夏の眼差 + Bill Frisell - Pretty Flowers Were Made For Blooming

真夏の高架下で
夏の高架下
2015 / 09 / Fuji Natura Classica + 28mm-56mm f2.8-5.4 / Kodak Super Gold 400


この夏撮った写真から。
タイトルからいくといかにも夏らしい写真が撮れたような気分だけど、実際はそうでもなかったです。今年の夏は暑さと悪天候であまりうろつきまわれずに使用したフィルムの数もあまり増えないままに終わってしまった感じ。おまけに二回もカメラ落としてしまってるし。
ちなみに今回の写真は落としたナチュラ・クラシカに入れていたフィルムから。
この前の記事を書いてからいかにも雨が降りそうな日だったけど大急ぎで残りを撮ってしまって現像に出してきました。数日前に現像に出しておいたブローニーが仕上がる日に持っていって、35mmのカラーネガは1時間ほどで現像してくれるから、仕上がったブローニーと一緒に持って帰ったのも予定通り。

仕上がったのを見てみると、落としてから以降に撮った写真も特に問題なく写っていて一安心でした。落とした直後にフィルムが幾分ずれたのか、どこから入った光か分からない光線引きと一緒になって、コマがずれて写った写真が一枚あったのが唯一のトラブルでした。でも一応今は普通に使えてるけど、使ってるうちに今回の落下の影響が現れてくる可能性もありそうで、でもまぁその時はその時でまた対応すればいいかと考えてます。
落としたもう一台のホルガはまたこの時の写真で記事を書いた時にでもレポートします。それにしてもカメラって頑丈なのか華奢なのかよく分からない機械だ。

このナチュラ・クラシカ、表面は一見革風なんだけど実はゴムで、わたしは左目が効き目だからファインダーを左目で覗いてるんだけど、その時鼻がカメラの裏側に当たって、鼻の脂なんかがついたするのを繰り返してるうちにその当たっていた部分が劣化してきてます。
それでそのままにしておいたら鼻の頭が黒く汚れそうなので、先日劣化したゴムの部分をエタノールで拭いてみたら、何と裏蓋の塗装部分まではがれてしまって、本体の黒いプラスチック部分が露出してしまいました。
嘘!これ塗装だったんだと思った時にははがれてしまった後でどうしようもなし。
傷だらけになるほど自分の道具の形になってきてるといえばそうも言えるんだけど、やってしまったという感じは拭えないだろうなぁ。
劣化したゴムの部分と塗装がはがれた部分には上から黒のビニールテープを貼って誤魔化してます。

☆ ☆ ☆

カメラは明らかに右目が効き目の人用に作られていて、左目が効き目だと使いにくいところがあるので、最近は右目でファインダーを覗く練習をしてたりします。ちょっと慣れてきてるんだけど、左目も開いた状態でファインダーを覗いてると、やっぱり左目から入ってくる情報が優先されて、ファインダー内の様子を見失うことも多いです。



夏空
夏の曲がり角
2015 / 09 / Fuji Natura Classica + 28mm-56mm f2.8-5.4 / Kodak Super Gold 400





夏の空
夏の堤防
2015 / 09 / Fuji Natura Classica + 28mm-56mm f2.8-5.4 / Kodak Super Gold 400





夏の屋形船
夏の屋形船
2015 / 09 / Fuji Natura Classica + 28mm-56mm f2.8-5.4 / Kodak Super Gold 400


全部伏見の桃山辺りで撮っていた写真。
暗い場所を潜り抜けるという行為が何かの通過儀礼のようなものを暗示させて、出会えば撮りたくなる高架下。
それと、ちょっとありきたりかなと思わないでもない夏空の写真が二枚。道路沿いのはここまで家が並んでいたのが途切れてえらく開放的な空間になってるところで、その一気に広がった空間を撮ろうと思ってシャッター切ってみたんだけど、あまり広がる感じは出てないように思います。曲がり角って言うのもポイントが高い。曲がり角とか向こうに何があるんだろうって思わせるところなんかが結構好きです。ちなみに広がった空間は宇治川の堤防でこの向こうに道路に沿って宇治川が流れてます。

最後のはまるで曇りや雨の日ばかりだった今年の夏の後半に撮ったもの。空がメリハリのない曇り空でこんな写真になったけど、空が青空だったら水面は蒼く染まって、空を行く船のような写真になったかもしれないのが残念といえば残念なところかな。

☆ ☆ ☆

Bill Frisell - Pretty Flowers Were Made For Blooming



ディレイを駆使して一人多重演奏をしてしまうような、とってもユニークなアメリカのギタリスト、ビル・フリゼールのアルバム「ブルース・ドリーム」に入ってる曲。このアルバムはジャケット写真がこれまた惚れ惚れするくらいにかっこいい。
演奏は現代的な感覚とノスタルジックなものが何の齟齬もなく同居してる、幻想的で冷たい夢のような感触の音空間といったところだけど、このいかしたジャケット写真の雰囲気は良く合ってます。
フリゼールは一時アメリカのルーツ・ミュージックに深入りしてたから、そういう要素がフレーズの端々に現れてるようです。これが結構心に染み入ってくるようで、フリゼールはアメリカのルーツ・ミュージックそのものとでもいえるシェナンドーなんかの演奏もしていて、それと通してるようなところが凄い好き。
それにしてもこの人の演奏スタイルは一応ジャズギターに入るんだろうけど、ジャンルに納まりきらないというか、ジャンルを横断してるという感じでもなく、まだ名前のついてないジャンルで一人演奏してるような感じがします。

二枚目の写真の、遠く広がっていく空と、どこかあってるような気がして取り上げてみました。








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