【写真】岡崎公園周辺 +【音楽】Gogol - Chilly Gonzales

清蓮院前


祇園で写真撮るのに飽きてきたら、八坂神社から知恩院の前を抜けて岡崎公園に向かうような道へと足を伸ばしたりしてました。
でもわたしの印象では岡崎公園周辺というのは、京都市美術館、国立近代美術館と、その間にそびえる大鳥居や、その鳥居の奥にある平安神宮とか、さらにちょっと東に歩くと動物園、そのまたさらに東には南禅寺があったりする広大な地域なんだけど、写真撮るとなると周知の被写体が広い空間内に間を開けて点在してるというような、ディテール感に乏しい、結構難しい場所でもあります。
空間が広すぎて、でも広いということをアピールするほど広大でもなく、個別には存在感がある建築物などがあるものの、わたしには密度の薄い大味な空間という風に思わせる時が多い場所。でも空間そのものを丸ごと切り取ってしまうような撮り方を思い起こす刺激になりそうなところもあって、考えようによっては面白くもなる場所でもありそうです。

この時はたまに訪れたら新鮮な気分で物を見られるかもといった期待と、春に蹴上の浄水場へ行ったのがきっかけになって、暫くやってきてなかったこの辺りへ足を伸ばしてみたという感じでした。
それと、ここに久しぶりにやってきた理由の一つに、美術館の中で写真撮れないかというものもありました。春に桜を撮りに行った旧府庁を思い出したせいで、近代美術館のほうは中でちょっと写真撮ったことがあるんだけど、向かい側の京都市美術館のほうはあまり興味を引く展覧会も無いので近代美術館ほどには行ったことがなく、なかの雰囲気に興味がありました。

最初の写真は知恩院の門の前から神宮道を北に歩いたところにある青蓮院門跡の前辺り。神宮道はそのまま北に歩いていくとやがて大鳥居のところに出てきて、さらに進むと平安神宮の前にたどり着きます。
青蓮院門跡境内の西側にあたるこの場所は楠の巨木があってちょっと見ごたえがあります。




京都市美術館01


これはその美術館の中で撮った写真。結局展示室となってる各部屋は当然撮影できないし、撮れるのは正面玄関から入ったところの玄関ホールと二階に上がった一部の空間だけという感じでした。玄関ホールの構造は中央に上に上がる大階段があって、その階段が二階との中間辺りにある踊り場で左右に分かれて二階のフロアへと繋がってるという、洋館の玄関ホールといえばこういう感じといった王道を行くものでした。
もっと複雑に歩き回れるかと思ってたのに、展示室関係なしに歩けるのはこの玄関ホールの辺りだけのようで、なんだか撮れる空間が限定されてるなぁと思いつつ撮ってみたのがこの二枚。
上のはクール・ストラッティンをやってみようとその場で思いついて撮ってみたんだけど、もう一つ思い通りにはいかなかったです。



京都市美術館02

こっちは結構気に入ってます。美術館の細部を写そうとしなかった、あるいは暗すぎて写せなかった、どちらでもいいけどディテールが飛んでしまってるのが逆に含みを持たせていい感じ。カラーで極端にアンダー気味に撮ると、フィルムの場合は色が濁ってきたりするんだけど、モノクロはディテールが失われるだけって云う感じだからかなりアンダー気味でも結構破綻しないで撮れたりします。



京都市美術館03

京都市美術館の裏手にある池で撮った写真。

☆ ☆ ☆

京都市美術館といえば今月の5日からバルテュスの展覧会を開催中で、これは既に東京では開催されていた展覧会であったようだけど、京都にもやってきてくれたので観にいくつもりでいます。
グルスキー展以来の、期待感のある展覧会。グルスキー展の時のように、大阪まで行かなくてもいいのが助かります。
エドワード・ホッパーの展覧会とか開催して欲しいなぁと思うんだけど、考えてみれば絵画の展覧会は主催者側の学芸員の思惑に完全に縛られてるというか、見る側は与えられるのを待つだけというのがなんとももどかしい感じがします。あまりメジャーでもなく、熱烈なファンが一部についていることはあってもメインストリームからそれほど持て囃されてるわけでもない作家のものなんか、待てど暮らせどやってこないわけで、こうなるともどかしいどころか諦めの境地に達したりしがちです。


使ったカメラはミノルタのNew X-700。レンズはMD ROKKORの50mm 1:1.7。フィルムはイルフォードのXP2で現像は店に頼みました。
フィルム一眼レフは基本ニコン使いなんだけど、写り具合を妙に気に入ってしまって最近はミノルタのものばかり持ち出してます。コンパクトカメラのほうはこの前に書いたナチュラクラシカに入れていたフィルムを全部撮り終え、今度はコンタックスT3にフィルム入れました。暫くはこの組み合わせと中判の期限切れ間近のフィルムを使うのにハッセルを持ち出すような形で写真撮ってると思います。マミヤのRZ67なんていう重たく持ちにくいカメラを使い出すと、あれだけ重いと思っていたハッセルの軽いこと。片手で簡単に振り回せます。


☆ ☆ ☆

Gogol - Chilly Gonzales


雨の日に相応しそうな響きのソロピアノ。どこと無くサティっぽい。
ラテン系の人のような名前だけど、本名はJason Charles Beckといって、カナダ出身の人らしいです。
ピアニストとしてこういうアルバムを出してたりする一方、音楽や映画のプロデュースもするといった、多彩な活動をしてる人。わたしはずっとピアニスト一本の人だと思ってました。というかやっぱり基本はピアニストでピアニストの活動に役立つかもしれないほかの活動も積極的にこなしていたといった感じなのかもしれません。

繊細でどことはなくユーモラスで脱力的でロマンチック。ピアノ一台のシンプルで長くも無い演奏ながら、受ける印象は多面的です。





SOLO PIANO DELUXE EDITION [帯・解説付・CD+DVD / 国内盤仕様] (BRGT012)SOLO PIANO DELUXE EDITION [帯・解説付・CD+DVD / 国内盤仕様] (BRGT012)
(2012/09/02)
Gonzales、ゴンザレス 他

商品詳細を見る







スポンサーサイト