【写真】狛狐 お正月写真 夜 +【音楽】Thelonious Monk All Alone

ラインが綺麗

伏見稲荷大社の狛狐の写真。胴体や眼の辺りの曲線の作るラインが綺麗な狛狐でした。でもあとでどこで見かけたのかどうも記憶を呼び起こせなくて、もう一度角度を変えたりして撮ってみたいんだけど未だに果たせないままです。背景が木々の密生じゃないから、ふもとの稲荷大社の狛狐で、稲荷山の狐じゃないとは思うんだけど。
稲荷山を登って膨大なお塚群を眼にしてると、それぞれに神様のお使いである狐が鎮座していて、それぞれ表情や佇まいが違っていたりするから、一体稲荷山全域でどれくらいの狐が神様の元にいるんだろうと想像してみたりします。確実に千は越えてるんじゃないかなぁ。稲荷山全域の狛狐の写真が撮れたら結構分厚い図鑑でも作れそう。
広大な山の中に無数のお塚があって、なかには神様が離れてしまってパワースポットでもなんでもなくなったために廃れてしまった社なんかもあって、一部欠けたり破損したままの狛狐が朽ち果てるように放置されてるのを見たりすると、そういうところはやっぱり結構不気味。

背中のライン

去年の夏にPENの縦構図100mm望遠一本撮りをしていた時にブログに載せた狛狐の宝珠の写真。
あの時に尻尾だけじゃなくて背中のラインもあったほうが良かったから撮り直したって云うようなことを書いたけど、その背中のラインも入れるとこんな写真になりました。やっぱり背中のラインがあったほうが面白い絵になってるかな。

☆ ☆ ☆

今年初詣に行った時に伏見稲荷大社で撮った写真の現像が出来上がってきたんだけど、内容的には人混みばかり、さらに体感露出半分で撮ってたのが上手く読めなくてアンダー気味の写真を量産したり、それにカメラのほうにちょっとトラブルがあって、光線引きしてるコマが混じっていたりと、結果はあまりよくなかったです。
光線引きのほうは遮光材の貼り換えをしたほうがよさそうだけど、かなり面倒くさい。

2014年の混雑


店頭の縁起物

ということで2014年一月三日の伏見稲荷大社の混雑ぶりと、神具店が立ち並ぶ一角に飾ってあった縁起物の写真です。お正月っぽい写真は自分が気に入るような形では上手く撮れなかったです。
現像は仕上がってはいなかったけど気分的に物足りなくて初詣以降も何度か様子見に行きました。
5日を過ぎるとさすがに人の数は普段の様子に戻りつつあり、多少はお正月っぽいところもまだ残ってはいたんだけど、表参道に出ていた屋台は全部引き上げてるし、こうなるとむしろ三日の混雑振りのほうが活気があったというか、お正月の気配がまだ残ってるぶん、普段よりもなんだか妙に寂れてるような印象で、これはこれで写真撮るのには中途半端な雰囲気だなと、結局あまり写真が撮れずに、今年のお正月写真は終了となった感じです。
まぁお正月っぽい写真ってどんなものだろうと、改めて考えてみてももう一つ明確なイメージにならないようなところもあるので、お正月的なアイテムを使わないでお正月の写真を撮るのは意外と難しいんじゃないかなと思ったりもしました。

今年に入ってから、お正月写真は思うようにはならなかったけど、夜になってから伏見稲荷に行ったことがあって、これは結構面白かったです。
他の場所で、多少光源でもあると、感度400程度のフィルムで、1.8くらいの明るいF値レンズをつけていれば1/15程度のシャッタースピードで夜でも手持ちで撮影できると、わたしの場合は重いカメラを使った場合このくらいがぶれずに撮影できる限度なんですけど、試しにそういうことをやってみてそれなりに上手く撮れたから、ちょっと伏見稲荷で夜に写真とってみようと思い立ったのがきっかけでした。

夜、といっても7時前後くらいだったけど、太陽は完全に姿を隠して周囲は夜の装いを身に纏ってます。屋台の後片付けをしてる作業風景と数人の参拝客が視界に入る程度で、参道の周囲の店も稲荷大社の社務所もすでに全部閉じてしまってるような状態。
そんななかでの撮影は、楼門や本殿こそライトアップされてたりはするんだけど、奥のほうに入っていくとなにしろ灯篭の小さな明かりが間をおいてぽつりぽつりと点ってるだけというような状態になっていたから、実際にはファインダーの中の露出計の針も見えないくらいの暗闇で行うことになりました。それでもいくらなんでもこれでは絶対に写らないと思いつつシャッターを切ってみたら、一応写してみるもので、露出アンダーなりにこんな写真が撮れてました。


夜の神馬


夜の鳥居



上の写真は伏見稲荷大社の中にある神馬の社。新年になっても狐ばかり登場していたこの彗星絵具箱にも、ここにきてようやく今年の干支、お馬さんの登場です。
ここでみられるのは狐だけじゃないんですよね。裏参道に行けば狛蛙なんていうのも見られるし、バラエティ豊かです。ただどうしてお稲荷さんの境内にお馬さんの社があるのか。これはちょっとした疑問だったりします。稲荷山の上のほうでも馬の像を置いてるところがあったし、お稲荷さんと馬というのは何か関係でもあるのかな。ご利益としてはどうも馬に上手く乗れるように祈願する神様のようだけど。
この写真はちょっと妖しげに写って、それが面白いといえば面白いんだけど、実際に祭られてるお馬さんは白さも際立つ堂々とした風格の佇まいでした。

下のは千本鳥居のトンネルの中。鳥居のトンネルそのものが闇の中に沈んでしまってるから、もう一つ奥行きに欠ける写真になってしまってます。夜に一人でこのトンネルの中を歩いてるとまるで異次元の世界でした。



狛狐の写真はNikon F2にAis Zoom-Nikkor 35-105mm/f3.5-4.5というレンズ、特に評判がいいわけでもないけど、色の出方が結構気に入ってるレンズをつけて去年の9月頃に撮った写真。
お正月のはPentax SPという60年代後半頃、ビートルズが活躍していた頃のカメラに東独のカール・ツァイス,aus Jena DDRのテッサー50mm/f2.8と、昔のPentaxのレンズSMCタクマー55mm/f1.8の二本を使って撮ってます。



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Thelonious Monk - All Alone


ホワイト・クリスマスの作曲家アーヴィング・バーリンの曲なんだけど、この人の曲にしてはあまり有名にもならなかった、メロディはどちらかというとシンプルな小品といったささやかなイメージの曲。
モンクのいつものなんだかたどたどしい指捌きにも聴こえる演奏が独特のリリシズムを加えながら、この孤独に当てもなく電話のベルが鳴るのを待つという曲に形を与えていきます。ごつごつとして繊細、こんなに両義的で不思議なピアノを弾いた人ってこの人だけ。
このアルバムで一番好きだった曲なんだけど、持ってるレコードにはこの曲にだけ傷が入っていて、ぷつぷつというノイズ交じりで聴いていたのを思い出しました。




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