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【トイカメラ】去年終盤からお正月にかけてのお散歩写真 ~祇園周辺を中心に~ +年の最初は日本風に?

去年の終わり頃から今年のお正月の始まりにかけていろいろと撮っていた写真の中からいくつか選んで載せてみます。一つのカメラで集中して撮ってるつもりでも、出来上がった写真をあとで眺めてみると、その地域の全体の雰囲気を定着させるような写真というよりも、わたしの撮り方は一本のフィルムの中にそのフィルムがカメラの中に存在していた期間に出かけた場所の記憶が断片的に雑然と収まってるという感じ。その時々に立ち止まっては眺めたものたちの近視眼的で断片的な記憶みたいなものが殆どで、これで出かけた地域全体の雰囲気が分かるといったものとは程遠い写真になってるという感じでした。
場所的には10月下旬頃から11月にかけて動物園に行ったり紅葉を撮りに行ったりした関連で馴染み深くなった蹴上周辺だとか、普段出かけるたびにちょっと足を延ばして散策してる祇園周辺の風景が中心となってフィルムに詰まってました。


☆ ☆ ☆

この期間は貰ったデジカメ、ニコンのP5100というのが思いのほか気に入ってしまってこれの出番も結構多かったんですけど、気分はフィルムカメラにかなり親和性を感じるようになっていたので、常時フィルムカメラも携えて行動してました。フィルムカメラで比較的良く持ち出してたのはこういうカメラ。

LC-A+
LOMO LC-A+というトイカメラでした。
もとはロシアのカメラなんですが、わたしが持ってるLC-Aは最後に「+」がつく、最近になって製作拠点を中国に移して作られるようになったバージョンのものです。
妙な形してるカメラでしょ。底部にスライド・スイッチがあってそれをひくとファインダーとレンズに相当する上下の窓が開くようになってます。
わたしはトイカメラというと、今は潰れてしまって影も形もなくなってしまった寺町の洋書屋「ランダム・ウォーク」でみたホルガの印象しかなくて、ずっと長い間ホルガのみがトイカメラの頂点に立つという認識でいました。でも実は頂点に立つトイカメラというのは二つあって、そのひとつがホルガであるということには間違いないんですけど、残りの一つというのがこのLOMO LC-Aというカメラでした。本格的にトイカメラに興味が湧いてくるまで不覚にも知らなかった。
LOMOというのがメーカー名でLC-A+というのがカメラの名前です。LOMOのほうがロシアの光学機器メーカー、レニングラード光学器械合同の頭文字を繋げたもの。カメラの名前であるLC-Aの方もLOMO Compact Automatの頭文字を並べたもので出来上がってます。

ロシアの大衆向けカメラとして売られ、一つ一つの出来にばらつきがあるような程度の低品質のカメラだったんですけど、思うように撮れないカメラということでそういうことに価値を見出したヨーロッパのアート志向の若者の間で人気が出たカメラでした。この辺はまさにホルガと相似するような扱われ方ですね。
共産国の崩壊に伴って、自由主義側の高性能で安いカメラに押されて生産中止になったり、色々と紆余曲折の歴史があるカメラなんですが、現在はロモ社は生産からは手を引いていて、ロモグラフィーという支援組織が新生LC-Aとして機能を追加したLC-A+を中国を拠点にして生産しています。

ロシア以外の場所に広まっていくうちにトイカメラというちょっと特異な領域を代表する形になってしまったカメラだったことも影響してか、マニアックというかコレクター気質の人を刺激するところがあるようで、今のロモグラフィー製じゃなく、ロシア時代のロモ社製造のものだけが本物のLC-Aというような扱いをされることが多くて、昔のものの中古品が高値でやり取りされてるカメラでもあります。
わたしが持ってる「+」はLOMOが作ったものでもない現行の機種なので、ロシア時代のものだけがLC-Aを名乗れるカメラと考える人から見ると、おそらくロモグラフィーが中国で作った、LC-Aに似てるだけの唯のまがい物カメラとしか考えられないだろうと思います。

わたしがこのカメラを買ったのは10月頃に大阪の梅田に行った時のこと。この時梅田のカメラ屋の中古の棚にこれが並んでるのを見かけまじた。梅田の阪急前には大阪駅前第1~4ビルというビル郡があって、何故か知らないけどカメラ屋が複数店を出してます。この時気晴らしに大阪に出かけてこういうカメラ屋を見て歩いてるうちに、このなかの一軒で、LC-A+が売られてるのを見つけてしまったというわけです。しかも値段を見ると1万円もしてないような状態で。
トイカメラ扱いのせいなのか普通の中古カメラショップでは意外と見かけないカメラで、実際に中古の棚に並んでるのを見たのはこのときが始めてでした。
そしてこのカメラ、トイカメラとは思えないくらい値段的には馬鹿げた高値がついてるカメラでもあります。現行の新品だと確か3万円近くするはず。意外と小振りで適度な重さがあって持ってみると手に伝わってくる感じ、掌への収まり具合はなかなかいいものの、カメラとしての機能的な完成度、質から云うととてもじゃないけどこんなにお金を払って買うカメラじゃないです。これに3万使うならもっとはるかに質のいいまともなカメラが買えます。中古も安くなるどころか希少価値がついて、ロシア時代のものは同じくらいの値段でやり取りされてるし、わたしにはこういうことがネックになって興味はあったけれどなかなか手の出せないカメラでした。
それが1万円以内で店に出てたわけだから、見つけた時点でかなり気持ちが傾きました。とりあえず店の人に棚から出してもらってどんな状態なのか色々と自分で触って見ます。目利きでもなんでもないから触ったからといって何が分かるわけでもないんですけど、明らかに壊れてるようなところはなさそうでした。正直なところ安くなってると云ってもそれは通常やり取りされてる価格帯の3万円に比べてという話であって、わたしにとっては1万円は高額な買い物です。でも欲しくなってまた大阪に来るのも面倒だし、買わない方がどうも後悔しそうだったので、結構長い間考えた挙句、買うことに決めました。「+」付きでマニアからはまがい物扱いにされることもあるものだけど、値段的にいったらこれでも十分だとも判断しました。
ちなみに中古でカメラ買ったのはこれが初めての体験でした。

LC-A+の写真を見ると分かると思いますけど、巻き上げクランクの上に黒いビニール・テープが貼ってあります。これはわたしが貼ったものです。買って帰って持ち歩いてみるとクランクを収めて留めておくバネがいかれていて、これがぶらぶらと垂れ下がるように動き回るんですよね。些細なことだけど意外とこういうのはけっこう鬱陶しかったりするし、不用意に触ってフィルムが緩んだりしそうな気がしたので、テープで固定してしまいました。巻き上げクランクはフィルムを全部撮り終わったときにしか使わないから、こんな応急処置で十分です。実はこれ、店で試しに触ってる時は気がつきませんでした。

シャッターはきちんと切れるし、自動の露出も動作していて機械的な不具合はこの留めが効かないクランク程度といったような状態のカメラでした。あとは実際にフィルムをつめて撮影に不具合が出ないか確かめるだけ。そこで10月の半ば過ぎにこれに実際にフィルムをつめて試し撮りに蹴上の方に連れていったというわけです。

☆ ☆ ☆

噴水
LOMO LC-A+ : Kodak Ektar 100 ( 使用カメラ : 使用フィルム ): CanoScan 8600F
クリックで拡大します。

インクラインの跡地にある噴水。向こう側に船を乗せて運んだレールが見えてます。普段行ってもあまり人がいないところなんですが、そういう人の気配のないところに立って噴水が水を出してるのを眺めてると時間に忘れ去られてるようなちょっと不思議な感じがしてきます。噴水の動力が勿体無いように思えるけど、この噴水は疎水の高低差を利用して水を出してるそうで、ある種の自動機械のような感じになってるらしいです。
インクライン跡地ということで奥に見える線路がこの場所の主役であるのは間違いなし。でも線路は写真にとって見たりしても、線路上からでは傾斜してる状態が良く分からないので、絵として面白いものが殆ど撮れないという感じでした。
写真としては色味が少なくてちょっと単調になりすぎたかな。しかも全体に薄暗くてメリハリもない感じ。

放置状態のオブジェクト群
LOMO LC-A+ : Kodak Ektar 100
まるでミステリにでも出てくるような謎の建築物
LOMO LC-A+ : Kodak Ektar 100

インクラインで使われていた道具、装置がそのまま保存されてます。でも保存されてるといっても特別の収蔵施設に収めるわけでもなくどちらかというとそこら辺りに放置状態。放擲されたままその場所に時間が積み重なってるような感じで、あり方としては廃墟に近い印象を受けるんですね。またインクラインの線路沿いには、どうやらごく稀に人が入ってきてるような気配があるからかろうじて廃墟になりきってないような、限りなく廃墟に近い印象の謎の建物がいくつか散在してます。

ミスト風
LOMO LC-A+ : Kodak Ektar 100

跡地の中を歩いてると人のいない場所でこういう目的の分からない作業場に出くわしたりして、まるでゲーム「ミスト」の中をリアルに歩いてるような感じ。ここ、場所の持つ感触から云ったら誰もが気軽に出入り自由な、歩きやすい廃墟といった感じのところです。だから好きなのかも。

第二期蹴上発電所の遺構
Wide Lens Camera : Agfa Vista 400

またインクラインの傍らには三条通りを挟んで関西電力の第二期蹴上発電所という建物もあります。今は使われなくなった施設で歴史的な建物として保存されてるところです。窓ガラスは破れ、壁には六芒星が掲げられてるちょっと妖しげな気配を纏った建物。保存されてる建物ということで廃墟というのとは少し違うんですけど、この発電所も廃墟的な彩をこの一帯に付け加えてるかもしれません。

ちなみに廃墟というポイントだとこのインクライン跡から少し南に下っていくと、九条山の中に「アクアパーク東山」というウォーター・スライダーとプールの巨大でかなり不気味な廃墟があります。こちらは正真正銘の廃墟。
「アクア・パーク東山」の向かい側には全和鳳美術館というこれまた本格的な廃墟もあるし、この辺は廃墟好きには結構楽しめるポイントなんじゃないかと思います。

☆ ☆ ☆

トイカメラ風味
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400

鴨川沿い、四条から川端通りを少し下がったところにある団栗橋公園にあった遊具です。もう典型的なトイカメラのモチーフと写り方になってます。
LC-A+の写り方の癖は暫く使ってると大体分かってきます。派手目の色乗りと日光が出てる時などに顕著に現れる極端なハイコントラスト。それと周辺減光とオートで動いてる露出計の不安定さ。このあたりの特徴が合わさって、トイカメラ的な印象の画面を作ることがあるといえるんじゃないかと思います。
これなんかは夕方に撮ったということも関係してるのか絵に描いたように周辺で光量が落ちてるし、ゾーンで適当に決めるピントもぼやけた感じを追加してドリーミーな絵に仕上げてます。ちょっと典型的過ぎて返ってあまり面白くないかも。

白川散策1
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400
巽橋周辺
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400

ちょっと京都っぽい風景を。
四条京阪を少し上がったところ川端通りから東に向けて白川南道に入っていく辺り。白川疎水沿いの散歩道の光景です。写真には入ってないですけど、右の木立の向こう側を白川が流れてます。白川の対岸は祇園の料亭なんかの窓が川に向けて並んでる感じ。
この写真を撮ったのはスキャンしてPCに放り込んでおいたフォルダをみると、11月の初旬のことで、まだ陽射しに勢いがありました。
晴天で撮るとわたしのLC-A+は影を真っ黒に描き出す傾向があるみたい。おそらくわたしのものの個体差なんだと思いますけど、陽射しがきつい時に不用意に影が落ちてる風景を撮ると画面中に黒い幾何学が踊ってる異様な写真が撮れる確率が多いです。この二枚も同時プリントしてもらったのはそんな感じで、プリントしてもらったのを参考にフィルムからスキャンする段階で若干自分なりに補正してます。
神社は巽橋の向かい側にある小さな神社。今の状態でわたしは神社に入ることが出来ないので、周辺をうろついただけでした。喪中の間は神社に入れないというのは、入るとわたし自身に良くないことが起こるというような意味合いよりも、喪中で穢れを身に纏ってるから神社側が入ってくるなと拒否してるからなんだそうですね。

スクエア・フォーマットは絵にしやすい?
Nikon Coolpix P5100

これは同じ通りの川端通りに出て行く終点あたりの光景。遠景で車が見えてるところが川端通、その向こう側は鴨川です。
撮ったのは去年の終わり間近、12月の29日。スクエア・フォーマットの構図の練習をしてる時に撮ったものです。ハッセルで練習として撮るのはフィルムのコスト的にちょっときついので、ニコンのデジカメを四角サイズに変更して撮ってました。
撮ってるうちに日の丸構図も含めて結構どんなものでもそれなりに絵にしてくれる感じもあるサイズという印象になってきてるんですけど、そういうのって明確にこの構図は駄目っていうのがない分判断に迷うところはやっぱり大きいような気がします。
スクエア・フォーマットって考えてみたらレコード・ジャケットのサイズなんですよね。そういう風に考えると今まで数え切れないほどレコードジャケットなんて眺めてきてるわけだから、多少は馴染みが良くなるかもしれないなぁって思いました。

☆ ☆ ☆

寂れた祇園
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400

ここも祇園の中にある風景です。舞妓さんが歩いてるようなイメージとはちょっと違う祇園。
裏寂れた風情とか割と好きで、こういう光景に出会うと足が止まってしまうタイプ。廃墟的なものに通呈してるようなのが気に入ってるんだと思います。そういうのから派生して錆の浮いてる金属とかも好きだし、最近は枯れた花も写真にとって見ると結構面白いのに気づきました。

暗黒風景
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400

これも祇園の光景。八坂神社の少し南側、東大路通に抜けていく脇道の一つで、ジグザグの曲がり方がかっこよかったので思わずスナップです。撮ってる時に立て看板の下に人が怪しげに立ってたんですけどシャッター切ろうとする段階で逃げられてしまいました。
これはLC-A+の露出が完全におかしくなってたんだと思います。これ撮ったの確かお昼過ぎ。なのにこんなに暗い画面になってます。色転びも半端じゃないし。
ひょっとして壊れてる?という疑いが2割ほど頭に思い浮かばないこともないものの、でもシャッター押すだけでサラ・ムーン風の写真が撮れるような、暗黒が満ち溢れてくるカメラっていうのがあればかなり欲しいと思ってるから、たまにこんなのを撮ってくれるのはわたしとしてはちょっと歓迎したいところかもしれません。
ただ暗黒風景は良いんですけど、暗黒が綺麗に現像されすぎてる感じかなぁ。この暗闇にまだらの濃淡でもあればもっと雰囲気が出てくると思います。

祇園風景
Nikon Coolpix P5100

ニコンのコンデジで撮った祇園の風景も一枚だけ。撮ったのは確か11月頃だったかな。左の明かりがかっこいいです。それに京都っぽい家でもあるし。

☆ ☆ ☆

うさぎと自動車
LOMO LC-A+ : Ferrania Solaris 400

最後にもう一枚。これも祇園にある店の店先です。何の商いをしてる店なのか良く分からないけど。
お正月が出来なかったのでお正月とは関係無しとして、ひっそりとうさぎさんを差し出してみます。この写真、去年からのうさぎ好きの延長で撮った写真で、撮ってる時の眼目はもちろんうさぎでした。でもいまはこの写真の好きなポイントがちょっと変わってきていて、ガラスに写り込んでる自動車の写り込み具合がお気に入りになって来てます。写り込み写真ってちょっと意図的に撮ってみたいと思ったりしてます。

☆ ☆ ☆

今年に入ってから清水寺周辺の坂の多い街並みをハッセルブラッドを肩から提げて何度か散策したり、叡電の茶山の付近から白川通りに併走する疎水分線沿いに京大のグランドの脇を通って銀閣寺に至るようなコースをコンタックスのコンパクトカメラにモノクロフィルムを詰めて歩き回ったりしてました。清水の方は初詣に神社に近づけないからお寺なら入っても構わないかなという考えで歩いてました。ところがこの時期の京都は朝こそ太陽光が降り注ぐような晴天なのに昼過ぎになると必ず霧のような雨が降り出してくるという天気が続いていて、何度か足を運んだのに全部肝心の時間帯にはハッセルは濡れないようにしまいこんでしまってる状態のほうが多かったです。疎水脇を歩いてた時なんか、朝の晴天などまるで嘘だったかのように小雪が降ってきたりしてました。
晴れた空に騙され誘い出されては、雨と雪に晒されるというなんだかお正月早々から天気にいいように翻弄されたような感じ。そのせいかどうか知らないですけど、連休に入る頃くらいから結局風邪をひいてしまうことになりました。
連休以降は熱出してしまって布団に入ったり出たりの風邪ひきモードの生活が続いて、確かに暫く休みますとは云ったものの、こういう意味の休みじゃなかったんだけどなぁって思ってました。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

Me, Japanese Boy
Pizzicato Five


お正月気分の時にセレクトした似非日本風がポイントの曲を一つ。
バート・バカラックの曲で64年にボビー・ゴールズボロの歌でヒットしました。
ハーパース・ビザールの演奏したのが飛びぬけて良いんですけど、残念ながら見つかりませんでした。
曲は日本人ならいい加減うんざりしてる勘違い日本の典型的な曲調という感じかな。でもバカラックが作ってるせいか、曲自体の出来がいいのでうさんくさい日本のイメージもそれほど気にならないで聴いていられるところがあります。でもいつまでたってもどうして区別がつかないんだろう。
これはピチカート・ファイブがカヴァーしたもの。勘違い日本的なイメージを逆手に取ってるようで面白いです。日本勢だとほかでは布施明もカバーしてます。

☆ ☆ ☆
2021/09 追記

ハーパース・ビザールのも見つけたので追加しておきます。
☆ ☆ ☆


Astrud Gilberto「イパネマの娘」日本語版


ちょっとゲテモノっぽいものついでに思い出したので、この日本語で歌うアストラッド・ジルベルトを一曲。「ゴールデン・ジャパニーズ・アルバム」というのに入ってます。アマゾンだと幻の珍盤扱いでした。
曲はまぁ周知のものなんですけど、ブラジルの人が日本語で歌うとこんな感じになるらしいです。
解消しようのない違和感があってなかなか楽しい。

Grant Green Deep River



探してみたらグラント・グリーンの「ディープ・リバー」があった。色々なミュージシャンのアルバムにギタリストとして呼ばれ、自身のアルバムもそれなりにリリースしてたけれどセールス的にはあまり成功しなかったブルー・ノートのギタリスト、グラント・グリーン。
これは彼が遺したゴスペル・スピリチュアル・ソングを集めたアルバム「Feelin' The Spirit」に入ってた曲で、わたしがグラント・グリーン好きになったきっかけの曲です。ちなみにハンドルネームを決めた理由にこの人の名前も入ってました。
垢抜けないしワンパターンだし、決して上手いギタリストじゃないんですけど、どこかひきつけるところがあって。こういうのは歌心があるっていうのかなぁ。この演奏なんかシングルトーンでとつとつと弾いてるだけという印象が強いんですけど、それでも無条件で心に染み入ってきそうです。
ちなみにこの「ディープ・リバー」、アルバムではボーナス・トラック扱いで、さらに日本版のCDには収録されてませんでした。最近リリースされた版では収録されたものも出たようですけど、未収録のものと混在してるみたい。

ピアノを弾いてるのは若き日のハービー・ハンコック。リリカルでこのピアノの演奏もまた魂の響きに満ちてるようです。

夢であいましょう


中村八大が作った曲の中ではかなり好きなほうに入ります。NHKの古いバラエティ番組の主題歌だった曲で、当時歌ってたのは坂本スミ子。オーケストラをバックに坂本スミ子が歌うのもドラマチックで良いんですけど、いい状態のが見つかりませんでした。
この曲は他の人が歌ってるのってほとんど聴いたことがなかったので、忘れ去られた曲だと思ってたのが、今歌ってる人がいるんですね。
歌ってるのは村上ゆき。古い日本のスタンダード曲を取り上げてるジャズ・シンガーです。ピアノバックのシンプルな演奏でわたしの持ってたこの曲のイメージとは若干違ってたんですが、こういうのも良いです。わたしはこういう時代の歌が大好きなので、もっと知れ渡って欲しいと思います。
Youtubeを漁っていて気づいたんですけどこの曲は嵐の二宮もカバーしてるらしくて、ひょっとして現在では若い人の方が知ってる人が多くなってる曲かもしれません。



☆ ☆ ☆


シークレット・ライフ+2シークレット・ライフ+2
(2008/05/28)
ハーパース・ビザール

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ゴールデン・ジャパニーズ・アルバムゴールデン・ジャパニーズ・アルバム
(2003/06/25)
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フィーリン・ザ・スピリット+1フィーリン・ザ・スピリット+1
(2008/08/20)
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夢で逢いましょう+4夢で逢いましょう+4
(2010/02/24)
村上ゆき

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コメント

こんにちは(^^)

薄荷グリーンさん、お久しぶりです(^^)

久しぶりの記事、楽しく読ませていただきました。
素敵な写真もたくさん撮られましたね^^
LOMO LC-A+で写す写真、味わい深くて、お洒落ですね~。
インクライン跡地の写真、気に入りました。
淡くて優しい色調ですね^^
LOMO LC-A+を即買いした薄荷グリーンさん”当たり♪”だと思います(^^)

Nikon Coolpix P5100の四角い写真の美しさは、ハッとするものがありました。
すごく絵になっていますよね。
こういった四角い写真も良いものですね。プロっぽいです^^

最後になりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします(^^)

No title

こんにちは~

カメラと素敵な出会いがあったんですね!
読みながら
「買うのかな?」
とドキドキしましたが、冒頭に写真が出ているから結果は分かっているのにねぇ
なぜかドキドキしましたよ(笑)

石垣の写真が、なんだか古い資料から引っ張ってきた昔の写真のようで、良い感じですね。
ひつじさんもかわいいです。

体調は回復しましたか?
寒い日が続いているので、お大事にしてくださいね~

りい子☆さんへ

こんにちは!

お久しぶりです!

お正月の風景を写真に撮っておこうとかなり身構えてたんですけど、実際は妙に天候に振り回されたりして結果的にはあまり思うようには撮れなかったというのが正直なところかもしれません。

LC-A+の写真、トイカメラの割りにまともに写ってるのもあれば、どうしてこんなになった?というようなのもあって面白いでしょ。壊れてても壊れたのかどうか良く分からないカメラというのもなかなか面白いです。でもきちんと写せるのが好きな人から見たら邪道そのもののカメラなんでしょうね。
これ買ってから中古ショップで一度も見てないし、相場から云うとかなり安かったからやっぱり買って正解だったかな。露出はカメラ任せ、ピントは目測で適当、目測を誤っても気にしないでシャッター押しましょうと云うカメラは気軽で楽しいですよ。

わたしは結構廃墟的なものが好きで、でも本物の廃墟となると実際には不法侵入になったり危険な場所であったりするので、気軽に入るわけには行かないからインクラインみたいな手軽に廃墟気分を味わえるところって結構お気に入りの場所になってます。

スクエア・フォーマットの練習の写真は、我ながら広告写真みたいと思ったものでした。真四角写真はちょっとプロっぽい感じがしますか。これからハッセルも積極的に持ち出した方がいいかなぁ。
ニコンのこのカメラに関して云えば、色の濃さとかコントラストとか結構極端な設定にして撮ってるんですが、そういうのがわたしの好みにも合ったようで意外と出番が多くなってます。

今年はもうのんびりと行くつもりで居ます。こちらこそ今年もよろしくお願いします。

No title

おかえりなさい!
リフレッシュ出来ましたか?(笑)
どの写真も何処と無くノスタルジックで
私の好みです~。
良いカメラというより薄荷グリーンさんの感性に
より合ったカメラに出会えたという感じでしょうか?(笑)
素敵な写真ばかりです。

普段何気なく見ている筈の風景が
まるで異国のように見えて来ますね(*^_^*)

こちくんへ

こんばんは!

中古のカメラって買うのが初めてだったので、どういう状態なら買っても問題ないかとかさっぱり分からずにかなり躊躇いました。
わたしの場合躊躇ったらまず間違いなくあとで失敗したって云う感じになるので、ここはもう思い切って買うしかないかと思って買いました。
これ京都の店だったらまた来ようと思って買ってなかった可能性が高いです。そしてやっぱり欲しくなって翌日にもう一度行って見たら既に売り切れてたとか、そんな道筋を辿ってたと思います。
買ってよかったのかな。結構持ち出してるから気に入ってはいると思うんですけどね。
写真は後出しにした方が効果的だったですか?(笑)

石垣のはスキャンの時に独自補正をやりすぎたかも。フィルムからあまり考えずにスキャンするとかなり青被りした写真になるようでした。青みを取るために黄色とか赤の割合を高くしたらああいう感じになったんですね。
ひつじさんよかったですか。ああいう遊具は写真のモチーフとしては利用価値高いですよ。遊具の中だと滑り台は上手く収まる構図がなかなか見つからないでものすごく撮りにくいです。パンダがちょっとだけ顔出ししてるのがポイントです。

こちくんも風邪なんかひかないようにしてくださいね。わたしは1週間ほど寝たり起きたりの生活してました。38度越えるような熱が出たのって久しぶりのことでした。でも今はもう大丈夫です。

ROUGEさんへ

こんばんは!

なんかダラダラと時間が過ぎていく方が多かったです。これからブログをどう進めるかとか色々考えることがあったんですけど、やっぱりお正月だから回りの雰囲気に流されてあまり考えなかったですね。
ただ次の記事はどうしようとか、映画のことを考えてる時なんかはどういう風に展開していったら上手く話しが転がっていくかなとか、結構そういうことがいつも頭の中を占領してたので、そういうのからの開放感はありました。

妙なカメラなんですけど、結構つれて歩いてるところを見るとそれなりに自分でも気に入ってるんだと思います。期待を裏切って基本的には思いっきり普通の写真も一杯撮ってくれるカメラではあるけれど、たまに気まぐれを起こすのが面白いというか。でも記事にもちょっと書きましたけど、本当は不安定なんじゃなくてひょっとして壊れてるんじゃないかって云う疑いは未だにあります。それなりに気に入るような写真を撮ってくれるなら壊れていても一向に構わないんですけどね。
ノスタルジックっていうのはやっぱりトイカメラ的に上手く撮れない部分がフィルムが劣化してきてるような特徴を思わせるからなんでしょうね。

きっちりと撮れた写真も好きなんですけど、偶然任せのこういうのも楽しいです。ハッセルなんか使ってるときっちり撮れないといらだってくるのに、トイカメラだと全然平気というのもなんだか妙な感覚です。

No title

こんばんはv-85

薄荷ちゃん、おかえりぃ~!^^

また新たな武器を手に入れたようだけど、わたくしはこのトイカメラの写真が一番好きだなぁ~。
どうやら、空前の廃墟ブームなんて現象が起こっているようだけど、この廃墟の写真も雰囲気があって素敵♪
中でも、4つ目の廃墟なのか廃墟じゃないのか分からない感じの二階家の写真がいいわね。
こういう建物は、外から窺うだけでストーリーが湧いてくる感じがして、見ていて飽きないです。
例えばこの建物で言うなら・・・階段踊り場には、何か不吉な言い伝えのある絵がかかっている。住人は、近隣との関わり合いを極端に嫌う老婦人。豪雨の夜に、たまたま雨宿りに寄った旅人が一晩泊めてもらう事になり、そこでかつてココで起きた惨劇に気付いてしまう・・・みたいな。(笑)

ピチカート・ファイブは、あいかわらず独自の雰囲気を出しているわね~!(笑)
このバンドには、ルースターズの花田裕之がよくゲストでギターを弾いてたりするんだけど・・・^^
でも、この曲は明らかに日本じゃないわね。限りなく中国に近いかと・・・(笑)

No title

お帰りなさいv-407

線路と噴水の写真、なんとなく妖気がみなぎる感じですごいです。

トイカメラという名前から可愛いっぽい画像を想像しがちですが、廃墟の妖気も写し込んでしまうカメラなのですね。

ともさんへ

こんにちは!

結局トイカメラの代表選手2機種を手許に置くことになってしまいました。ホルガは買ったもののフィルムが特殊なのでちょっとビビってしまってまだ使ってない状態。もっともその特殊なフィルムはハッセルで使ってるので、使い方に関してはもう馴染んできてるから近々ホルガも試してみると思います。
でもLC-A+のほうは普通のフィルムが使えるのでホルガに慣れてきても持ち出すのはこっちのほうが気楽だと思います。

廃墟って空前のブームなんですか?こういうのが好きな人って結構いるんだ。諸行無常の日本人的感覚に合ってるのかもしれませんね。かつてここに人の営みがあったんだって思いをはせたりすると、わたしは凄くイメージ的に刺激されるところがあるんですよね。

ここ新本格ミステリにでも出てきそうな家でしょ。窓という窓が全部閉ざされてるから中を窺うことは出来ないですけど、不吉な絵は絶対にありそうな感じです。箒が立ててあるから人の出入りはあると思うものの、人が出入りしてるところは見たことないです。インクラインの線路からは柵で隔離されて、インクラインを降りた道路側からも鍵のかかった鉄柵で閉ざされてるような場所で建ってるところも謎めいてますよ。
廃墟は、でも勝手に入ったり出来ないからそういうところがもどかしいですね。外から眺めるしかない。ここも入っても構わないといわれたらわたしだったら躊躇いもなく柵を越えると思います。

ピチカートのはやっぱりこの妙さ加減が気に入ってカバーしたんでしょうか。日本人がやるのが一番捻りが効いた感じになりますね。
わたしはハーパース・ビザールのを聴いて面白いなぁって思いました。これが出来たのは時代的にはちょっと古いんですけど今でも日本の音というのは外人にとってはこんな感じなのかなぁなんて思ったりします。中国と日本って全然違うと思うけど、どうしていつまでも混同し続けるんだか。

とのさんへ

こんにちは!
お久しぶりです。暫く休んでましたけど、忘れ去られそうでちょっと記事書いて出てきました。

廻りが暗くなるのが結構特徴的で、なんだか覗き見てるような感じに見えませんか?
わたしは覗き穴から覗き込んでる感覚って結構好きなんですよね。

こういうカメラはいろいろと普通の写真だと劣化してるような扱いになりそうな変な写り方をするから、こういう廃墟っぽい光景を撮る野に使うと雰囲気が出てくるのかもしれません。

トイカメラって云ってしまうと言葉の感じからおもちゃとして作られたカメラで子供用のものみたいなイメージがあるでしょ。でもトイカメラといった場合子供用のカメラというよりも、どちらかというと安物カメラで思いもかけないような写り方をするのをカテゴリー化したような感じの方が近いです。
周囲の光量が落ちるのも安物カメラのレンズの設計ミスみたいなもの。そういうのが欠陥じゃなくて、それなりに面白いと思ったらきっとトイカメラも気に入ると思いますよ。

でも持ってるカメラが全部変な写り方しかしなかったら、これはこれで嫌なので、最近は良く写るカメラも併用して遊んでます。

No title

こんばんは

LOMOは前に何かの雑誌(確かswitch)で見て知ってました。
というか、トイカメラと言われるものの中では、LOMOだけを知っていて、今まで何で話題にならないのかなぁ、と思ってたんですけど、今回いよいよ登場ということで、良かったと思ってます^^
その雑誌でLOMOで撮られた写真もいろいろ載せられていましたが、確かに、「羊の遊具」の写真のようなのが沢山載せられていたのが印象的でした。
ホント、LOMOと言えばこの写真ですよね^^、でも、このタッチの写真はやはり良いと思うし、良く撮れてるし、私も好きです。
廃墟の写真も、ともすれば、「廃墟=みすぼらしい」感じがしてしまう部分もあるかとは思いますが、このカメラで撮ると、もちろん、薄荷グリーンさんの腕もあるんでしょうけど、「廃墟=ノスタルジー」にしかならないような感じで、どの写真もいいですね。

私も、バカラック好きですが、この曲知らなかったです。
和風誤解中華風変態メロディーって感じですけど^^、それでも、ポップになってしまうのは、やはりバカラック凄いって感じですね。
アストラット・ジルベルトは、日本語で歌うと、癒し系アイドルという感じがしないでもないですが^^、でも、上品な感じが良いですし、日本語上手いですよね。幻の珍盤になっているの分かります。笛の音は、もしかして尺八でしょうか?(笑)
グラント・グリーンは、「アイドル・モーメント」を私は持ってますけど、私も好きなギタリストです。
この曲も、この人の歌心溢れる演奏がやはり良いですよね。
以前ココで紹介されている、この人のファンキーな演奏を聴いた時は、ちょっと驚きましたが^^
中村八大は、さすがに、私の守備範囲じゃなかったですが(笑)、そう言われてみれば、この和洋折衷、ハイカラっていうんでしょうか、童謡を洋楽にしたような分かりやすい感じが、今の若い子達の癒しになるのなぁ、と思いました。

No title

LOMOのトイカメラは本当に雰囲気が出ますね~~。
イチデジではかなわない。なんというかベールがかかったアンティックな雰囲気です。
特に廃墟は一度行って見たい世界です。
この辺りじゃ見たこともないおしゃれな廃墟ですね♪
心落ち着きそうです。

ジオヤーさんへ

こんばんは!

switchって読んだことないのでどんな雑誌なのかちょっと検索してみたら結構面白そうな本ですね。音楽、映画、対象広くテーマとって来てるみたいだし。
ロモ、知ってましたか。今まで出てこなかったのは、実は単純に高くて買えなかったから。大阪で9000幾らで見つけなかったら、今でもおそらく使ってなかったと思います。実際に最初に手に取ったトイカメラが3000円のビスケットカメラでしたから、トイカメラの価格帯ってわたしには高くて5000円くらいなんですよね。ホルガの7000円はかなり大枚はたいた感じで買ってます。
公園の遊具のは典型的なロモ写真になるのを狙って被写体にしたものなんですけど、いろんなところでよく観るロモ的な写真に仕上がってきたので自分で狙っておきながら自分でもちょっと感心しました。こういう感じは実は普通に撮った写真をフォトショップで加工しても割りと似たようなものに出来るんですけど、それをやってもあまり面白くないんですよね。実際にカメラで撮ったものからこういう写真が出てくるのがやっぱり面白いです。

廃墟は面白いです。昔から軍艦島とかも興味あったし。わたしも廃墟と言うとただの瓦礫のみすぼらしいイメージと言うよりもノスタルジックで妖しげなイメージで受け取る方が大きいです。
わたしの写真の腕前がどうかは脇においておくとしても、確かにノスタルジックに写るこういうカメラは廃墟の持つイメージを掬い取るにはうってつけかもしれないですね。でも廃墟って入ってしまうと不法侵入だし、足場だって痛んでいて不用意に踏み込むと事故でも起きかねない場所だから外から眺めるしかないところがちょっともどかしい感じがします。最も中に容易に入れない方が想像力を刺激するところもあるからこういうもどかしさもいいのかもしれないけど。その点インクラインは結構なかも安全に歩き回って廃墟的な雰囲気を手軽に味わえる面白い場所なのかもしれません。

バカラックもあとでこの曲はどうも日本と中国の混同だったかなと思ったらしいですよ。胡散臭さと曲の出来のよさのアンバランスが日本人が聴くと面白い形で出てきてると思うんですけど、外人が聴いてる分にはストレートに日本的な曲として聴いてるのかなぁなんて思ったりしますね。

アストラッド・ジルベルトのはわたしも管楽器の音、だれてるなぁって思いました(笑)
このアルバム、全曲日本語なんですよね。マシュ・ケ・ナダも日本語で入ってます。この曲日本語で歌った人って日本人でもいないんじゃないでしょうか。日本文化に興味があったアストラッド・ジルベルトのたっての願いで実現って書いてあるけど本当かなぁ。
全曲続けて聴いてしまうと感覚がかなり屈折したようになってしまうかも知れず試してみるのもなかなか面白いかもしれません。
確かに付け焼刃としては日本語上手いですね。どれもきちんと意味として耳に入ってくるもの。

「アイドル・モーメント」はわたしは行った事ないけど、新宿飲み屋街の裏通りって云うイメージが頭に浮かんできます。ちょっと黒人が演奏するには珍しい感じの曲って云う印象。スピードもかなり遅いし、最後の方で意図的にさらに遅くしてるのもちょっと異様な感じがする曲です。
普通に聴けば音は隙間だらけでワンパターンの泥臭いギターって云う印象の方が強そうで、記事にするのがちょっと躊躇われるところがあります。でもギタリストに信奉者が多い妙なギタリストでもあるんですよね。

中村八大の頃の日本の音楽って洋風のジャズとかから学んだ人が作ってたから、結構モダンなものも多くてわたしは好きです。時代はもうちょっと後になるけどグループサウンズの頃のも結構好き。演歌はもう完全に首尾範囲外になるんですけど、歌謡曲はわたしは守備範囲内かな。

さくらさんへ

こんばんは!

トイカメラも結構面白いでしょ。LOMOはぼったくりの値段、どうにかしたらいいのに。
ただかなりじゃじゃ馬のカメラなので意図的な物を撮ろうとしたらものすごく不都合なカメラになりそうな感じです。
実際塀の上の猫撮ったのに影で真っ暗になって何も写らなかったって云うのもありました。
意図的に思うように撮るには性能のいい一眼レフのほうが当然いいわけで、この辺は使い分けて楽しむのが一番いいって云う感じなんでしょうね。

廃墟は面白いです。周囲で眺めてるだけでも想像を刺激してきます。インクラインは廃墟風っていうレベルで止まってくれてるので雰囲気を味わうには凄くいいところかもしれないですよ。歩いていける範囲に南禅寺も動物園もあるし。散歩にはうってつけの場所と言う感じです。
記事にも書きましたけど、この南のほうに不気味な本物の廃墟もあるんですよね。ここもそのうち写真撮りに行きたいって思ってます。でもここは中は入れないから大した写真も撮れないかな。
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