山科異聞 + Crushed Stars - Copenhagen

網目
網目
2015 / 04 / Nikon FM3A + Ai-S Nikkor 50mm F1.4 / Fuji Provia100X





トンネル
トンネル
2015 / 05 / Nikon F3 +Ai-S Nikkor 50mm F1.4 / Fuji Provia400F





路地
路地
2015 / 05 / OLYMPUS 35DC +40mm F1.7 / Fuji C200





駅前
広場
2015 / 04 / Nikon FM3A +Ai-S Nikkor 50mm F1.4 / Fuji ACROS100 自家現像




最初のはおそらく廃屋、荒れた庭先に建材の一部なのか積み上げられて午後の光の中で影を落としていたもので、二枚目はJRが上を通ってるトンネルの中、暗い場所に天井の明り取りから光りが差し込んでいた場所、次の写真は木々に覆われた暗くて細い路地で上を見上げて撮ったもので、最後のはピントを合わさないで撮った写真。後戻りできないフィルムの一眼レフでどこにもピントを合わさないって思いのほか勇気がいるよ。
これだけピンボケでも子供がこっち向いてるのがわかる。これはカラーでやったほうが色がにじんだようになって面白かったかも。

春から梅雨前くらいの間撮っていた山科です。いつものごとくどこで撮ったというようなことがあまり意味を成すような写真でもないです。

まるで特殊なものがない場所で写真を撮り続けることは、感性豊かだったらどうかは知らないけど、やっぱりなかなか困難なところがあって、だから場所なんかどうでもいいと思いながらも目新しい場所を探して写真撮りに行くことになります。そうするとここがどこであるかなんて大して意味は無いという写真撮るつもりでいても、明らかにシャッターを押せる回数が増えたりするんですよね。やっぱり来たことがない場所の視覚の新鮮さは、たとえ直接的にシャッターを切る契機にならない場合でも、外界と対面してる皮膚感覚のようなもの全体を活性化させてるような気がします。

とまぁこんな感覚で、新しい場所を絶えず探すことになるんだけど、梅雨に入ってからそういう意気込みというか行動への意志が若干鈍りがちになってます。これはちょっと困った。

山科に通っていた後宇治のほうで写真撮ったりして、梅雨に入ってからごく最近は吉田山へ行ってみようと出かけてみたんだけど、出町柳の駅から街中の路地裏で写真撮りながら吉田山を目指したものの、京大辺りに到着する前にもういいやという気分になって引き返してきたりしてました。バスに乗って吉田山の近くまで行けばいいというものだけど、わたしはバスが大嫌いなので出来れば乗りたくないし、路地を歩かないでどうするっていう写真の撮り方だから、目的地に着けばいいって言うものでもなかったりします。

いきなり真夏並みの暑さを伴ってやってきた梅雨に初動で気圧されてしまったというか、夏はわたしにとっては気分的には大好き、体的には耐え難いという相反する反応を引き起こす季節で、このいきなり暑くなった今年の梅雨はまず体のほうの反応を最初に引き起こしてしまったような感じになってるんじゃないかなと自己分析。開放的で生命力にあふれた勢いを享受するような気分がまだ追いついてないというか、遠くに立ち止まったままやってこないからちょっときつい感じになってるんじゃないかと思ってます。

あとですね。暫くカメラなんて買ったことがなかったんだけど、梅雨に入った頃に、1915~25年製造というから100年位前に作られたコダックのカメラを、3000円で出てたので衝動買いしてます。クラシックカメラというよりも、もうほとんど骨董品、アンティークといったほうがいいようなカメラ。
一度試し撮りして初動の結果は一応出てるんだけど、一世紀近く前のカメラで本当に写真が撮れたのか、その首尾はまたそのうちに披露してみたいと思ってます。


☆ ☆ ☆



Crushed Stars - Copenhagen


この前載せたTear Ceremonyのフロントマンだったトッド・ゴートロー(Todd Gautreau)の、Tear Ceremony解散後に作ったロックバンド「Crushed Stars」の曲。バンドといってもどうもワンマンバンドのようだけど。
何だか60年代のシンプルなサイケデリックサウンドのような曲で、わたしはちょっとヴェルヴェット・アンダーグラウンドを連想しました。メロウなサウンドが主体なんだけどリバーブがかかった音とか、抑揚を欠いた歌い方とか、全体は静かにトリップする感じで纏められて、メロウなんだけど、癒しになるような音とはまたちょっと違う手触りがあるように思います。
アルバムタイトルが今の季節にぴったり。












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