところがありますけど、その頃のものって割とすなおにデジカメしてましたか?
今度のおもちゃを買った時、トイデジカメってどんなのがあるんだろうと思ってちょっと調べたりしたんですけど、今手に入らなくなってる機種って結構プレミアがついてるものが多かったです。ひょっとしたらROUGEさんが所有されてたトミー製のトイデジカメも今は凄い値打ちものになってるかも。

わたしもなんかぼんやりした写真になってるのを眺めていて、記憶の中にある光景を見てるみたいって思いました。一枚薄いベールの向こう側にあるようなこういう柔らかい画像がノスタルジックな印象を与えるって云うのは割りと共通した感覚のようですね。
本格的にカメラであることを追求してるようなのは求めだすときりが無い世界ですけど、この世界のカメラは進む方向が高級化にはあまり向いていかない庶民的な存在のようで、いろいろと試しやすいのも遊び甲斐がありそうです。わたしも何だか目覚めてしまって、いろいろと集めてしまいそうな感じになってます。
ROUGEさんもまたトイデジカメで写真とって見ませんか?

No title

こんにちは~。
こちらでのコメントは初めまして。
トイカメラは使ったこと無いのですけど、これは大冒険の要素がいっぱいあるカメラですねぇ。
デジカメだけど、フィルムのような感覚ってところが面白いです。

すぐに飽きちゃうと思うけど、アバウトな写真だけど味わいのある絵が出てきそうで、1台買ってみようかな。
子供の時に買ってもらったコダックのインスタントカメラを使った時のワクワク感が得られるかな?

たくたくろさんへ

こんにちは!
コメント有難うございました☆

なんていうか高級化もいいんですけど、高機能に振り回されがちな感じになるから、自分が振り回してるような気分になれるこういうカメラが一定の支持を集めてるんじゃないかと思います。もっとも実際にとって見れば違う意味でカメラに振り回されますけど。
たくたくろさんの携帯はマネキンが一杯なんですか。マネキンとラーメンってちょっとシュールな組み合わせですよね。
わたしも食べ物は結構大目に入ってるかもしれないです。みんな好きなものこだわりのあるものをカメラに一杯詰め込んでるんだと思うとなんか楽しいです。
でも写真の大きさはもうちょっと大きくても良いかな。やっぱり大きくなると荒さの方が目立ってくるかなぁ。

ビスケットカメラはトイカメラに興味を持った人が試しに買ってみるようなものに過ぎないと思うんですけど、なんかちょっとトイカメラを極めてみようかなって云う気分が出てくるきっかけになりそうな感じです。一眼レフはそれこそこの道具を手に入れても自分に使えるかって悩みそうですけど、トイカメラは極めるつもりになってもどこまでも気楽でゆるいっていうのも親しみがあっていいですよね。

こちくんへ

こんにちは!
コメント有難うございました☆

予想外に小さかったですか?でもプチブライスの人形だと横にあっても正確な大きさってわからなかったですよね、乾電池でも並べておいたほうがよかったかな。
ちいさいからちょっと手首に角度がついてたりすると画面が思ったものからずれていきますよ。ファインダー覗かずに適当にシャッター切ったほうが結果はいいかもしれないです。
記憶の中の光景を眺めてるような写真が、おそらくもっと高価なトイデジではさらに趣向を凝らして撮れるかもしれないので、実はビスケットカメラでは少々物足りなくなって来てます。こちくんのレゴカメラもノスタルジックですか?どちらかというと鮮やかな方面に特化してるのかな。
カメラによって色々特性があるようなので、ビスケットカメラを手にしたせいでいくつか試したくなってます。ビスケットカメラ買った時点でこんな気分になるとは思いもしませんでした。

携帯との関係は不思議ですよね。画素数で同じだったら携帯も立派なトイカメラだし。違いがあるとしたらどういうところなんでしょうね。

桃太郎さんへ

こんにちは!
コメント有難うございました☆

わたしが最初に見たランダムウォークは潰れてしまいましたけど、今は京都でもイノブンとかビレッジバンガードとか、ジュンク堂でもカメラ雑誌のコーナーとかにトイカメラを並べてます。結構市民権を得てるようで、こういう写真のあり方を受け入れる人も結構数が多くなってきたって云う感じです。
画質の悪い方を面白がれるって考えたら結構妙な指向ですよね。
きっちりと撮れない分予想外の仕上がりになるのは出来上がった画像を見るたびに驚きがあってなかなか楽しいですよ。ちょっとカメラが勝手に撮ってるというような部分もあったりするけど。トイカメラ持つとみんな芸術家になれます。2000円でアーティストって安いものじゃないですか。

最後のベンチの写真を褒めてくれる人多いですね。これ7割くらいはビスケットカメラの裁量で出来上がってるようなものなので、わたしとしてはちょっと複雑です(^^;
もう一枚付け加えたおもちゃの灯台の写真はどうでしょうか。これは8割がたわたしの決断で成り立ってます。ちょっと雰囲気あると思うんですけど、駄目ですか?

ジオヤーさんへ

こんにちは!
コメント有難うございました☆

ディテールが飛んでしまうことで、より一般化されるて云うのは確かにそんな感じです。みんなの記憶の中にあって共有されてる要素がどこか付加されて成立してるような写真ですよね。もうちょっと本格的なトイカメラだとそういう部分はもっと顕著に出てくるかもしれませんね。
云ってみればユング・カメラって云った感じのもの?ユング・カメラなんて名前にしたら2000円のものだとは到底思えなくなりますね。

それとまぁこれは動きませんけど、ちょっと8ミリっぽいイメージもあるんですよね。一般的な記憶に宿りながら8ミリのような極めて私的な視線も併せ持ってるような感じがして、意外と複雑な印象。こういうのも面白く思ったりします。

Mihoさんへ

こんにちは!
コメント有難うございました☆

写真、趣味に合ってましたか。これはノスタルジックになってるのって安物レンズであまりはっきり写ってないからだと思うんですけど、安物レンズもなかなか侮れませんよね。わたしは将来ホルガなんかを買うような気になったらガラスレンズのいい奴よりもプラスティックレンズの安物の方がいいと思ってます。全部がノスタルジックになってしまうのが欠点といえば欠点なのかもしれないけど、そういう写真を撮るのが目的のカメラだからこれはこれで良いんでしょうね。

ビスケットカメラは写真はともかくとして、道具としては全然よく出来てませんでした。肝心の撮った写真を絶対に消えないで持って帰るって言う一番大事なところをないがしろにしてますから、道具としていいのはやっぱりビスタクエストのものだと思います。ヴィスタクエストだって全然思うように写らないんですけど、写真を保持する機構とかはきちんと道具として成立してます。ビスケットカメラはやっぱりトイカメラのように見えるおもちゃって云う感じです。

ブレスを見せびらかすつもりの写真があんなになってしまいました。色ももうちょっと綺麗なエメラルド色なんですけど、強い陽射しが入ることで茶色っぽい色になってしまってます。本当はもうちょっと綺麗なブレスです。
夏は皮とかやっぱり駄目ですね(^^;

kuroさんへ

こんにちは!はじめまして。
コメント有難うございました☆

云うこと全然聞いてくれないじゃじゃ馬カメラです、一番目立つのがファインダーの通りに写らないってことですけど、ひょっとしたら色の方も条件によっては出方が色々異なってくるかもしれないです。ちょっと今は梅雨時なので曇り空ばかりで色的には淡い感じに出てるだけですけど。

ビスケットカメラは基本的にトイカメラのおもちゃ的なものですから、まぁ飽きるのは早いかもしれませんね。コダックのインスタントカメラ的なワクワク感だったら記事中にもちょっと名前を出しましたけどビスタクエストが出してるトイデジの方が相応しいかも。こっちの方が遊び甲斐がありそうですよ。唯機種によっては半端じゃないほど電池を消費するらしいので、その辺は気をつけてくださいね。


意外に・・・

使い方によっては、オン白い使い方ができるかも!
と感じます。
写り方もちょっとどくどくのものを持っていますね。
意外に・・・奥が深いカメラかも?!

No title

こんにちは

ステキじゃないですか!
追加された灯台の写真を最初は「えっ、京都になんで?」と思いました。
普通のカメラでは決してそんな事は思わないでしょうが、トイカメラで撮った為かおもちゃの灯台が背景の町に自然と溶け込んでいる印象からそう感じます。

それと気にいった最後の写真とは人形のアップの写真の事です。
紛らわしくてすいません。
あのアングルと人形にピントが合ってないとこなど何か良いんですよ^^

AquaSunネットサービスさんへ

こんばんは!
コメント有難うございました☆

基本的にはやっぱりおもちゃなんですけど、綺麗に写すためのカメラではこういう方向には進めないから、こういうおもちゃで無いと写せない何かっていうのはあるかもしれないですよね。
ぼやけてるっていうのがおそらく印象の大半だと思いますけど、何だか柔らかくてノスタルジックで、わたしはこういう感じは嫌いじゃなかったです。
トイカメラの方に本格的な興味を持つ入り口になるパワーくらいは軽く保持してるおもちゃだと思います。それと思いのほか鑑賞に耐える写真も撮れることがあって、確かに奥が深そうです。でもその奥にたどり着く前にほとんどが飽きてしまったりして。わざわざ記事にしておいて言うのもなんですけど、なんかそんな気がします。

桃太郎さんへ

こんばんは!
コメント有難うございました☆

やっぱりちょっと雰囲気ありましたか♪
わりと本物が街中に立ってるような印象が最初にやってくるみたいですね。トイカメラで撮った街の印象がどちらかというとミニチュアっぽく見えて、灯台のミニチュア加減と割としっくり合ってしまってるような感じなんでしょうか、
わたしもPCに取り込んでみてから、意外にお洒落な感じに写ってるんじゃないかなと思って、これは見せびらかさなくてはと記事に追加でアップするのを躊躇いも無く決めてしまいました。
これ撮ってみて思ったのは、ミニチュアとか写真に撮るの意外と好きな感覚かもしれないっていうことでした。

人形の写真のことでしたか(^^;
実はこの人形の写真、最初を人形で始めたので、最後も「またね~」っていうような感じで終わろうと思って入れたもので、わたしとしては写真の最後はベンチのつもりでした。ピントが合わないところまで近づいてシャッター切ったからぼけてるのは承知済みでした。背景はファインダーが当てにならないのでモニターが大体上手く背景に納まるまでにかなり撮りなおしてます。でも気に入ってもらえたら試行錯誤した甲斐があったってことですね。

No title

昭和の初めってこういう写真だったのかな^^
レトロ感たっぷりです♪
なによりこのビスケットカメラが可愛くって^^
手にしたときからウキウキしそうですね★

さくらさんへ

こんにちは!
コメント有難うございました☆

全体にぼやけてるのと淡い色合いが記憶の向こう側にあるような感じを与えてるんですよね。
でも最初パソコンの画面で観た時は、なんとも頼りない絵!って云う感じがまず先に来ました。
写真を取り出すソフトがなんともちゃちな外見でしかも一々鳴る音が安っぽいビープ音。それに引きづられて写真のイメージも最初は安っぽい感じがしたんですけど、ちょっと見てるうちに中々いいんじゃないかって思えてきました。
まぁ安っぽいことに変わりはないんですけど、そういうところを味として出せる部分があるということで、2000円ちょっとのおもちゃとしては結構面白く遊べるんじゃないかと思います。
ウキウキしますよ。最初にこれ持って試し撮りに出た時なんかまさしくそんな感じ。写した写真は下にフレームアウトした自分の腕でしたけどね。
今はもう慣れましたけど、この可愛らしいカメラをかざすのは最初はちょっと恥ずかしかったです。
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