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知覚の地図Ⅻ 砂の海のレストランへ

消失する橋





枯木の岸






水没





路地裏
最初の三枚は今年に入ってから、カメラを落っことしてどれだけサルベージできるかなと書いていたフィルムから。カメラはオリンパスのXA2。最後の真四角写真は2015年にダイアナで撮ったちょっと古いものから。そういえばダイアナはこのところ全然使ってない。ロモグラフィーが復刻させた、昔いろんな会社のイベントでノベルティーとして供給されていた香港生まれの怪しい安価なカメラで、復刻版はさらにそこへロモグラフィーの適当さが加味されて、おそらくオリジナルよりももっと暴れ馬的になってるカメラだと思う。ホルガのもとになったカメラなんだけど、ダイアナに比べたらホルガのほうがまだしっかりとまともに写真が撮れる。
完全に計算された画面作りに価値を置く人ならば偶然が支配するようなカメラはカメラとも認めたくないだろうけど、わたしは統制されることではじき出される物事のほうに、何しろポストモダンなシュルレアリストなものだからいろいろと興味があって、だから始末に負えないカメラも結構馴染んで使ってしまうところがある。そう思うとホルガなんかは偶然が支配しながらも、マイケル・ケンナが愛してしまうほどに何だか最後にはそれなりにきちんと写ってしまう、稀有なカメラなのかもしれない。こんなことを書いてるとダイアナやホルガにフィルムを詰めたくなってきた。わたしのダイアナは、買う時に我ながら何を血迷ったのか「ミスター・ピンク」という名前の、サイケなピンクで飾ってるものを選んでしまい、そのおもちゃ然としてる外観と相まって、いい年をした大人が携えて出るのに相応の覚悟と勢いを要求してくる。
ダイアナは写真家マーク・シンクが80年代、ウォーホルやバスキアを撮ったカメラだ。彼はダイアナについて幸せなアクシデントを生むと評している。これはこのカメラにとってこれ以上にない賛辞だろうと思う。
ミスターピンク



数か月前から歯茎に小さなぽつぽつとしたできものができて、六月の終わりころに歯医者に行ってきた。結局組織検査をしないと正確に判断できないということになって大きな病院、都合よくわたしが潰瘍性大腸炎で診てもらってる病院の口腔センターに紹介状を書いてもらって、七月いっぱい口腔センター通いに囚われの身となっていた。最初は患部表面組織をぬぐい取っての検査で、その後腫瘍部分を切り取っての組織検査という段取りで進み、検査で切り取った時にできものそのものを取り除く手術は一応終了しているという形になった。
検査結果は、小さいけど腫瘍は腫瘍で、でも良性の乳頭腫というものだったらしい。まぁ質の悪いものではなかったので一安心というところ。口の中の腫瘍ってある程度珍しいのか、診察のたびにセンターの医者が数人わたしの口の中を覗き込みに来ていた。
口の中を切開するというのはやっぱり後が傷がいえるまではかなり鬱陶しい。何せ食事をするたびに動かす場所だし、歯も磨かないでいいとはならないから、なにをするにつけ恐々となる。傷そのものの痛みとしてはそれほどでもなかったものの食べ物が当たっては飛び上がったりといったことは頻繁にあった。
潰瘍性大腸炎で診てもらっている病院ということが内部でうまく情報伝達できていたのか、処方してもらった痛み止めがロキソニンじゃなくてカロナールだった。こういうことは違う病院だといちいち説明する必要があってかなり面倒くさい。カロナールのアセトアミノフェンは潰瘍性大腸炎でもそれほど影響なく服用できるほとんど唯一の鎮痛剤で、わたしは同じ成分の市販薬タイレノールを常備薬にしている。なによりもタイレノールという名前がブレードランナーぽくってかっこいい。

給付金で以前書いたように眼鏡を買った。
jinsの眼鏡
これも以前に書いた通りJiNSの眼鏡だ。フレーム代8000円と、短焦点レンズだとフレーム代のみで購入できるんだけどわたしの場合は遠近のレンズなのでプラス5000円といった出費になった。鯖江の日本製だとか海外ブランドものとか上を見ればきりがないし、手ごろな価格で売っているもので実際使ってみてどうなのか確認したいという意味もあって、一度ここで買ってみたかった。もしこの価格帯で過不足なく使えるならいろいろと買い揃えたりすることも気軽にできそうだ。
実際に買ってみると、まぁ全体の質感としては正直なところあまり高級感はない。良く云えばシンプルとでもなるんだろうけど、カジュアルに使えるのは良いとしても、細部のいたるところにひと手間省いているような頼りなさを感じる。一度落としでもすれば簡単に歪んだりしそうな質感だ。これはでも値段相応ってところなのかな。
一つ困ったのはこのあまりにも工夫のない単純で細身のモダンのために、極端な汗っかきのわたしだとこの季節、俯いたりしてると汗で滑って眼鏡がずり落ちてくることだった。これを解消するために三度くらいフィッティングをしてもらったんだけど、結局モダンの部分を曲げすぎて耳が痛くなったりしただけでずり落ちはあまり改善されなかった。耳が痛いのはさすがにかけていられないからこれはさらにフィッティングで直してもらったんだけど、細身でこのシンプルすぎる形では極端に汗をかくという特殊な状況でずり落ちやすくなるというのはフィッティングでは解消不可能かもしれない。エアコンがきいて汗をかかない状態だとまるでずり落ちもせずに気分よくかけていられるから、これはもう夏の間炎天の日差しに打ちひしがれそうになっても、顔を上げ胸をはって上を向いて歩けという天からの啓示なのかもしれないと思うことにした。
まぁ形が変わるとかけ心地も変わるだろうと思うので、違うスタイルのものをもう一本くらいはお試しに買ってみるつもり。高級品一点主義もいいし、一本くらいはそういうのも持っていたいけど、いろいろ買いそろえられる価格帯のほうが生活の中の道具としてはやっぱり面白い。
売り場ではボストンとウェリントンとで相当迷った。丸っぽい眼鏡が好きなのでやっぱりボストンに目が行ったんだけど、今度はこの迷ったウェリントンのを買ってみようか。サングラスでキャッツアイなんて云う逸脱ものを平気でかけているくせに一番オーソドックスなウェリントンタイプって今までに一度もかけたことがない。

最近の買い物の話をもう一つ。携帯用の扇風機の衝動買いだ。
ハンディファン
これはもう文字通りの衝動買いで、買ったのは東急ハンズだったんだけど、売り場に置いてあるのを見てそう言えばこういうのを持って歩いてる人が多いなぁと思い至ると自分も一つ持っていてもいいかなと、なんだか知らないうちにレジに持って行ってた。
冷静に考えると効果のほどもおおよそ予想出来て、実際に使ってみるとほぼその予想通りだった。まず炎天下の日中、日差しの中で使うのは単純に30度超えの熱風が吹きかかるだけで涼しくなるわけがない。汗をかいていると気化熱で肌が冷たくなる感覚は出てくるから、濡れた肌という条件下で使って初めて効果らしいものがでてくるものの、これもおそらく木陰とかに避難している場合のことであって、日差しに晒された状態では肌が冷たくなってもたかが知れてるという感じだ。
でも全くの役立たずかというとそんなに云うほどひどいものでもなくて、涼しいとは程遠い状態ではあっても暑さの耐えがたいレベルの目盛りが、耐えがたい範囲の中で二つくらいは下がる気はする。エアコンが効いた部屋に汗をかいた状態で入ってこれを使うと、この場合は目も眩むような効果を得ることだってできる。耐えがたい炎天下でなすすべもなく汗まみれで立ち尽くすような状態には、少なくともなすすべを一つは持っているというのはそれだけで何か逃げ道を見いだせるような気分をもたらしてくれる。
ということで今のところは外出時には欠かさず持って出る道具の一つになっている。
買ったのは良いにしても、買ったことについて実は二つ大失敗をしてる。
一つは全く同じものがOEMなんていう違う装いも纏わずニトリで500円ほども安い値段で売っていたのを発見したこと。東急ハンズで買ったのとパッケージまで同じで、ニトリで売っているくせにニトリのロゴ一つはいってない。
もう一つは黒い服を好むので何の考えもなく黒色のを手に取ったこと。バッグにぶら下げて歩いていると、太陽光でかなり熱くなって冷やす道具とは到底思えないような状態になる。これはもう白を選んでおけばよかったと、白でもおそらく熱くなるだろうとは思うけど、これはやっぱり結構な選択ミスだったと思う。



You Never Give Me Your Money
3:51 Sun King
6:18 Mean Mr. Mustard
7:24 Her Majesty
7:46 Polythene Pam
8:59 She Came In Through The Bathroom Window
10:57 Golden Slumbers
12:29 Carry That Weight
14:05 The End



Ariana Grande - 7 rings (Official Video)


ゆらゆら帝国(Yura Yura Teikoku) - 星ふたつ(Hoshi Futatsu) (Live at 日比谷野外音楽堂)


お気に入りを並べてみて、バラバラな好みだなぁと我ながら思ったものの、まとめて聴いていると、ビートルズの途切れなしの断片的メドレーはこれで一曲として、この三曲の並びのキーワードは「揺らぎ」だなと思いついた。揺らぐものにわたしは見境もなく反応してるんじゃないか。
ゆらゆら帝国のは生きることに必然的に寄り添っていつもそこにある喪失感と、ある種諦観というのもちょっと違うんだけど、寄る辺ない日々の中でその喪失感に抗うでもなく親密な友人と戯れているような視線がいいと思う。ちょっとジャックスを思い浮かべた。
Ariana Grandeのは「My Favorite Things」を大胆に再構築をする過程で、原曲から思いもしないまるで別種の美しさを引き出せてるように思う。普段はこういうポツポツとつぶやくような歌ともなっていない歌い方のは自分としては絶対に聴かないと思っていたんだけど、こういう歌い方でないと立ち現れてこない音空間が確かにあって、それは意外と好みに合うところがありそうだと今更のごとく発見してしまった。
ビートルズのアビーロード後半に収録のメドレーは昔最初に聴いたときは個々の断片は突出した出来である一方、全体としては雑然とした印象を持ったんだけど、様々な切子面を見せながら浮かんでは消えていく様が今では多彩で絢爛豪華な印象へと変わってしまった。個々の断片は本当にこれだけでも王道のポピュラー音楽といった存在感を見せつけてくる。スタートの「You Never Give Me Your Money」からメロディメーカーとしてのポール・マッカートニーの手腕炸裂といった感じなんだけど、この中で出鱈目なスペイン語に切り替わるところとかわりと好きな「San King」はジョン・レノンの曲なんだそうだ。そういわれると確かにこれはジョン・レノンっぽい曲か。ちなみにレノンはこのメドレーをがらくたが集まっただけと評価していたらしい。解散に結びついている感情のとげのようなものが見え隠れする、レノンのこういう水を差すような物言いはあまり同調するところがないなぁ。








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コメント

アビーロード

こんにちは。
川沿いの御写真、台風の爪痕が感じられますね、
どれだけ増水したんだか、、、

音楽をされていた方の評価が高いアルバムのナンバー1がアビーロードのB面と聞きます。
僕は最近になって後期のライブ能力に再発見をしております。
特にルーフトップのDont Let Me Down のアレンジと言い
ビリープレストンのハモンドが加わると音楽に奥行きを感じます。
やはりレジェンドとしての所以が分かりますね。

直観馬券師さんへ

こんばんは!
あの梅雨の雨は本当にひどかった。これだけ酷暑が続くと雨の一つも欲しくなってくるところだけど、あの梅雨の雨の記憶があるものだから、雨だけはやっぱり勘弁してって言いう感覚のほうがまだ強いです。夏の雨ってとにかく暴力的だしやくざに絡まれてるような気分になるから大嫌い。
写真はなんとなくアルルの跳ね橋風というか、わりとオーソドックスな撮り方になったものです。水平線と電柱の交差とか幾何学的な要素やハイコントラストはモダンデザインの割と主要な要素だったりして、そういう点ではポストモダンを目指すにはちょっと似合わない絵作りになってるのかも。
後期ビートルズはホワイトアルバムが好きでアビーロードはビートルズはこれでおしまいとばかりにまとめに入ったような印象、行儀良くてちょっと食い足りないアルバムでした。昔はインド臭さに辟易していたサージェントペッパーズも最近は結構よく聴くようになったんだけど、アビーロードはそうでもないかな。
バンドサウンドの音は明らかに初期のものとは異なっていて、後期のは本当に今風の音というかこれが50年前の音かと思うほどに古びてないのが驚異的です。いろいろこねくり回した音作り以外でもバンドとしての音作りもとにかくすごかったと。
そういう神がかっていたものを解散でみんな失ってしまった。ソロになってからは4人とも普通のミュージシャンっていう側面が出ていてビートルズのころほどオーラを発せなくなったと思ってるんだけど、ビートルズという場に何か強力に働きかけてくるものがあったんだろうと思います。
わたしはハモンドオルガンの音が大好きで、ジャズやファンク系になるんだけどオルガンバンドのアルバムとかよく聴きます。多彩で癖のある音が病みつきになりますね。

No title

懐かしいような、薄墨で書いた絵画のような
ちょっと不思議なニュアンスの写真だわ。

メガネは私は遠視用だけど
以前のはフレームがしっかりしてて重くて
今の安っぽい軽いのが丁度いいかな?
本読む時しか使わないし(^^;

携帯扇風機は去年の8月上旬に武道館に行って
炎天下で会った人たちに貸して貰って感動して
帰ってから衝動的に買いました。
スマホの充電器兼ねているタイプ。

確かに熱風だけど無風状態よりは救われる~
家ではPC前に置いてます。
涼しい~

ROUGEさんへ

こんばんは!
ちょっと端正で静謐な絵、っていう感じになってますよね。細部が割とくっきりしてるのもエッチングの画像みたいで、こういうのもわりと好みかも。といってもこんなイメージになるだろうと予測してシャッター切ったわけでもないし、このカメラ、ゾーンフォーカスで大まかな距離を合わせて撮っただけなのに、それでこんな写真が出来上がるんだから面白いです。ファミリーカメラの懐の深さみたいなのが出てるかな。

わたしも遠視。元から遠視気味でそれに老眼が加わってる感じなので遠近両用も普通のとはちょっと違うと思います。手元の文字だけが不便なのは同じだけど、眼鏡なしで遠くを見ることはできても一応度を合わせてると遠くを見る時でも目に負担がかからないので、自覚するほどではなくても眼鏡をつかわない時よりも多少は楽になってるようです。
軽いのは良いんだけど本当に汗で滑るんですよね、この眼鏡。フィッティングではどうにもならなさそうで汗の季節が終わるまでは我慢するしかなさそう。でも近いうちに形違いでもう一つ買ってみます。それと最近欲しいのはフリップアップ式のサングラス。少し前までダサいイメージだったのになぜか今年は妙に新鮮なデザインに見えてしまって。

扇風機は意外と手放せなくなってしまって、昨日だったか外出の途中で電池が切れて止まってしまったらあと家に帰るまでものすごく頼りなかったです。これは買って大正解でした。いろいろと機能が違うものもあったりするし白いのも欲しいと思ってまた売り場に行ったらもう季節外れの商品として棚から引き上げられてたりしてました。今こそ必要としてる人もいると思うのに。
ショーウィンドウの動きからはもう夏も終わりですね。

No title

こんばんわ♪

モノトーンな写真 レトロな感じが凄くいいですね。
特に最後の写真の、白と黒のコントラスト、光と影が絶妙に交錯してる感じ こういうのに惹かれます。

メガネ こういう鼈甲色のフレームは落ち着いた感じが出て自分もかけてみたいって思います。
自分はこれまでレンズの下部分がノーフレームのシルバーフレームばかりを使ってきてるのでこういうのもいいですね。

携帯用扇風機 これ、メカニカルな外見がまたなかなかいい感じで渋いですね。
おっしゃるように太陽光が注ぐ戸外の場合、黒という色はそれを吸収してしまい、車に乗ってたりするとボディが黒の場合はエアコン効かしてても体感温度が白などと比較するとかなり違って暑く感じるのはあるでしょうね。

ももPAPAさんへ

こんにちは!

レトロで浪漫的な写真でモノクロもただ色を抜いただけじゃなくてこういう感覚を増幅してますよね。写実的というよりもどちらかというと絵画的なほうに傾いてると思いました。リアルに写すしか能がないようなカメラという道具も何だか得体のしれないところが随分とあって、撮れた写真に撮った本人が新鮮な感覚を覚えることも多々あったりします。カメラマンが認めたくない事実は、写す本人よりもカメラが大事ということ。カメラに撮ってもらう手助けをしてるっていうのがひょっとしたらカメラという道具に接する一番いい方法なんじゃないかと思います。もっとも最後のはハイコントラストは意識してました。建物の裏側に回り込んでほとんど陰になってるところで撮っていてこれはこんな感じになればいいなぁと思っていたのに近い出来でした。

わたしも以前のはフレームが目立たない眼鏡で、一度セルフレームの、といってもこれは廉価なチェーン店の眼鏡だからセルロイドなんて使ってなくてアセテートなんだけど、フレームがはっきりとした昔ながらの眼鏡を使ってみたかったんですよね。黒フレームはシャープな印象だけど、鼈甲柄はもうちょっと柔らかくニュアンスがあっていいですよ。でも最初にかけた時今まで目立たないフレームのを使ってきたから、顔に眼鏡の模様を描いたように見えて自分で笑ってしまいました。

携帯の扇風機は一つ持ってると便利ですよ。おそらくどの扇風機も簡易スタンドのようなもので机上のものとしても使えるようになってると思うから、外に持って出ることが少なくても無駄になることもないと思います。
黒はメカニカルな雰囲気を強調してかっこいいんだけど、屋外では絶対に不向きだと思いました。これは持って出て初めて痛感したことで、使ってみて気づくこともありますね。あまり熱くなると機械のほうにも悪影響が出てきそうで精神衛生によくないです。

No title

モノクロ写真は忘却
心の中の忘れた記憶を呼び戻す最高のスナップ
朽ち果てたように?見える木々
日影に写る葉っぱ
なんでか涙が零れました。

みゆきんさんへ

こんばんは!
そういえばモノクロって物語性に富んでますよね。色がない分即物的でもないところがあるし、写っているものに派生していろいろと呼び込んでくるものも多いんじゃないかと思います。
写真ってどういう観念的なアプローチを試みてもある種の記録であることは免れることができないし、そういう意味では記録の堆積物である記憶とリンクしやすいのかも。心のひだに分け入って忘れてしまっていた何かにほのかな光を当てて浮かび上がらせる、そういう写真の在り方もいいと思います。そういう心の深層にあるものに気づくのには、写真は言葉よりも強い作用があるかも。
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