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緑の深度

緑と螺旋





六角柳





不動川1
2017 / 11 三条
2017 / 11 六角堂
2017 / 12 棚倉 不動川
Fuji 写ルンです シンプルエース

写真以外のいろんなものが写りこむ写真と、目の前にあるものだけが写る、フレームの中に見えるものだけしか写っていない写真と、自分の嗜好は両極端に分かれていて揺れ動いてる。とは云ってももちろん完全に両極へ振り切ったような写真は撮れるはずもなく、この二つの混ざり合った度合いが異なる写真を撮ることがほとんどだと思う。
最近はどうやら気分のバランスがこの両極の中央辺りにあることが多いようで、そういう時はこれは撮るべきなんだろうかとか、構えてみたもののどこが良くて構えてしまったのか自分でも即断できないとか、カメラを構えてしまう衝動はあっても、その正体が掴みきれなくてなかなかシャッターが切れなくなる。自分が何をどういう風に撮ろうとしてるのか見失ったような気分になってる。

先日久しぶりに現像に出せた写ルンですからまずは写らなかった写真をピックアップ。写ルンですは思いのほかよく写るカメラなのに、今回は本気で露出アンダーのコマが頻出してた。一応CDにしてもらってるので、そこからデータは取り出せたものの、この露出のまるで足りないフィルムではうちの壊れかけのスキャナーではまるで歯が立たず、一面の粒子画面になるだけのコマが多かった。
絞り、シャッタースピード固定のカメラに期待するとしたら、上手く写る方よりもその制限によって上手く写らなかったほうだろう。どういう具合に上手く写らなかったのか、これを基準にしたほうが、もちろん上手く写る時の雰囲気も大好きなんだけど、この類のカメラは特性を発揮し始めると思ってる。
イメージの染みだとかイメージの何かの痕跡だとか、染みのイメージや痕跡のイメージじゃなくて、そういうイメージになるかならないかのぎりぎりのところで陽炎のように揺らいでる何か、そんなのが撮れれば面白いだろうなと思う。
最初のは草木に覆われた螺旋階段のステップ。これは影の中にあっでも一応道路に面して開いていて、太陽光から隔絶されていたわけでもないのに、まるでフィルムに痕跡が残ってなかった。二枚目のは六角堂の六角柳の内側から。ちなみにこれは縁結びの柳だ。最後のは棚倉、雨の日の不動川へ降りていって撮ったもの。最近は雨の日や曇りの日に撮るのが興味をひいてる。




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コメント

No title

最初の写真にど感動
マングローブを思い出した
行った事はないけど
都会にもこんな所があるんだね♪

みゆきんさんへ

こんばんは!
都会の中に現れた鬱蒼とした密林っていうところかな。深い緑の中に空間そのものが沈み込んでいきそう。深緑というとまたちょっと別の感じになるけど、緑の深さについての写真だなぁと、出来上がったのを眺めながら思ってました。
ここ花屋さん。といっても店先じゃなくて住居らしい二階に上がっていくところだったんだけど、店の延長で植物がここまで侵食してる場所でした。花屋の周辺ってある意味都市の中の植物地帯であることは変わらないと思います。ざらざらの粒子感も雰囲気でてるんじゃないかな。
植物は程よいランダム性で生え広がり、あまり意志がかかわってるように見えるところが無いし、そういう意図しない複雑さみたいなものが面白くてよく撮ります。以前にも書いたけど、神様のデザインなんですよね。神様は著作権とか主張しないから気軽に撮れるというところも気に入ってます。
最近狙ってる暗い幻想のようなもの、そういうのが出てたら良いんだけどなぁ。
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