暑中お見舞い申し上げます +【音楽】Eureka - Jim O'Rourke

2014 暑中見舞い



SUMMERに「?」がついて、一体夏の何を疑うのかと思わせるけど、これ、フレームから外れてる文章も入れると、元の文章は「ARE YOU READY FOR SUMMER ?」というものでした。要するにこの写真、夏になる前に、正確に云うと梅雨に入る前に撮った写真だったというわけ。

ということで準備は大丈夫?なんて促されながらも、近畿もようやく梅雨があけたようで、いよいよ夏本番に突入です。
蒸し暑さによる不快感がつきまとう生活が暫く続きはするものの、この季節特有の解放感はやっぱり捨てがたいところがあるので、楽しめる部分は楽しんでいこうと思ってます。
熱中症に気をつけて、いろんな特別の思い出を作りながら、この季節を乗り切っていきましょう。

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使用機材はNikonのF3HP。フィルムはLOMOの感度100のカラーネガフィルムです。安くてちょっと怪しいLOMOのフィルムなんだけど、微妙な中間色で、わたしには好みの色が出るフィルムだったりします。
最近はかなりモノクロにシフトしてるような感じになってるものの、こう暑くなるとモノクロの自家現像は液温の温度管理が大変で、しばらくは他人任せ現像のカラーフィルムかイルフォードのXP2を多用してることになりそうです。

ちなみに今使ってるのはミノルタのSR505にコダックのフィルムスーパーゴールド400、コンパクトカメラはコンタックスT3にフジのスペリアプレミアム400という組み合わせ。あとはハッセルに既に製造が終わってしかも使用期限切れ間際のフジのリアラエースを詰め込んで、これで今年の夏の写真を始めます。



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Eureka - Jim O'Rourke


わずかにずらされ揺らぎながら連なる音は、そこにその形で並んでいる必然性は感覚として理解できるものの繋がりは強固ではなく、不意に少しの力でも加わると解けて周囲の空間へと霧散していくような危うさを内に秘めてるといった感じ。その漂うような淡く儚い音の連鎖の中から、牧歌的というか郷愁感に満ちた旋律が浮かび上がってきて、聴いていると自分の中の意外なほど深い部分へと染み込んでいくようです。友沢ミミヨさんが描く驚異のイラストによるジャケットからは予想も出来ない内省的な音楽。まぁ予想も出来ないといっても、このジャケット絵とのギャップや絵柄は凄く好きなので、内容との距離の取り具合は関係なく、このジャケットで、これはよかったとは思うけど。
特に内側に織り込まれてる母親と抱き合うイラストは外見のサブカルぶりに隠れてはいるけど、孤独感だとかその孤独感を包み込むような安堵感に満ちたやさしさだとか、わたしにはかなり内省的な印象がありました。

ジム・オルークはもともとはアヴァンギャルドな音楽をジャンル横断的な形で展開していた人。音楽の形は刻々と姿を変え、事実この思索的なアルバムの次に出たのは結構ロック色が強いものだったし、このアルバムを気に入って他のに手を出したなら結構裏切られる可能性が高いです。
大の親日家だそうで日本のミュージシャンとやったプロジェクトも多く、この衝撃的なジャケットイラストで友沢ミミヨさんを選んだのもそういう関係だったんでしょう。






EurekaEureka
(1999/03/08)
Jim O'Rourke

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