二条・丹波口1600 HiSpeed

壁と蛇口
2016 / 05 / FUJI 写ルンです 1600 Hi・Speed





酒瓶
2016 / 05 / FUJI 写ルンです 1600 Hi・Speed






過ぎ行く光
2016 / 05 / FUJI 写ルンです 1600 Hi・Speed





解体スポット
2016 / 05 / FUJI 写ルンです 1600 Hi・Speed



今回の写真は写ルンですで撮ったもの。
タイトルはコダックのレンズ付きフィルム、ファンサーバーで撮った、アレック・ソスの写真集「BOGOTA FUNSAVER」にしようと、場所とレンズ付きフィルムの合体という形にしてみたんだけど、でも今回使った写ルンですの1600は固有の名前がついてないようで1600 HiSpeedと書いてあるだけ。繋げてみてもなんとも分けの分からないタイトルになってしまうだけだった。感度400のものがシンプルエースっていう名前だから、これもシンプルエースでいいのかな。「写ルンです」はカテゴリーっぽい印象なので、機種個別の名前を繋げたかった。でもパッケージの袋は捨てたし本体は現像に出した時に回収されて名前が書いてあったか確認できない。
今回使った写ルンですは上記のアレック・ソスの写真集に刺激されて、以前に買っておいたものだった。その後写ルンですの30周年記念バージョンをアマゾンで買って、買ってはみたもののパッケージ開けたら値打ち下がるか?と思ってしまうと、この程度のもので値打ちも何もないものだと思うもののどうにも開けられず、結局使うためにもう一台普通の写ルンですをさらに買い足した。ハイスピードのものを撮り終えた後、今はこの買い足した写ルンですで撮影中となってる。さらに今使ってるのを撮り終えた後に使うための予備をもう一台買ってあったりして、何か妙に楽しい。

今回のハイスピードタイプのものは、まぁあまり光の条件の制限を受けないだろうと特に考えもせずに買ったものだったんだけど、ぶれるのを期待したり、ストロボを使う機会を増やしたかったりするなら、1600よりも低感度の400のほうが目的に合ってそうだと思って、最初のはISO1600だったけど、今使ってるのからは感度を落として400のにしてる。ISO100くらいでもいいんだけど、残念ながらこの2タイプの感度のものしか出ていない。

使ってみて思ったのは、基本はトイカメラだなぁってこと。周辺光量落ちもなくかなり綺麗に写るんだけど、糸巻き収差は結構出るし、イメージの質感は幾分ゆるく、どこかにトイカメラっぽいニュアンスが顔を出してきてる。ちなみにわたしはトイカメラ好きだけど、その一番の特徴として取り上げられる周辺光量落ちはあまり好きでもなく、周辺光量落ちしないトイカメラ然とした存在は理想的な形とも云える。
一応メインには今はオリンパスペンS3.5を持って出てるので、こっちはサブ扱いのつもりだったんだけど、気がつけばどちらかというとサブ扱いのこのカメラのほうが良くシャッターを切ってるみたい。かなりラフな気分になるし、天気が悪くてもほとんど気にしないですむ。できたわたしの写真にはおせじにもスピード感があるとは云えないものの、撮ってる時の構えない疾走感は結構新鮮な気分にしてくれる。この疾走感が写真に表れるとまた面白くなるんだけどなぁ。
レンズ付きフィルムなんていう扱いだけど、使ってみればこれでも立派なカメラで、新しい道具を使ってる新鮮さは十分感じ取れ、シャッターを押す触覚や音も楽しい。そういえば使い始めの時、電車の席に座って、膝の上に腕をおいて巻き上げた状態のカメラを無意識にもてあそんでたら、いきなりシャッターが切れた。一番最初のコマでまだシャッターを押したことがなかったから、これだけ軽い感覚どは思わなかった。だから最初のコマは、膝頭と電車の床が写ってるはずとちょっとした波乱で始まったカメラだった。

使い方は簡単だ。カメラ本体に使い方を記した帯が巻いてあるので間違いようもないんだけど、巻き上げノブでフィルムを巻き上げて、ノブが止まったところで準備完了、後はファインダーを覗いてシャッターを押すだけ。ピントや露出を合わせる必要もない。一度シャッターを押すとまたフィルムの巻上げができるようになるので、これの繰り返しで撮影は進んでいき、フィルムが終わるとカウンターには「0」の表示が出るしノブが空回りし始めるので、そうなったらカメラ屋さんにそのまま持っていって現像を頼むだけだ。
頼むのも簡単。現像お願いしますだけで話は通じるし、家にスキャナーがないと現像したフィルムだけだと何も出来ないので、同時プリントかデータCDの形にしてもらうのを一緒に頼むだけ。プリントやCD注文で専門的なことを聞かれることもないから安心して注文すればいいと思う。
わたしの場合は最近スキャナーの調子が悪いので写ルンですに限らず、データ化できないハーフサイズで撮ったフィルム以外はCDにしてもらってる。同時プリントは最初の頃は頼んでたけど置場所に困りだしてからは紙媒体にプリントって言うのはやってない。
少し暗いところだったら、躊躇せずにストロボを使ったほうがいい。独特の人工的でライブ感のある生々しくてクールな写真が撮れるから、ナチュラル志向のような今の風潮に飽きたら試してみるのも面白いよ。
ちなみに他のコンパクトカメラを使ってる時も、以前はストロボ発光禁止の設定だったけど、このところはオートにして、ことあるごとにピカピカ光らせてる。





タイムスリップグリコローライ
本物じゃないけど以前ガシャポンでゲットした写ルンですのミニチュアと、ついでにかなり前にタイムスリップグリコを買った時に出てきたローライフレックスのミニチュア。





アマゾンで見てみると、これはアマゾンが販売するもので適正価格だけど、業者が出品してるものは随分と高い。1000円以上の価格設定にしてるところもあって、シンプルエースの27枚取りでヨドバシ辺りだと800円もしないから、アマゾンの中でもアマゾンが直接提供してるものを選ぶのが得策だと思う。
これはISO1600だけど400で十分かと。




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コメント

No title

最後の写真は内装工事中?
銀座のギャラリーでよく見る風景です
フィルムの肌触りっていいですね

sukunahikonaさんへ

おはようございます。
何だか工事中の家があって、幕が少し開いてるところがあったから、そこにカメラを向けてノーファインダーで撮ったものです。ファインダーを見てないんだから、当然構図的にキメキメにはならないんだけど、がちがちに絵にしてしまうよりも外してる部分があるほうが面白いから、特にこんなラフなカメラだとこういうこともやりやすいです。なかに白い部屋があるように見えるのは、本当は部屋じゃなくて上から光が差し込んでた部分で、そういう雰囲気を撮りたかったんだけど、あまりそういう感じにはならなかったです。
銀座のギャラリーって云うのがどんなところかは知らないけど、工事してるところが多いのかな?というか展覧会ごとに会場を模様替えしてるからっていうことなのかな。作業してる人がいるから、こういう雰囲気が好きでもなかなか写真撮れないんですよね。
写ルンですが流行ってるのかどうか、フジフィルムのステマじゃないかという意見もあったりして、本当のところはどうか分からないんだけど、どんなきっかけでもいいからフィルムに触れる人が増えてくれるといいです。とりあえず自分で使ってみた感じでは写ルンですは予想以上に楽しいと思いました。きちんとしたフィルムカメラを使っていても、また別格の楽しさがあるので、普段フィルムカメラ使ってる人も試しにこれで遊んでみるのも面白いと思います。
フィルムの質感、いいですよね。艶やかで色気があって。
物理的な形で手元にあるって言う感じもいいです。

No title

ごめんなさい、なんかなぞかけみたいなこと言って
よく現代アートと称して、えーとー・・・てのがあったでしょ
計算しつくした空間よりひょっと覗いた雑然とした空間のほうがリアルで突き刺さるような作品になるのは面白いなと
話聞くまで白いペンキをぶちまけちゃった後だと思ってました

No title

全部の写真も素敵だけど
職業柄か?
2番目の写真にドキンだった
子供から大人の世界までの写真
天才だ♪

sukunahikonaさんへ

こんばんは!
あはは、わたしも銀座のギャラリーで?となってました。何かこういう工事現場の写真を展示してるギャラリーでもあるのかなと。
偶然を呼び込んだりするのは意図としてはよく分かります。自分の発想を超えるものが呼び込めないかとか、きっちり作りこむのもいいけど、息が詰まるような感じにもなってくることがあるし、方法としてはあまり新しいものでもないけど、今もわりと有効なんじゃないかなと思います。偶然の忍び込ませ方にセンスの良さ悪さが出てくるようなところはありそうだけど。
あれ、やっぱり光には見えないですよね。上から差し込んでくる光があの場所をスポットライトのように照らしてたんだけどなぁ。

みゆきんさんへ

こんばんは!
今回のは写ルンですなんていうお手軽カメラで撮ってたから、そういう気軽な気分が写真にも出てたかも。いろいろと発想を変えて撮るとかはひょっとしたらやりやすいカメラだったのかもしれないです。
二枚目の酒瓶の写真がやっぱりぐっと来ますか。あれ瓶のガラスが色々と複雑に重なっていたりして、フラッシュ焚いたら反射して返ってくる光でゴージャスな絵になりそうだなぁと思ったら、もう撮る以外には考えられなくなりました。
まぁ結果的には光の乱舞するような写真になるかと思ったけど、そこまで破綻はしなかったようで、でもきらきらした感じは多少は出てるから、これはこれで結構気に入ってます。
光を反射させるようなものは撮ると面白い状態になりそうと思うことが多くて、ガラスとか金属はフラッシュを使って撮るのが楽しいです。
色々な視線で物を見ることが出来るなら、それは即座に撮る写真を豊かにしてくれそうだし、こういうのは日ごろ心がけておく重要なことですよね。

No title

写るんですなんだ、なんか感動しちゃいました
こんな危うく美しい写真が撮れるんだなぁ・・・
しかし二枚目の描写力はすごすぎないですか??

あ、タイムスリップグリコのローライ、私も持ってますw

ラサさんへ

こんばんは!
写ルンです、思ってた以上に使うのが楽しかったです。何時も現像やってもらってるところにこの前行ったら、入り口のところに写ルンですあります、みたいな貼り紙がしてあって、やっぱり流行ってるのかなって思いました。
ある種のトイカメラなんだけど、繊細にでも大胆にでも、確かに予想外に描写力があるんですよね。でも同時にどう写ったかまるで予想が出来ないなんていうところもあって、どう写るかわからない部分をそれなりに備えてる描写力で写真にしてくるから、なかなかスリリングな体験が出来る道具なんじゃないかと思います。描写力の部分を引き出してやろうなんて思って撮ると、それこそ吃驚するような写真が撮れるかも。
これでフィルムに魅力を感じてくれる人が増えればいいんだけど。便利じゃないことが実は面白いところでもあるって気づくと、フィルムを使うのは本当に楽しくなるんだけどなぁ。
二枚目のは瓶が一杯積み上げられたのを見て、ストロボの光を派手に反射でばら撒いてくれるかもと思って撮ってみたんだけど、それなりに上手く撮れたかな。鏡やガラスの反射って結構好きなんですよね。だからガラスの山のようなこんなのを見たらもうシャッター切るほかない気分になります。

タイムスリップグリコのローライ持ってるんだ。これ結構精巧に出来てたでしょ。パーツ取替えだけどファインダー閉じた状態にも出来たりして芸が細かいし。今にして思えば良くこれが入ってるのを引き当てたと思います。ただこれシークレットとして色違いのバーションもあったらしいんですよね。今さら云ってもしかたないけど、そのシークレットのほうも引き当てたかったです。グリコは今のはもうこういう遊び心のあるおまけをつけてないようで、ちょっと淋しいです。引き当てたもので昭和の学校の給食セットとかもあった記憶があるけど、紛失したのも多いです。もうちょっときちんと保存しておけば良かった。
ガシャポンでたまにカメラのシリーズが出ることがあるんだけど、大抵は今のデジタルカメラのミニチュアだったりして、昔のカメラのミニチュアコレクションでも出してくれないかなと思います。
こういう小さくて精巧なものって凄い好き。ドールハウスとかも結構好きだったりします。
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