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覗く眼 / 飛び出し坊やの開き

闇から覗くおかめ





飛び出し坊やの開き





ポン

2015 / 05 山科
Fuji Tiara / Nikon F3
Kodak Tri-X / Fuji C200

2015年に山科の疏水沿いの桜並木を撮りに行ってた頃、疎水を離れて街中で撮っていたものから。
ちなみに云っておくとお面は自分で置いた物じゃないよ。何故か山科の街中のあちこちにこういうおかめのお面が神出鬼没といった感じで飾られていた。通りすがりにとってはまったくの意味不明で、頭の上に「?」マークが何本か生えたままになってた。何かのお祭りか行事の関連物かと思うけど、置き方の場違い感と、そのくせあまりにもさりげない日常性で際立つことに終始して、詳細は分からないままだ。とまぁこんなことを云っても通りすがりだけが抱く疑問に過ぎないのであって、山科に住んでる人だったら素性もわかって面白くもなんともないものかもしれない。それにしてもこのお面、一体なんだったんだろう。
最近はこういう露骨に変わったものとかはあまり撮らなくなった。その異質性に頼りすぎてるような気がして、このところは変なものを見てもまず一呼吸。ちょっと冷静になってからもっとさりげない感じで撮ろうとするのがほとんどだと思う。あまりに絵に描いたように変なものとかは、異様さに当たり前感が漂ってしまって、逆にそういうものだと異界の扉は開きにくいような気がしてる。


ポン!





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コメント

No title

きゃあ~
今日の写真は面白いわ
思わず笑っちゃった
ゴメンナサイ( *´艸`)

みゆきんさんへ

こんばんは!
町で見かけた変なものシリーズ!何だかこうやって見てるとのっぺりした日常の空間を単純に切り取ってるだけなのに、意外といろんな結果が出てくるというかなぁ。日常も思ってるほど単調でつまらないものでもないっていうことが分かりますね。
ただ写真撮ってるとこういう日常の空間がいつも付きまとってくるのに何だか嫌気が差す時があって、日常空間とはまったく異なる写真を撮ってみたいと思ったりすることがあります。そういう意味だと写真は結構不自由。
それにしてもこのおかめのお面は何だったのかなぁ。不可解なお面が意味不明の声を出すとしたら「ポン」という音が結構相応しい感じがして、不気味でユーモラスで全体としてシュール、なんていうところを狙えてこの組み合わせはなかなかの発見だったと思ってます。笑ってもらえたのはユーモラスなこの空間の状態を上手く捉えてもらったからだと思いますよ。
また、おかめと同時に「ポン」のほうも何だったんだろうと、この写真は疑問が尽きません。
飛び出し坊やのほうは原型を留めなさ過ぎて、開きっていうのが上手く伝わらないかな。

No title

ポン
ンが消えかかってて何だろ?とは思ったけど
実際・・何かな?爆

みゆきんさんへ

こんばんは!
これ、本当になんだったんでしょうね。
なんかの広告の一部なのかなと思うけど、この後に続く言葉がまるで思いつかないです。
不意に顔を出したおかめとともに生じる音としては、妙に意味不明に似合ってる気がして、おかめの面を飾った人はいい場所を選んだと思います。
ネットでちょっと検索してみたら最初の写真のおかめは他にも撮ってる人がいました。っていうことは最初の写真のお面はいつもあの位置が定位置になってるということなんでしょう。そういう妙なこだわりもなんだか無意味の怖さみたいなものがありますね。

No title

このお面は新手の監視カメラに違いない
まさかカメラとは知らずにまじまじとのぞき込んでしまえば犯人の人相ははっきりと録画されるという寸法。いかにも達筆なポンが何故か夢に出てきそうで怖いです。

sukunahikonaさんへ

こんばんは!
案外本当に監視カメラかもしれませんよ。こんなに目立って異様なものが監視カメラのはずがないと思わせるのにはかなり適切なものなんじゃないかな。覗き込ませる効果っていうのも強力にありそうですよね。銀行のカメラで何らかの犯人が写り込んでいてもまず間違いなくこれで良く人物が特定できるなぁって言うような画質だもの。何だこれはと覗き込ませるにはかなりいいアイディアかも。ATMにおかめの面が設置されてたら面白いだろうなぁ。
カメラ持って歩き回ってると街中でいろんな視線が張り巡らされてるのに気づきます。窓の奥のほうからこっちを見ている顔とか止まってる自動車の中から注がれる視線だとか、自分で気づかないだけで結構観察されてます。
ポンはやっぱり意味不明で、さらにちょっと不気味でユーモラスなニュアンスも付け加えられてますよね。街が適切に演出したものでなかなか興味深いです。

No title

能面って、ただでさえ不気味なのに
こんな風にあったら夜怖いだろうな~

でも被写体としては面白いですよね。

たとえ、自分で置いたりしたとしても
十分インパクトもあるし
何かしらのメッセージ性も感じます。

上から見ているのは間違いなく怖いけど
最後の写真は何処と無くユーモラス。

ROUGEさんへ

こんばんは!
最初のは置いてる人も絶対に怖がらせてやろうって思ってそう。他の人もこの位置のお面の写真を撮ってたから、ここがこのおかめの居場所のようです。お面の存在自体に怖いところがある上に、この表情だから不意をつかれるように現れるとやっぱり怖いですよね。
自分で置いてしまうとなんだか都合良すぎるというかなぁ。演出写真になってしまうから、いつも撮ってるのはちょっと違う写真になるんですよね。ただ与えられる現実だけを素材にした写真の限界みたいなのは折りにつれ強烈に感じたりもするので、思い切り演出した写真を撮ってみたいという気はあるんだけど、そういうのをやるとしたら街中のスナップとはまったく違う種類の写真になりそうです。
最後の写真がもたらす感情はあまり類を見ないような類のものじゃないかと思います。最初の程単純じゃない分感覚に引っかかってくるところがあると結構後を引くようなところがあるんじゃないかなぁ。怖さとユーモアと結構親和性がありますよね。そういうのがない交ぜになって面白い雰囲気の空間になってるってところかな。お面もそうだけどこのポンも結構な謎だったりして。日常の言葉でポンなんてあまり目にしないです。
でもユニークな被写体ゆえに、他にも撮ってる人がいたりして、そういうのを発見すると興醒めになります。ユニークな被写体を他の人が思いもつかない形で撮るっていうのは本当に難しい。
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