空が落ちてきそうだった日

影絵
影の領土
2015 / 04 / CONTAX T3 + Carl Zeiss Sonnar T* 35mm f2.8 / Kodak Tri-X の自家現像





群れ
群れ成すものたち
2015 / 04 / CONTAX T3 + Carl Zeiss Sonnar T* 35mm f2.8 / Kodak Tri-X の自家現像



幾分暑さは和らいできたのかな。30度を越してるのは変わりないけど、えらいもので37度なんていうのを暫く体験してたら、30度越えてるくらいではあまり動じなくなって来てます。暑くてもいいけど、こういう辟易する一歩手前くらいの暑さで収まっていて欲しい。でもまた嫌がらせのように、あと何度かは酷暑になるんだろうなぁ。
暑かった期間、体感では軽く37度を越えてそうな日に木津川にカメラ持って出かけた時なんか、駅から木津川の堤防についた時点でもう駄目だと思ったし、この日は堤防についただけでまた陽射しをよける影のほとんどない道を駅まで戻ったんだけど、汗が止まらなくてどうしようかと思いました。軽く熱中症の前段階くらいまでいってたのかもしれなかったです。堤防から先に進まなかったのはもう一つ訳があって、川縁に降りていく石段の途中から草木の茂みが覆いかぶさってその中に踏み入れないといけない感じになってたから、なにしろ太ももから下は無防備に露出させてたから、これであの茂みに踏み入れたら、真夏で勢いづいてるどんな変なものが噛み付いたりしに来るか分からないと思うと、とてもじゃないけど降りていく気にはなりませんでした。

夏の間カメラ持って歩いていて困ることの一つは、些細なことだけどストラップが汗まみれになること。普段持ち歩いてるのがフィルムカメラなので、革のストラップでかっこつけてるんだけど、汗でめちゃくちゃになってきそうです。とくに安い値段で気軽に使ってるものは下手すると色落ちして着てるものを汚したりもするし。
ということで今年は初動から物凄い気温の夏となってることもあって、革のストラップの使用を一旦停止しました。代わりに濡れても問題なさそうな、普通の今流通してるストラップから選んで使ってます。
ストラップに5000円だとか一万円だとか払う人の気が知れず、そんな資金があるなら写りに関連するような機材の類に費やしたいと思うほうなので、値段は1000円台でも高く、1000円以下、襷がけできる長さがあって、目立たない細みのものという条件で探してみたら、この条件では無理だろうと思ってたのに、探せばあるもので一種類だけだけど見つけました。
長さ150センチ、本体の幅2.5センチの紺色に白の水玉模様のもので、800円くらい。今のナイロンテープを使った定番の形のストラップなので、別のカメラに付け替えるとか長さ調節さえも革のストラップのように簡単にはできないから、汗をかく時期に持ち出すつもりのカメラの数だけ購入してつけっぱなしにしてます。
これは夏以外に使って特に不都合があるわけでもないから、秋になってからでもそのまま使い続けてもいいかなぁ。
なんか重たいカメラには幅の広いストラップとか当たり前のように区別して売ってるけど、ハッセルとかペンタックス67とか、軽く2kgを越えてるようなカメラでも純正のストラップはかなり細身、この水玉のストラップよりもはるかに細いものが用意されていて、使ってみても首の骨がずれそうなんていう感じは一切ないから、幅の広いストラップなんて使う必要ないです。

水玉ストラップ

ちなみに、こういうの。
つけてるカメラはプラレンズのホルガに35mmフィルムが使えるようになるホルダーを装着したもので、ホルダーは最近話題にしてるヴィレッジ・ヴァンガードのアウトレットで7割引で購入(ちなみにプラレンズ・ホルガ本体とセットのものが、今はどうか知らないけど、まだ一つ売り場に残ってました)。これはこのところ暑いさなかに持って出かけてるカメラの一つです。
ストラップはホルガについてたストラップの金具を使って繋いでます。ホルガ付属のストラップはかっこいいかっこ悪い以前にぼんやりした印象しか与えない代物で、逆にかっこ悪いものよりも使う気にならないから、金具だけ取りました。
ホルガのストラップをつける部分は裏蓋の止め具兼用で、そのままだと持ち運んでる最中に金具ごとすっぽ抜ける可能性があるということなので、本体へビニールテープを巻いて固定してます。でもそんなに外れやすい金具のようには見えないんだけどなぁ。

☆ ☆ ☆

今回の写真は三枚とも京都の街中で撮影。
上の二枚はこの前の夜行列車の写真と同じコンタックスT3に入れていたフィルムに収めていた写真です。
最初のはなんだか切り絵みたいになってるけど、これ、フォトショップで加工したわけじゃなく、フィルムの段階でこういう写り方になってました。大体撮ってる時も日の当たる場所と影のコントラストがきつい場所で、そういうのを撮ろうと思ってシャッター切ったんだけど、もう少し柔らかい感じを想定してました。
おそらく撮影時の露出を日向に合わせすぎたのかなと思ってるんだけど、どうなのかなぁ。ディテールが簡略化されずぎてるようで、そんなにこういうふうに写したいとも思わないんだけど、もう一度こんな画面を撮ろうと思っても無理かもしれない。

加工といえばこれは少しトリミングして、わずかにセピア色を乗せるのに加工したくらいかな。それもラップするように単純に色を乗せてるだけなので、色のニュアンスは均一であまり面白くもない。
モノクロに色を乗せるというのはやっぱり独特の色気みたいなのが出てくることがあるからやってみることは多いです。ただセピア系はノスタルジックな方向へと傾きすぎるからあまり極端にセピア色って言うのは乗せたくないけど。他は意外とブルーとかグリーンが乗ってるモノクロもかっこいいんですよね。アナログ的に印画紙に焼き付ける段階でああいう色を載せるのはできるのかどうか、フィルムは使うけど暗室が必要な焼付けまではやったことがないのでわたしは知らないし、ああいうちょっと特殊な色はフィルムの化学反応的な過程しゃなくてひょっとしたら写真の行程とは別系列の、印刷の段階での加工の結果なのかなとも思うけど、ともあれ色つきのモノクロとしてはブルーとかグリーンは一見不自然に見えそうだけど、イメージとしては嫌いじゃないです。

あとトリミングは絶対に嫌って言う派の人と必要ならやるって云う派の人と二分しそうです。フィルムで撮ってる人は、たとえばハッセルのフレーム枠にはちょっとだけ切り欠いた部分があって、写真の周囲のその部分もみせることでトリミングしてないと暗に意思表示したりすることがあるんだけど、トリミングに抵抗感がある人が多そうな感じがします。
わたしもどちらかというとやりたくない派で、できるだけ撮った時の状態、判断を重視したいほうなんだけど、まぁそれは結果次第で、トリミングしたほうが面白くなりそうっていう場合はあまり躊躇いなくやるほうかも知れないです。
でも形は整うんだけど、トリミングをやりすぎると写真全体の勢いが失われると言うことは結構あるような気がします。あまり整ってないけど最初に撮った状態のほうが写真としては生き生きしてるとか。
こういう判断は難しいです。


空が落ちる
空が落ちてきそうだった日
2014 / 12 / Fuji Natura Classica + 28mm-56mm f2.8-5.4 / Ilford XP2 SUPER


何もわざわざナチュラ使ってこんな暗い写真撮らなくても。

夏の気分なんかどこ吹く風と云わんばかりの陰鬱な写真で今回は締めくくり。
次回はもうちょっと溌剌とした写真でいってみようかな。



☆ ☆ ☆





ストラップはこれ。150センチなんていう長さのものは意外とないので、色々と余裕をもって使える感じでした。でもこの一般的なストラップの形の、固定するやり方はやっぱり調節がしにくいし、他のカメラに付け替えようとした時はかなり面倒です。デジカメ使ってる人はあまり付け替えないのかな。
革のストラップはワンタッチで付け替えられたりして使い勝手がいいんだけど、上に書いたように汗に弱いし、おまけに高価。もともとブランドのロゴなんてどうでもいいほうなので、ストラップはこういうので十分かな。







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