【写真】伏見散策ー宇治川派流の紫陽花、静かな商店街。 【音楽】Whatever I Want - Kip Hanrahan

静かな商店街





宇治川派流のあじさい


そういえば紫陽花の写真も撮っていたと、撮ったのは去年だったけど、被写体が紫陽花なら季節はまさしく梅雨時の今と同じ頃。去年の今頃は汗を拭きながらスメ8だとかコンタックスT3だとかコニカビッグミニFだとか、コンパクトカメラを持って伏見の辺りを写真撮り歩いてました。今から思うと夏の終わり以降に伏見稲荷大社に入り浸ることになる予兆というか、同じ伏見とはいっても距離的には結構離れてはいるものの、この頃から伏見がキーワードになっていたような感じです。
そこで、時期もぴったりだし、この時撮った紫陽花を載せてみようと思いついたわけなんだけど、そろそろ梅雨も終わりに差し掛かってきてるかもしれないので、それならばと急いでアップしてみることに決定した次第です。

結局今までのところ、この時期に撮った写真はほとんどブログに載せてません。工場の金属の切粉の写真とかほんの一部を載せたっきり。
あまり間が開くと撮影した時の感覚と現在写真を撮ろうとする感覚が微妙に違ってきてる場合もあるから、今ならこういう風には撮らないかもなんて思い出したら載せにくいところもあります。

両方ともロシアのスメナ8Mで撮影してます。フィルムはコダックのGOLD200。カメラのキタムラで一本300円前後くらいで売ってる安いフィルムです。
前にも書いたけどわが手元にはスメ8は2台あって、一台はケースが欲しくて買ったらジャンク扱いの本体がついていたというもの。ようするに付属品のケースが欲しかっただけなのに、セットになってるものだから本体まで手に入れてしまったというわけ。
この二枚はそのジャンクのほうのスメ8で撮ったものだったはず。確か試し撮りも兼ねていたんじゃなかったかと記憶してます。

ジャンク扱いだったほうは裏蓋を開くとフィルム室が存在してないという状態だったから、てっきりこのフィルム室の部分がもぎ取られてるからジャンクなんだと思ったんだけど、調べてみると初期のスメ8はもともとフィルム室がついてないって言う仕様だったらしいです。あのホルガでさえこの構造はちゃんと持っていたのに、初期のスメナ8Mはトイカメラ以下なのかとちょっと吃驚。中を見て一部がもぎ取られてると思ってしまうカメラなんてそうそう無いです。

下の写真のもやもやとしたハレーションはこれが原因だと思います。要するに光をフィルム面まで適切に導く構造になってないために、カメラ内部で光が余計な反射をしてるということなんだろうけど、でもこういうタイプのカメラは破綻するところも受け入れて使うので、生じるいろんな現象はわりと面白がって眺めたりするほうです。
逆に言うと破綻してるような構造のカメラでも意外とまともに写真が撮れたりするのが驚きのポイントなのかもしれません。
なにしろデジカメなんかは複雑でデリケートな電子回路を経由しないと写真など成立しないって云う感じだから、そういうのに比べると、フィルムカメラは根本的な部分で極めてプリミティブな存在なんだと思います。
ちなみに後期のスメナ8M、わたしが初めから持っていたほうは、フィルム室がきちんと作ってあります。ただこのフィルム室もあまり反射防止の処置がされてない代物なので、結局は反射を防ぐシートを貼り付けるような細工をしてから使ってます。


☆ ☆ ☆

Whatever I Want - Kip Hanrahan



アストル・ピアソラのプロデュースをした面のほうが有名かもしれないキップ・ハンラハンのミュージシャンとしてのデビューアルバムから。ミュージシャンとしては結構アンダーグラウンドな音楽を展開していた人です。

アフリカっぽいニュアンスの入ったパーカッションで始まるものの、それほど祝祭的にもならず、なんだかダウナーでだるそうなボーカルを挟んで他の楽器が参入し始めると、異物が混じりこんだような音的イメージが耳に流れ込んでくることとなります。異物感は次第に肥大化して、聞き流すのが難しくなってくるかも。
70年代後半から80年代初頭にかけてこんな音を作っていたのは、先進的とか言うよりもまるで古いとか新しいとかいった時代性を超越してるようで、参加メンバーがカーラ・ブレイだとかアート・リンゼイだとか曲者ぞろいなのを知ると、その予想的な文脈からの離脱振りにも妙に納得したりします。アート・リンゼイが参加してるところから、これは別の切り口によるノー・ニューヨークというような感じなのかも。

Youtubeの再生画面に出てるモノクロ映像のコメントにマヤ・デレンと書いてあったけど、実験映画「午後の網目」のマヤ・デレンが写真撮ってたのなら、どんな写真だったのかかなり見てみたいです。








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(2008/02/29)
Kip Hanrahan

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