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【洋楽】 Live At The Lighthouse - Grant Green

ブルーノートのジャズ・ギタリスト、後年はファンク系の曲を好んで演奏したグラント・グリーンのファンキー・グルーブが炸裂したアルバムです。
グラント・グリーンは60年代にコードを多用せず単音で旋律を弾き出すホーン・ライクな演奏で有名になります。
でもブルーノートにはサイドマンで参加してるのも含め、数多くのレコードを残したんだけど、残念ながらセールス的には成功しませんでした。

ジャズを弾いてるCDとファンクに移行してからのCDとを聴き比べると、わたしは初期のジャズ・ギターのグリーンも好きなんですが、ファンクの方がもう明らかに水を得た魚状態になってるのが分かります。ジャズからファンクに移って大正解。

このアルバムは1972年にカリフォルニアのThe Lighthouseで行われたライブの記録。オルガン、パーカッションを含めた7人編成のバンドの演奏になってます。

このアルバムの特徴はほとんど一言で云えそうなくらい単純明快です。
云わば頭の血管が切れそうになるくらいのハイテンション。
グリーンのギターは別にエフェクターなんかつけてもいないし、ただアンプからそのまま出てくるだけのギターの音なのに、それでここまでテンションの高いグルーブ感が出せるのかと、初めて聴いた時は本当に吃驚しました。

12分にわたって暴走しまくる2曲目(といっても1曲目のトラックはメンバー紹介だけだから実質最初の曲)「Windjammer」が一番のお気に入り。その次に好きなのが6曲目に入ってる「Jan Jan」かな。

Live at the LighthouseLive at the Lighthouse
(1998/03/31)
Grant Green

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Youtubeを探してみると、「Jan Jan」の方が置いてありました。
Grant Green - Jan Jan (Fabulous Counts cover) (1972)

このファイル、ちょっと重すぎ…。切れ切れにしか再生してくれない!

切れ切れで聴き辛い時は、再生してる時(まん中でくるくる回ってない時)にポーズボタンを押して一時停止、暫らく待っていると、Youtubeの音源データがPCに溜まっていきます。プログレス・メーターの赤いバーが増えていくのでデータを取り込んでる様子が分かります。そうしてデータをある程度取り込んでから再生すると途切れなく聴くことができます。
ただ、これは結構高音質データのようでデータ自体が重すぎる上に、この曲12分くらいあるから、プログレス・メーターもほとんど動かず、データ取り込みでも結構時間がかかる…。

Betcha By Golly Wow! Grant Green


2022年1月追記。
記事を書いた時には見つからなかったWindjammerがあったので追加。
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