【トイカメラ】植物園のリベンジをかねて動物園へ +ラテン・スピリチュアルその他

何だか同じ場所をぐるぐると廻り巡ってるような生活を送ってるうちに時間ばかりが過ぎ去って行くようで、動物園に行ったときのことを書こうと思い、撮った写真をスキャンして放り込んでおいたパソコンのフォルダを見てみれば、フォルダ名に記入しておいた日付は10月の半ば、思わないうちにもう一月も経ってました。
感覚的には夏が一年の真ん中にあると思ってるせいか、毎年この時期になってもまだ一年の半分が残ってるような気になってるんですけど、実際には1/4くらいしか残ってなくて、わたしにとって秋は来たと思えばあっという間に過ぎ去っていくといった感じの季節となってます。今年はあんな出来事に見舞われたために特にそんな感じが強いです。心の一部を夏の終わりの頃に置き去りにして来てしまったような感じがあって、なおのこと周囲で移り変わっていく季節の変化が早いような気がしてます。

☆ ☆ ☆

ということで、もう一月も経ったとは思えないんですけど十月の中ごろに京都市の動物園にカメラ片手に出かけてきた時のことをちょっとだけ書いてみます。タイトルに書いたので分かるように、夏の盛りにガッケンフレックスを首からぶら下げて植物園に試し撮りに行った時の、誰もいない、花も咲いてない木ばかりが目立つ緑一色の動くものの気配さえない単調な写真を撮ってしまったことにいささか忸怩たる思いを抱いてしまって、いつかもう一度もうちょっと小ましな写真を撮ってみたいって思ってたんですよね。
行く目的の場所を動物園に定めたのは同じ植物園って云うのも何か芸がないような気がしたから。夏の盛りのあの時の状態は最低であり、今行けば状況は好転して見物客で賑わって花も咲いてるかもしれない可能性も考えては見たものの、それほど間も空けずに再び植物園に行くのは二番煎じ的であまり新鮮味のない選択のように思えました。それでもう一度植物園に行くのはあまり気が進まなかったので、「園」繋がりという割と単純な発想で行く場所を動物園に決めてしまいました。

植物園は北山通りという名前で分かるように京都の北のほうにあります。意外と交通の便はよくて地下鉄の烏丸線に乗れば北山駅で直接植物園の入り口の前に出てこれるような形になってます。そこで今回の動物園なんですが、同じ「園」だから動物園も北山通りの近くにあるかといえば、こちらは結構はなれていて東山の方、岡崎公園の京都市美術館の裏側に設置されてます。美術館は正面が西側を向いてる建物だから、裏側というと美術館の東隣になります。美術館の裏手はちょっとした庭園になっていてその庭園を東に突っ切ると南北に走る並木道に出てきます。これが美術館の敷地の東側の境界といった感じで、動物園は並木道から車道を一本挟んだ場所で美術館の東裏側にその正面入り口を開いてます。
わたしは美術館はよく行くし、京都の観光案内でよく出てくる平安神宮の大鳥居の辺りから平安神宮、京都ホール、といった岡崎公園の西側は行動範囲の内に入ってます。でも行動はそのエリアが中心で動物園のある方角にはほとんど足を延ばしたことがなかったので、動物園が近くにあるということだけは知ってはいたんですが、まさか遊歩道に隣接した車道一つ挟んだだけという位置に、よく行く美術館とほとんど地続きで存在してるとは今まで気がつかなかったです。
面白いものでたとえば2~3メートル先に脇道があっても、そこを曲がって足を踏み入れない限りは、その曲がり角がたとえ目の前にあったとしても、その先を知らないというポイントでははるか遠くの海外を旅してるのと大して変わらないということなんですよね。逆に云うと見慣れた街角でも普段足を踏み入れない脇道を曲がるだけで、その行動からは海外旅行と同じような質のものを得られてるのかもしれないなんて思ったりします。

今回の動物園は普段散歩してる場所の、2~3メートル先の脇道を曲がったら思わないほどの目の前に予想外のものがあったという、ちょうどそんな感じの新鮮さがありました。

☆ ☆ ☆

植物園では目的の花も咲いてなくて動くものもなくひたすら緑一色の風景の中で真夏の日光に晒されて汗だけは体が干からびるほどかいていたという体験でしたけど、動物園はそういう状況とはまさしく正反対の場所で、園内は人で賑わっていて、動くものが一杯あって、色とりどりのものを一杯目にすることが出来るだろうと、「園」繋がりという単純な思い付きではあったものの、植物園では体験できなかったそういったことが目の前に繰り広げられるだろうと密かに期待してました。

まぁ結論から言ってしまうと、植物園ほどではなかったけど、こちらも期待した割には大したことがなかったと、そんな感じで動物園を一回りして出てくることになりました。
子供の時に訪れたことはあったはずなんですけど、そんなことはもう完全に忘れてしまうくらいに時間が経って訪れた動物園は、第一印象が何だか寂れてるっていうものでした。お客さんは結構来ていて園内の雰囲気は賑やかだったにも関わらす、全体の印象は何だか華やかさに欠けた印象というか。
大人の視線で観てしまったということもあるのかもしれません。そのほかにも一つの檻に1,2頭の動物しか入ってないようなコーナーが多かったり動物園全体の規模もそれほど大きくないということとか、檻や手すりやいろんなところの塗装なんかが微妙に剥げてたりするところがあって、動物を扱ってる場所だからある程度は仕方がないのかもしれませんけど、そういう状態で放置されたままになってる細部を見つけ出してしまうと、やっぱり印象としては寂れた感じがするのを避けられませんでした。

動物も、動き回って色とりどりで、園内では写真に撮れるものが一杯あるんだろうと思ってたのが、かなり予想を覆された感じでした。まず、檻の存在。虎とか熊とか見栄えがする動物の檻は動物が居住する区域を区切る檻とその檻から緩衝地帯を設けるような感じで少し空間を作って人を遮る柵が儲けられてました。柵といっても人も動物も越えられないようなもう一つの檻といってもいいくらいの背の高い柵。動物を見るのはこの二重の檻越しで、写真を撮るには邪魔としか言いようもないものです。腰くらいの高さの柵だけで区切られてるような場所では駝鳥だとかラマとかいました。でもラマは近づくと唾を吐きかけられる可能性があるということで、あまり近寄る気にもならず。全体が覗けるコーナーだとサル山なんかもありましたけど、ノミ取りしてる猿ばかりで全然動く気配さえない状態。梟が、知恵の象徴ということでちょっと写真に収めたかったのに、このコーナーも肝心の梟が檻の奥のほうに引っ込んでるか、夜行性なのか知らないけど巣箱に篭って出てきてくれないといった感じで、鳥の名前は檻の前に説明で分かるんですけど、どんな鳥なのか実物が出てきてくれなくてさっぱり分からないって云うケースが多かったです。

それと、植物園でもそうだったんですけど、こういう場所では展示されてるものとそれを眺めるものって云う二極化した構図を必ず取らされてしまうんですね。対象物との間には必ず越えられない距離が設けてあるという感じ。だから写真にとっても、客観的な対象物を距離をおいて客観的に眺めてるという構図しか取れないような感じになってきます。わたしは自分で写真撮ってみて感じてるのは、このぐらいでちょうどいいかなと思う位置から1,2歩踏み込んだ方が絶対に面白いっていうことなので、その一歩を踏み込ませないような構図を取る以外にないこういう展示目的の施設では写真を撮ってもあまり面白くないっていうのが、カメラを覗き込みながら動物園をうろつきまわってた時の感想でした。結果、このときの写真は記念撮影風のものを大量に生産して終わったという感じの着地をしてしまってます。

☆ ☆ ☆

動物園周辺ではこんな感じの写真が撮れました。
いささか不本意な首尾ではあったんですが、これもまたこの日にわたしがものごとを観ていた有り様として、まさしくわたしの感覚そのものだったんだと思います。

美術館裏にある並木
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400

これは動物園の前、京都市美術館の東裏側にあった並木道。美術館にはよく行くものの西側の入り口から入って西側に出て行くことがほとんどだったので、こういう道があることに気がつきませんでした。街路灯が真ん中に入ってしまったのがちょっと邪魔な感じ。

動物園正門前の光景
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400

動物園の入り口付近です。横断歩道に並んでる人はもちろん知らない人の一家。動物園の入り口しか目に入ってなかったので、この人たちがいることにほとんど気が向かなかったです。
近くによると動物のモチーフの飾り物が目に付くんですけど、この場所から見てるとあまり動物園って云う感じがしてません。

鳥類のためのドーム
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400

正面から入って直ぐのところにこういう鳥類を集めたドームがあります。実はこの日に撮った写真の中ではこれが一番のお気に入りです。どことなく絵画っぽい感じというか、写ってる細部はリアルなものなんですけど、全体はそういうリアルさをちょっと脇においてるような感じの写り方。昔の動物図鑑なんかの挿絵にでも出てきそうな雰囲気があります。
真ん中に対象物を置く日の丸構図の典型ですけど、この場合は正解だったような気がします。
植物園でも温室の巨大ドームがありました。実は植物園の方はこの温室ドームに入ろうとすると別料金を取られるようだったので入らなかったんですけど、ドームって云うのは意外とかっこいいというか、植物園の巨大温室ドームなんかは中に入って植物越しに見上げてドームを撮ったりしたらかっこいい写真が撮れたんじゃないかと今更のように思ったりしてます。
ともあれ「ドーム」がかっこいいというのはこの日の動物園での発見の一つではありました。

正体不明の展示館
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400

これは、何を見せたいのかよく分からないというか、自分でも仕上がったプリントを見て、何でこれを撮ったんだろうって一瞬思い至らなかった写真です。直ぐに思い出したんですけど、この丸いモザイクの屋根がきれいだったから撮ってみた写真でした。構図をあれこれ考えてるうちにこんな茫洋としたものになったというか。でもなんでこんなしまりのない画面になったのかなぁ。
この施設もなにをどう見せるための場所なのかはその場にいてもよく分からなかったです。どうも子供相手限定で何かしてるような雰囲気でした。そういう意味では中心を欠いてるような写真の印象はわたしがこの施設に感じた印象と通じてるといえばいえないこともないんですけどね。

実際に見ると迫力満点の虎
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400
典型的動物園スナップ
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400

動物園なので動物本来の写真を2枚。実は鑑賞者の位置しか取ることが出来ないのにちょっと興ざめしてきて、動物園に行ったにもかかわらず動物の写真はほとんど撮ってきませんでした。見栄えのする動物は二重の檻の向こうで行ったりきたりしてるだけで、写真は檻を含めて撮る他無く、現像するまでもなくものの見事に記念写真風のものしか出来上がらない気配が濃厚になってきてました。この写真もまさしく予想したとおりの記念撮影のスナップといった感じです。
虎の方は人を隔ててる柵の間から手を入れてカメラを緩衝地帯に突き出して撮ってみたんですけど、虎の住居区域を隔てる檻はやっぱり視覚的には邪魔物になってます。
対象を観賞するような距離のある写真じゃない、動物園の斬新な撮り方がないものかと考えないこともなかったんですけど、ともあれこの時はいいアイディアは浮かばず仕舞でした。

麒麟のオブジェ
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400

動物園の中ほどにあったキリンのオブジェ。檻の中にいる動物よりも写真の対象にしやすそうな感じでした。キリンの檻は動物園に入った直ぐ横にあったんですけどこのキリンのモニュメントは何故か離れたところに立ててありました。
右下に写ってるベンチとゴミ箱!これはキリンに注意を奪われていて、その時は写ってるとは思わなかった。

空を巡る象
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400

これも動物よりも被写体にしやすかったもの。動物園ならどこでもこういうものがあるのか、小さな遊園地の区画があって、他にも観覧車とか遊覧汽車なんかが子供相手に賑やかに動いてました。この遊具の写真は左の運転室の建物の屋根くらいまで上昇した後で下に降りてきたのであわててシャッターを切ったものです。その時は何故か運転室の屋根くらいの高さまで上がっては降りていく乗り物だと勝手に納得してしまって、一枚写真を撮って満足した挙句その場を去ってしまったんですが、上がる高度を変えて何度も上下するものだったんでしょうね。
もうちょっと高い位置まであがるのを待って撮った方が迫力があったかもしれません。

蹴上インクラインへ それにしても写りが悪い
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400

これも動物園で撮った写真ですけど動物園の中の光景じゃないです。動物園の南側は疎水の水路が走っていて、園内の東南の角から南側を見ると水路とこういう噴水が見られるようになってます。ちなみにこの水路は写真の右側、方角で言うと西に向かって流れていって美術館脇の、桜の季節には両岸が桜の花で満開になる水路になっていきます。左脇にある建物は琵琶湖疎水記念館。この写真でちょっと説明しにくいんですけど、中央から左よりに奥の方向に向けて水際から草色の地面に変化してる部分、ここは既に水はなく、普通に歩けるような状態になってるんですが、この道を画面の奥のほうにずっと進んでいくと次第に上り坂になって蹴上のインクライン(傾斜鉄道)の跡地に出てきます。ここは一種の廃墟とも言うような場所で、実は散策すると動物園よりも面白かったりします。後日インクライン辺りも写真を撮りに出かけたのでその時の話はまた機会があれば書いてみるつもりでいます。
この写真を撮った日は薄曇で向く方向によっては空は雲一色になってるような天気でした。雲が広がって色のない空とその空を反射して同じく色彩を欠いた水面が画面の大部分を占めてます。写真の写り具合もあって、楽しい動物園で目にするとはなかなか思えない光景です。

ちなみにインクラインの線路跡地のゆるい傾斜をずっと上っていくとこういう場所に出てきます。
インクラインの線路跡の下をくぐるように設けられたこのトンネル、名前が変わっていて「ねじりまんぽ」っていうんですよね。

道なりに歩いていくと南禅寺のほうへ
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400

動物園周辺の地図

☆ ☆ ☆

最初のほうでも書きましたけど、動物園は動物を観て楽しむところではあるけど、その延長にあると思ってた写真を撮ると云うことに関してはあまり向いてない場所だったなぁっていうのが園内を一回りしてみての感想でした。
檻に囲ってさぁ見てくださいと用意され差し出されてるものを写真に撮ると云うのは、対象への関わり方をかなり限定されてしまうし、固定化された関係から出ることなく終わってしまうことが多かったような気がしました。
こういう感覚の枠組みといったものに囚われてしまうと、対象物が騙りかけてくるものがあったとしてもなかなか耳には届いてこなくなるように思います。

どうやらわたしが囚われてるらしい枠組みから云うと、ラマに唾を吐きかけられるのもものともせずに近づいていくとか、虎の檻に入るとかしてみると様子は変わるかもしれないけど、京都市動物園はそこまで命をかけて撮影するような場所じゃなかったです。

☆ ☆ ☆

番外編 1

動物園のたしか北東の端っこだったと思います。爬虫類館という建物があって、夜行性の爬虫類なんかを展示してました。無料で入れるところだったので、せっかく来たんだから一応中を窺って写真を撮ってみようと思って入ってみました。
夜行性動物の展示というだけあってなかはやはり暗く、どうせ撮れないだろうと判断して、失敗した場合でもフィルムを一枚消費してしまうようなカメラはやめて、一緒に持って行ったデジカメのほうを使って撮ってみることに。
予想通り薄暗がりのなかで人が流れるように歩いたりしてる場所では手ぶれと被写体ぶれの集合のような写真になってしまったわけですが、眺めてるうちにFhotoshopで加工したら面白くなるかもしれないと思い出して、色々といじくってみました。
その結果がこれ。どことなく「No New York」のジャケット風写真の出来上がり?

爬虫類館にて
king Ocean Z520 + Photoshop

番外編 2

このカメラに最初にフィルムを入れた当初はフィルムを消費するのがためらいになってなかなかシャッターが押せませんでした。持って出かけてもこっちは1,2回シャッター切る程度で後は失敗しても気にならないデジカメでほとんど撮ってるっていうような感じ。だから先月動物園とその後に行った蹴上のインクラインの写真で36枚全部撮り終わって現像に出したんですけど、一番最初のコマに写ってたのは真夏に鴨川に出ていた夜店の列の写真といったものでした。それ以外にもフィルムカメラに慣れないうちに撮ってる部分には1~2枚単位でこの夏の間にこのカメラを持って出かけたいろんな場所の写真が並んでます。
そんな雑多な写真の中から、ちょっとピックアップ。

六角堂の写真です。

六角堂全景
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400
六角堂の鳩
Wide Lens Camera ; Agfa Vista 400

寺町辺りから六角通りを通って「ポコ・ア・ポコ」という中古のCD、DVDショップを覗き、六角堂に立ち寄ってから烏丸御池の新風館に抜けていくというのがわたしの散歩のコースの一つです。中古CDショップが目当てで六角堂はその道筋にあるという関係に過ぎないところもあるんですけど、散歩途上にあるこの六角堂は割りと馴染みがあるお寺になってます。ちなみにこのお寺は参ると縁結びの効能があるそうです。池坊のビルの隣に位置していてまわりを高いビルに囲まれてるような感じになってるので、ビルの合間にちょっとした異空間が開けてるような雰囲気もあるかもしれません。
全景の方は真ん中の木が邪魔かな。でも木よりも手前で撮ろうとするとこの付近だとどの位置にいても、どれかが真ん中辺りに位置しそうで、この角度では位置取りはちょっと難しそう。
鳩の方はこれは京都のお寺にいる鳩に限らないのかもしれないけど、ここの鳩は特に凶暴みたいです。売店で売ってる豆を買って鳩にやろうとすると、撒かれるのなんか待ってなくて、手や頭に平気で乗っかってきて持ってる豆を直接奪い取ろうとしてきます。この写真撮った時もカメラ出しただけで何かもらえると思ったのか近寄ってくる鳩が結構いました。

両方ともアンダー気味で暗く、感度400のフィルムだったので粒子感も若干あります。でも実はこういう暗くてざらついた写真も好みだったりします。真ん中がスポットライトが当たってるみたいにぼんやりと明るく、周囲に行くほどざらついた闇に溶け込んでいくような写真。これは夕方に撮ったために明るい写真にならなかっただけの話なんですけど、意図して暗い写真も撮ってみようかななんて思ったりしました。

☆ ☆ ☆

今回動物園に連れて行ったカメラのことも簡単に書いておきますね。

付録のカメラ
PowerShot S710IS

どういうカメラだったかというと、こんな雑誌って言うかムックの付録についてたカメラです。わたしが買ったのは今年の春過ぎくらいでちょっと前のことになります。
もともとVivitar Ultra Wide and Slimというカメラがあって、それのカラーバリエーションを増やしたWide Lens Cameraというのが今市販されてるんですけど、それをそのまま付録にした形になってます。ムックに付録でついてるカメラは市販されてるWide Lens Cameraと全く同じ。clover-sanのワンポイントのマークはこの付録版だけの特徴ですけど、カメラの構造のうえで付録だからこの機能が削ってあるといったようなことは一切してないです。それでカメラだけで市販されてるものよりも500円ほど安かったのかな。こちらはムック本がついてることも考え合わせると実質はもっと安い形になってるかもしれません。ただ本がついてるといっても極薄で作例写真がちょっとだけついた取扱説明書と残りは他のトイカメの広告みたいな内容でしたけど。

カメラそのものはオール・プラスティックでものすごく安っぽいです。市販版は3000円くらいで売ってるものだったと思うけど、値段も含めて重さも存在感も凄く軽いカメラ。実際に巻き取りクランクなんかが折れてしまうことがあるようです。壊れにくく作るような配慮はしてないけど、ひたすら安い値段で売るから破損したら買い換えてくださいって言うスタンスなのかな。

でも全体が安っぽい割りに、レンズはプラスティックだけど焦点距離22ミリっていう、こういう類のカメラにはあまりついてない超広角のものがついてます。これがアンバランスな印象を与えてちょっと面白いです。一つのものをクローズアップするように撮るのは全く不得手かもしれないけど、その場の雰囲気とか空気感をまるごと収めてメリハリのある絵にしてしまうのは大得意という、かなり極端なテイストを持ったカメラになってます。

☆ ☆ ☆

絞りはf11というかなり暗い値で固定、シャッタースピードも1/125で固定というような仕様なので露出のことなど一切考えようもなく、さらに深い被写界深度に写るものすべてを納めて、ピントをあわす必要もないような思い切った本体。そういう極端な本体に、さらに極端な広角レンズを搭載して周囲が歪むのもお構い無しに迫力のある絵を作ろうとするカメラ。
最初のうちはシャッター切るたびにフィルム一枚消費するのでなかなかシャッターを押せなかったけど、そのうちフィルムの消費に関しては結構割り切れた感覚になって抵抗無しにシャッターが切れ始めると、安っぽくてフットワークのいいカメラに破格のレンズが乗っかった、枠に収まりきれないような印象はまるでロケン・ロールなカメラといった感じになってきます。
パンフォーカスで見えるもの全部にピントが合って、柔らかく暈すことなど一切考えてないようなところも、ソリッドな感じでロック・スピリットかも、なんて思ったりしました。

動物園は期待はずれでも、ロックなカメラと一緒に行動してるのは意外と面白かったですよ。

☆ ☆ ☆

Maria Rita - Herois da liberdade


リオのカーニバルを代表するサンバチームG.R.E.S.Imperio Serranoの、1969年のサンバ・エンヘード曲。エンヘードってテーマ曲くらいの意味合いだと思います。
歌ってるのはマリア・ヒタ。ブラジルを代表した歌手エリス・へジーナの娘です。お母さんとそっくりの声質。
クイーカの脱力的な伴奏と何だか鼻歌交じりのような曲調で始まる曲ですけど、最後の方は意外なほどスピリチュアルで感動的な印象の展開になって行きます。オーオーオオーオーのところと高らかに歌い上げるラストフレーズ「Liberdade senhor」とバックコーラスが重なるところが凄い好きです。

Maria Ritaのこのヴァージョンは他のミュージシャンの曲も入ったコンピレーション・アルバム「Aula De Samba」に収録されてるだけで、彼女本人名義のアルバムには入ってなかったんじゃないかと思います。

Esperanza Spalding - Ponta de Areia


原曲の邦題は「砂の岬」
ブラジルのミュージシャン、ミルトン・ナシメントが1975年にリリースした曲です。
元は子供のコーラスを織り交ぜたりして結構素朴な感じも併せ持ってる曲ですけど、Esperanza Spaldingのこのアレンジは随分と原曲のイメージとは違ったところで成立してるようです。微妙に不安定な和音の上を渡り歩いてるような展開で元曲の素朴さ、サウダージ感を残しながらも現代的で洒落た演奏になってるように思えます。

ベース弾きながら歌うジャズ・シンガー。作曲家でもあり、最年少のバークリー音楽院の講師でもあるという何だか凄い才人です。バークリーは学校の先生が勧めるからという理由で受験、時期はずれの試験を特別に受けることになって、演奏してみたらその場でOKが出たんだとか。でもバークリー音楽院って最初はどういうところなのか知らなかったそうです。
ウッドベースを弾きながら歌うって云うのもなかなかかっこいい。

日本だとTHE BOOMがカヴァーしてるらしいので、メロディは聴いたことがある人も多いかもしれません。

KENNY DORHAM - Autumn In New York


季節がら、このタイトルだと今出しておかないと来年までアップする機会がないかもしれないので。
ケニー・ドーハムの、トランペットなのに全然きらびやかじゃない、つや消しみたいな音も好きなんですけど、この曲のこの演奏はピアノと特にベースの響きの方が好きだったりします。
メロディラインの作り方から随分と歌いにくそううな印象だし最初は器楽曲だと思ってたんですけど、この曲、歌ものなんですね。ヴァーノン・デューク作曲で34年にミュージカル「Thumbs Up!」で使われたもの。歌のほうはわたしはジョー・スタッフォードが歌ったのが結構好きでした。
このケニー・ドーハムの演奏したものは昔ラジオで聴いたのが最初だったように記憶してます。録音しておいた音楽番組を聞き流してると耳を捉えて離さなくなった演奏が流れてきて、それがこの「ニューヨークの秋」だったという感じ。
録音してたおかげで、後から演奏者が誰だったのか、どういうレコードに収められてるのかも苦もなく分かりました。これがメロディだけ耳に残って、誰が演奏してるのか分からないって云うことになると、何かのきっかけでもう一度出会うようなことでもない限り、いつまでたっても正体がわからないというもどかしい事態に陥ってたと思います。

ちなみにブルーノートから出てるCDの日本版は複数出ていて、1枚のダイジェストになったものが多いんですが、このアルバムの完全版は2枚組になってます。

Patti Page - Try to Remember


以前この曲を記事に載せた時、このパティ・ペイジのものを探しきれなくて、別の歌手が歌ったものにしたことがありました。たまたま思いついて探してみたら、今回は首尾よく見つかったのでアップしておきます。
わたしはこの曲は、パティ・ペイジが歌う夢見心地でふわふわとした浮遊感に満ちたこのアレンジが大好き。

☆ ☆ ☆

一応動物園のお話だったので、動物もので締めくくりです。



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Aula De SambaAula De Samba
(2008/03/25)
Various Artists

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EsperanzaEsperanza
(2008/05/20)
Esperanza Spalding

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'Round about Midnight at the Cafe Bohemia'Round about Midnight at the Cafe Bohemia
(2001/12/20)
Kenny Dorham

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Hush Hush Sweet Charlotte / Gentle on My MindHush Hush Sweet Charlotte / Gentle on My Mind
(1999/09/28)
Patti Page

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コメント

No title

こんばんはv-85

トイカメラで動物を撮影しようという難儀な事がけっこう楽しい事のように思えて、その実、やっぱり難儀を極めた・・・って感じがするのですが・・・(笑)
でも、デジカメで極力キレイに撮ろうとするより、面白い写真が撮れた事は間違いないでしょうね!
ただ、柵はやっぱり邪魔でしかないし、アレがなければ更に面白い表情や動きが撮れたんじゃないか?という感じは否めませんが・・・^^
今年のGWあたりに伊豆に新しくオープンした動物園があるんですけど、ココは極力柵で覆わないようにした、いわゆる「サファリパーク」に近いような動物園との事なんですけど、かなり人気があるようです。
最近では、こういった施設も増えているみたいですね。
そのうち行ってみたいと思うのですが、でも、実際に行ってみたら、子供の頃に見た頑丈な柵に覆われている「日本平動物園」の方が懐かしくていいかなぁ~?とか思いそうで・・・(笑)
檻に入れられてるのって、動物にとってはかわいそうな事なんだけどね。

曲は「Ponta de Areia」が良かったですね!パーカッション&コーラスだけのシンプルな序盤から鍵盤が入ってゴージャスに展開して行くところがカッコいい!
コレは、ちょっと「買い」なんじゃないでしょうか?^^

「Autumn In New York」は、行きつけの喫茶店で最近よくかかっていますね。
季節が秋だからかもしれませんが、ここのところ頻繁にこの曲を聴きながらコーヒーを飲んでいました^^
わたくしも、お気に入りの一曲です♪

パティ・ペイジの曲って、すごく映画的だと思いませんか?
というか、この時代のものって、音楽と映画がリンクしてる感じがすごくします。
今の「ババーーン!」って感じの映画音楽より、ずっと雰囲気があってよかったなぁ~・・・

ともさんへ

こんばんは
コメント有難うございました☆

なんか動物園でこういう動物を見たという記念写真ばかりのようになってくるんですよね。目の前の動物は檻を移動するたびに変わって行くんだけど、写真としては似たようなものを延々と撮ってるというというか。
たとえば澄んだ水の中でペンギンが泳いでる姿が見えるとか、動物園自体がもうちょっと写り栄えのする場所だったりすれば印象は変わってきたかもしれません。あるいは少し寂れた感じがしたと記事に書きましたけど逆にもっと寂れて廃墟に近いような印象だったらこれも写真撮るのが面白かったかもしれないです。
結局京都市の動物園自体あまり特徴もなく規模もそれほど大きくないという、動物園であること以外に特別な印象をそれほど与えないような施設だったのが結構わたしの気分に影響してたところがありそうです。

サファリ・パークっていうのは車で移動するんですよね。それでキリンなんかが車の中に首を入れてきたり。そういうところの方が面白い写真が撮れるかもしれませんね。

歌うベーシストがよかったですか。アフロもなんだかかっこいいのかな。
いつもブログに乗せてる音楽と比べるとちょっと取っ付きが悪いかもしれないと思ってたんですけど、そうでもなかったんだ。
喫茶店でかかってるのはこのケニー・ドーハム版なんですか?ちょっとマニアックな喫茶店?この曲を選ぶにしてもこの演奏はなかなか選ばないと思うけど。ビリー・ホリディが歌ったのも情感があって良いですよ。

情景が浮かぶような曲が多いのかなぁ。こう書くと今の映画音楽が情景を呼び起こさないような曲って云うことになるから、ちょっと違うかな。でも確かに曲が持ってる情緒は今の映画音楽なんかとは別物の感じはしますね。記事の中で使った言葉で言うと枠組みが違ってきてるんじゃないかなって云うところはあると思います。今はそれほど重視してないのがちょっと物足りないんですけど、旋律の綺麗さとか凄くこだわりのある曲が多いと思います。
わたしは旋律の綺麗な曲って好きだから、こういうちょっと昔の曲に好きなものが多いです。

こんにちは(^^)

小さい時に訪れた動物園や遊園地に大人になってから訪れてみると、あまりにも印象がちがって驚くことがありますよね。
子供は、動物だけをめざして行くけど、大人になると、全体的に見渡すことができるのでしょうか。
動物園で動物だけの写真を撮ろうと思うと、たしかに柵は、邪魔になりますよね。
柵があるから動物園らしさも出ているのでしょうけど^^

鳥類を集めたドーム、私も凄く気に入りました(^^)
ドームの形にあわせて、空もキュウっとひきつけられている様に見えますね。
動物園の中にある小さな遊園地も、こうして写真におさめると味わいがありますね。

番外編のフィルム写真、深みがあって好きです^^

No title

動物園でのトイカメラはつらそうですね~
やっぱりズーム機能が。。。って思ってしまいますよね。

以前いったときに、
「柵が邪魔だなぁ」
って思ったんですけど、アクリルの檻は反射してもっと撮影しにくかったのを思い出しました。
どちらも良し悪しのようで・・・

<ねじりまんぽ>の由来が気になります。
なんなんでしょうね?

No title

今日わんこ 薄荷グリーンはん

トイカメラでの努力、大したもんですね。

然し、ヤッパさラテンが最高よねー。ぐふっ。

パティ・ペイジもイケルって、お前女性なら何でもイーじゃねえかって言われそう。

そうよ、マリアも大好き。薄荷グリーンはんって、こーゆうユルーイりずむ得意だわね。

うふふ私も大好き。

りい子☆さんへ

こんばんは!
コメント有難うございました☆

ちょっと思惑が違った感じでした。園内見てると子供は楽しそうに遊んでるんですよね。わたしも動物見て楽しむ方が良かったのかも。
洒落た写真でも撮って見ようなんて邪心を抱いて行ったから動物園から本来の楽しみ方をせよとばかりに反撃を食らったのかもしれません。
楽しまないと楽しい写真も取れないでしょうね。そういう意味だと子供にカメラ渡して動物園でどんな写真撮って来るかちょっと見てみたくなりました。

このドームの写真は意外に良いでしょ。写真なのにリアルじゃない感じが明確に出ていて。空もこの日はほとんど一面の曇りだったのでこんな上手い位置に雲が出てたなんて凄い幸運でした。人も本当は結構来ていたのに何故か写真撮った時はこの一組が佇んでいただけで、絵のポイントになってくれてます。
遊園地はちょっと定番っぽいですね。割と絵になりやすい対象だと思います。動物園よりは被写体は多そうな感じがするから今度は遊園地にしてみようかなぁ。でも京都に遊園地ってないんですよね。

黒っぽい写真は結構好きなので今度は意図的に撮ってみたいと思ってます。一度モノクロでやってみたいんですけど、モノクロのフィルムって現像液がカラーのものとは違って、扱ってないところが多いんだそうです。

こちくんへ

こんばんは!
コメント有難うございました☆

ズームがあると檻を越えてかなり自由に撮れたかもしれないですね。持っていったトイカメは正反対の広角、それも極端な広角だったから選択としては最悪だったかな(^^;
なにせ、ただでさえ近づけないのにファインダーを覗いたら肉眼で見てるよりも小さく見えるんだもの。

檻は本当に邪魔でしょ。
檻の邪魔にならない生き物もいるにはいたんですけど、あまり写真的でもなかったというか。オットセイだったかアシカだったか、泳いでくれたりすると多少は絵にしやすかったんですけど、岩の上で完全に熟睡、ピクリとも動きませんでした。
動物のショーなんかやってくれてたらどうだったのかなぁ。

他の人が動物園でどういう写真を撮ってるのか結構興味があります。自分が撮ってみてこれだけ限界がはっきり分かったのも珍しいし、もしその限界を突破してる写真があったらものすごく参考になりそうです。

ねじりはトンネルの中の煉瓦がらせん状にねじって組み上げられてるからで、まんぽは、なんでしょうね。どうもこのトンネルだけの名前じゃなくてこの形式でえ組み上げられたトンネルのことを表す言葉らしいです。南禅寺の参道に出会う辺りに大きな道しるべが立っていて「ねじりまんぽ」って書いてありますよ。ちなみにこのねじりまんぽのうえを通ってるインクライン沿いに上がっていくとこれを作った人の銅像が建ってます。

No title

何となく写真って「撮るぞ~」っていきんで撮るよりも
撮りたい被写体があって撮るほうが
より良い写真が取れるのかも(笑)

動物園、維持費も大変なんでしょうね。
以前ニュースで聞きました。
だから補修よりは動物の健康維持に
そうしても予算を取らざるを得ないというか。

でも「寂れた動物園」をテーマに撮るのも良かったのかも。
二極化した構図をワザと利用したり。
撮られた写真、良い雰囲気ですよ(*^_^*)

・・・ってトイカメラでは難しいですかね。

確かにサファリパークに一昨年だったかな?
行ったのですが動物がよく見えて生き生きしてました。
麒麟に車を跨れたりして(^^;
本来野生の動物を檻の中で生き生き撮るのは難しいと思います。
多分、どんなカメラでも無理じゃないかなぁ・・・

Keithさんへ

こんばんは!
コメント有難うございました☆

スナップ写真風のが多くなってますけど、写り方は普通のカメラとちょっと違う感じで面白いでしょ。色の乗り方が結構極端で絵に描いたような感じになったり。今使ってる普通のコンデジも一番鮮やかな設定にしないと納得できないような感覚になってます。

ラテン良いですよね。マリア・ヒタのこの歌、わたしは最初はもっと派手なもので聴いてたので、これ聴いた時はちょっと拍子抜けしてたんですけど、聴き込んでみたら、凄い味わい深くてこのバージョンが好きになりました。声がまた抜群にいいです。

ゆるいのが好きというのは当たってるかも、結構のんびり屋なので、一番リズムに乗るのは歩いてるくらいのテンポの曲だと思ってます。
でも昔はハードなのも聴いてたんですけどね。

ROUGEさんへ

こんばんは!
コメント有難うございました☆

普段カメラ持って出歩いてる時はそれほど構えないでシャッター切ることもあります。でもやっぱり構図とかちょっと考えるかな。
写真撮る時には頭で考えるなっていうのは鉄則みたいですけど、わたしの場合は「頭で考えるな」って頭で考えてるんですよね。

この動物園入園料が確か600円くらい取られたんじゃなかったかな。植物園が200円だったのでなんだか思いのほか高く感じられて、これはなんとしてもかっこいい写真を撮って帰らないとと云う具合に気負ってた部分も結構あったかもしれません。
かっこいい写真は撮りたかったけど、動物の写真が撮りたかったのかどうかは尋ねられると微妙なところがあるかもしれないです。対象への愛情が足りなかったかなぁ。

廃墟とか好きで、動物園の近くにも蹴上の第二発電所の建物がそのまま保存してあるところがあって、これがまた一種の廃墟の雰囲気を濃厚に漂わせたりしてるものだから、ここにくればこの建物の写真を撮ったりしてます。
動物園は寂れ具合でも中途半端だったので、廃墟好きの血が騒ぐこともなかった感じ。あらゆる点で突出したところのない動物園だったのかもしれません。

写真それなりに雰囲気あります?
ドームの写真は良いでしょ。でも36枚とって気に入るのが1~2枚っていうのはちょっと少ないかな。もうちょっと気に入った写真が撮れる割合を大きくしたいですね。

No title

こんばんは

他と違うレンズが飛び抜けて良い、一点突破、一点豪華主義のロケン・ローなカメラ、カッコイイです!^^

写真は、ドームとキリンが気に入りましたが、全般的には色味の薄い感じ、淡いトーンがなんとも不思議な感じを醸し出しているように思います。そして、細かいことは気にしないみたいな、ザックリとした感じは、まさにロッケン・ローなんじゃないでしょうか^^
ドームはなんだか魚眼レンズで撮ったようだし、キリンはベンチとゴミ箱がアクセントになってるようで、写ってて正解のようにも思います。
凶暴な鳩の写真も渋くて良いです。

Esperanza Spaldingが良かったです。
フュージョンとも呼べそうなアレンジ、カッコイイと思いました。
でも、コレをベースを弾きながら歌うって凄いです^^

最後のメガネザルには声を出して笑わせてもらいました(笑)

ジオヤーさんへ

こんにちは!
コメント有難うございました☆

コメント承認したつもりがチェックをし忘れて遅れました。ごめんなさい。

シャッター押すだけの誰でも使えるカメラを装いながら、実はかなり主張が強くて癖があるカメラですよ、このカメラ。
色味が薄い感じがするのはおそらく露出オーバー気味になってるせいだと思います。カメラの方で露出が変更できないのでフィルムの感度の方で調節しなければならず、昼、夕方万能のISO400のフィルムを入れておいたんですけど、もうちょっと感度の低いフィルムでも良かったかも。この辺は合うフィルムを入れろと譲れない主張を通してるようで、これもまたロケン・ローなところかもしれないですね。細かいこと気にするなというのと一本主張するところが同居して妙なカメラです。

ジオヤーさんが指摘するとおり、もう何歩か広角側に踏み出すと魚眼になります。程度のゆるい魚眼だと考えると、魚眼は広い範囲が写るけれど廻りが歪んで結局中央に視線が集中するようなところもあるから、ドームの写真みたいに日の丸構図が似合ってるカメラなのかもって指摘されて思いました。キリンは確かにゴミ箱が写ることで近景、中景、遠景全部そろって立体感が出る申し分ない構造になりますね。でも一番近くにゴミ箱なんですよね。出来ればもうちょっと別のものに写って欲しかったです。このカメラ、ファインダーは広角28ミリ程度の見え方らしくて、ファインダーに入らない部分も写るようになってます。やっぱりかなり癖があります。
アンダーっぽい画像もかっこいいでしょ。こんなになってたのは偶然なんですけど、この仕上がりを見てこういうのを意図的に撮ってみたいなぁって思いましたから。ハイキーな写真の方が流行みたいですけど、闇を含むような写真もかっこいいです。

Esperanza Spaldingは、わたしは古いロマンティックなものを選ぶことが多いので、そういう中に混ぜるとあまり聴きやすそうでもないような気がしてどうかなぁと思いながら入れたんですけど良かったですか。結構色気がある演奏だと思ったんですけどどうでしょうか。

メガネザルは目を見開いてるところが再生する前にプレビューとして画面に出てるから、これがなかったらもっと衝撃的になったはずでちょっと勿体無いです。でもメガネザルも半眼状態があるって云うのはすごい発見。一応あの目はやっぱり思いっきり見開いてるって云うことなんでしょうか。最後の方で二匹写ってるところの後ろ側にいるのが、なんかサイケデリックな印象で好きです。この動画、色々細工したのがYoutubeに結構上がってるんですけど、最後の2匹一緒のシーンが切ってあるものも多くて、最後まで入ってるのを選びました。

No title

こんにちは

動物園の柵を挟んでの写真はいつもと違って普通な感じが共感できます。
私も同じアングルで写真を撮った記憶があるもんで(笑)

この動物園に行ったのも20年ぐらい前になるのですが、中にある動物以外の施設などは写真を見ても全く記憶が無いんですよね。
動物ばかり見ていたのかなぁ?

妹夫婦がこの近所に住んでまして、静かで住み心地がいいだろう?と質問したところ明け方の動物達の奇声でうるさいとクレームをつけられてしまいました。
如何せん私が紹介したマンションだったんで(笑)

エスペランサ·スポルディングの音を以前から気になっていたのですが、爽やかで透明感のあるボーカルが良いですね!
ベースも前に出すぎていないですが、しっかりと主張していて好感が持てます。
このところの忙しい時期にこのような音にはホント癒されます^^

桃太郎さんへ

こんばんは!
コメント有難うございました☆

柵を挟んでの写真はあの位置しか思いつかなかった結果でした。後になって同じ虎の檻で、柵の隅から虎とそれを眺める人を正面から捕らえた写真をたまたま見たんですけど、こういうところから撮ると印象が違ったんだと思ったりしました。
スナップ写真を標榜してるので動物園のスナップとしては一番安定してる構図としてあれはあれでいいのかもしれないですけど、やっぱりちょっと変わったものが撮りたかったです。

わたしは逆に動物の写真は同じようなものしか撮れないって諦めてしまったので、施設ばかり見てました。ぴかぴかに新しい施設ってほとんどなかったような感じでしたよ。

この辺りは住むにはいいところだとわたしも思ってました。美術館に歩いて、または自転車で気軽に行けるところに住むなんて凄い贅沢な印象を持ってるんですけど、動物園の鳴き声は住んでみないと分からないことかもしれませんね。
でもやっぱり動物の鳴き声で起こされても、こういうところの近くに住んでみたいなぁ。

エスペランサ·スポルディングはよかったですか。もとの曲が割と素朴な感じのものだったので、ああいう解釈で構成したのがわたしはちょっと新鮮でした。素朴な感じも残してるところが上手いなぁって。
この人は歌のほうは余技なのかなぁ。ベースが弾けて歌えるって、ポールもそうだけど才能に恵まれてますよね。
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