街の肖像画#15 影二題 木陰を行く 影とソファ + Alain Delon - LAETITIA

夏の日差しの中で
木陰を行く
2014 / 08 / CONTAX T3 / FUJI SPERIA PREMIUM 400





ソファ
ソファ
2014 / 06 / FM3A / FUJI PRESTO 400 自家現像




影絡みの二枚の写真。両方とも去年撮ったもので、最初のなんかは今くらいの季節に出すと夏を先取りしてるように見えて実は周回遅れの夏のイメージだったりします。
最初のは俯瞰好きの血が騒いだのと、派手な影だぁと舞い上がって撮ったものなんだけど、冷静に見ると木の影の様子は全体的に煩雑になりすぎてるし、形もよくないなぁという感じに見えてきた写真でした。何だか全体にくどいし、これ見よがしにすぎる。
それとわたしは高所恐怖症で二階のベランダから表の通りを見下ろしただけでも足が竦むのに、なぜか写真撮る時は高いところに登ろうとするんですよね。俯瞰の絵は説明的になりすぎるところがあるのに、そう思ってるから地表に足をつけて撮ってる時は誰が説明などするものかと、そういうのは極力避けようとしてるのに、高いところがあればそこで撮りたくなてくるのはなぜなのか自分でもよく分からない。撮ってる時はまるで考慮の外にあるけど、後で思い返すとあまり怖いとも思ってないようだし。

写真は光で撮るものだから当然影も撮る対象となって、奇妙な影というのも食指が動きはするものの、どちらかというとそういうのよりも微妙にニュアンスのある影のほうがやっぱり撮ってみたい対象ではあります。

それにしてもまだ夏本番でもないのに、既に酷暑といってもいいくらいの暑さになって、なんだかちょっとカメラ持って出歩く気分が押され気味になってます。山科の坂道や長い疎水道を延々と歩き回って見飽きたところもあったり、歩き続けて今ちょっと足の調子がよくないことも関係してるのか、さて今日はどんな写真が撮れるだろうとワクワクする気分が顔を覗かせることはあっても、その顔は若干俯き気味って云う感じです。

足のほうは、酷ければ整形に行くしまぁそのうち調子は戻ってくると思う。暑さも体が馴染んでくればそれなりに気分の建て直しも出来ると思うので、後は見飽きてしまった撮影してる場所かな。この前も書いたと思うけど、見慣れすぎた場所というのはやっぱり刺激に乏しくなるのは確かで、見たこともないような場所へ行ってみるのは有効な手段になるはす。
でも特殊な被写体に依存しないという撮り方をしてると、見慣れない場所で見慣れた世界の写真を撮るなんていうアクロバットのような撮影になりそうです。


☆ ☆ ☆


Alain Delon - LAETITIA


ロベール・アンリコ監督の映画「冒険者たち」のフランソワ・ド・ルーベによる音楽。アラン・ドロンが歌ったこのバージョンが映画の中で流れたかどうか記憶にはないんだけど、口笛が奏でるこのテーマは凄い好きでした。特にラストシーンで廃墟になった海上のボワヤール要塞の空撮シーンで回転しながら遠ざかっていく要塞をバックに,、これはピアノ・バージョンだったけど、この曲が流れるのが印象的。
で、エンディングで流れるからこれがこの映画のメインテーマかというと、実はメインのテーマは別にあって、そっちは結構サスペンスフルな音楽となってます。途中から物語にギャングが絡んでくるからなんだと思うけど、今になってみるとこの映画の印象はギャングがらみの部分でもないから、こっちの曲のほうが映画の顔になってるんじゃないかと思います。

映画もフランス映画全盛の時の一本って云う感じかな。見果てぬ夢を追う男二人と女一人のかすかに恋愛感情が絡む友情のお話。友情の上に乗った危ういバランスの恋愛感情とそれぞれの夢の行き着く果てはあまりハッピーエンドでもないんだけど、涙腺崩壊する悲劇という閉め方じゃない、余情たっぷりのロマンチックな映画でした。
映像がやっぱりフランス映画という感じで、綺麗だったような記憶があります。
フランス映画のような撮り方の写真とか、おしゃれな写真が出来上がりそう。









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