【写真】黄色い扉の幼稚園 丸い角。 京都駅近辺で撮った写真 +【音楽】Miles Davis - Moja (Part 1)

黄色い扉の幼稚園


関西電力ビル


京都駅の周辺を歩き回って撮っていた写真です。北は五条を越えて四条近くまで、南は八条口から東寺辺り、東も京阪の七条の駅くらいまでは歩いていくので、わりと歩き回る範囲は広いんだけど、この二枚は京都駅の北側西本願寺と東本願寺にはさまれてる辺りの区域で撮ったもの。京都駅周辺は駅そのものと昔は丸物、近鉄百貨店プラッツを経て今ヨドバシカメラになってる場所に立ち寄るくらいで、ほとんど歩いたことがなかったから、知らない土地に来たのと感覚的には変らなかったです。ただこの辺りはまさに碁盤の目の道路になっていて、曲がり角は直角のコーナーばかりで視覚的には無茶苦茶単調だからそれほど面白いわけでもなく、それに自動車が通るような通りがほとんどだから路地といった風情のあるところはないに等しいです。大都市でもないのに自動車が通るような通りって写真撮っていてもなんだかつまらないです。
それと碁盤の目の道路は昔のダンジョンRPGよろしく、知らないところだと方向感覚を失ってしまう可能性があります。一度だけだったけど90度方向を間違えて歩いていたことがあって、見慣れた大通りに出るまで気がつかず、予想外の大通りに出てきて吃驚したことがありました。

ちょっと余談だけど、近鉄百貨店プラッツが閉店した時の写真を撮っていたり、他には八条口のアヴァンティにあった十字屋の写真とか、京都駅周辺じゃないけど、京都の老舗のレコードショップだったビーバーレコードだとか、閉店して今はない場所の写真が何枚かあります。こういうのとっておくと後で自分が通いなれていた場所の記憶として私的にはかなり面白いものになる可能性があります。
この京都駅の正面に出来たヨドバシカメラに客をとられて、いまや見る影もなく寂れてしまった寺町の電気屋街も昔軒を並べていたヒエン堂とか中川無線だとか、写真に撮っておけばよかったと、これは何しろこんなに寂れてしまうとは思わなかったので、今ではかなり残念な思いとして残ってます。潰れそうな店は積極的に写真に撮っておくべきかも。
こういう写真を、すべて虚空に消えたというようなタイトルで記事にしてみようかと思うこともあるけど、知らない人にとっては何の意味もない店内の写真だったりするから、未だに手付かずという感じになってます。


上のは黄色い扉よりも隣の建物に落ちる木の派手な影が目に付いて撮ったもの、下の写真は京都駅前の関西電力だったかな。このビル、コーナーの丸くなってるところが好きなので、そこを撮ってみました。建物自体こうやって陰影が強調されてるとなんだかかっこいいですけど、でも実物はそれほどでもなかったりします。
クロスプロセス現像したものの中からのセレクトとなっていて、燃える世界の真っ赤な結果じゃなくて、緑と黄色へのシフトという、クロスプロセスの色転びとしては割と一般的な結果になった感じです。
下の関西電力のビルの写真は空の色が独特でわたしとしては気に入ったところかなぁ。
見たそのままからちょっとずらすには有効な方法の一つだけど、予測不可能なシフトではあるもののシフトする方向がある程度決まってるから、ワンパターンといえばワンパターン。だからせっかくイレギュラーな結果になったとしても、ずらしたイメージが似通ってくることはあって、そういうポイントでは若干飽きが来るところもありそうな方法です。



使った機材はLOMO LC-A。
本来は大衆的な普通のカメラとして製造されていたものの、性能の不安定さなんかで、今ではトイカメラ扱いされてるロシアのカメラ。トイカメラは一時期ほどの勢いは無くなったのかな。
使ってみると意外ときちんと写ったりして逆に予想を裏切ったりするところもあるんだけど、普通のカメラとしては駄目なところがチャーミングになるような稀有なカメラでもあります。

LOMOのスライドフィルム200でクロスプロセス処理してます。
クロスプロセス現像はポパイカメラさん仕様です。


☆ ☆ ☆


Miles Davis - Moja (Part 1)


電気仕掛けの頃のマイルス・デイビスの曲です。ダーク・メイガスという、日本語で言えば黒魔術師となるらしいけど、まぁ名前からしてそんな禍々しいアルバムのトップに収められて、聴くものの襟首つかんで引きずり込むような役割を果たしてる曲。
この時期のレコードとしては「アガルタ」だとか「パンゲア」のほうが評価が高いようだけど、わたしは電気仕掛けのものはこれを一番最初に聴いたこともあって結構好きなレコードになってました。
一言で云えばジャズ畑から発想されたファンク、あるいはロックといった類になるかもしれないけど、ジャズがそのままファンクだとかロックへと素直に拡張していったというようなある種道筋を辿れるようなものでもなく、かといってジャズ以外の音楽分野でこの音楽に到達するような道筋があったかといえば、ジャズ以外にはなかったようなところもあると云ったような音楽。

ファンクやロックとしてみてもかなり異形だから、結局のところジャズでもファンクでもロックでもない、なにか混沌としたものというのが一番相応しいような感じがします。
とにかく出だしの、無類にかっこいいハイハット・オープンの連打からポリリズムの洪水へ、一気にこの禍々しいようなエネルギーの渦巻く場所に放り込まれること間違いなし。





ダーク・メイガスダーク・メイガス
(2005/11/23)
マイルス・デイビス

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