2008/09/15
【洋楽】 Sings Lullabys Of Birdland - Chris Connor
続けてもう一枚、ボーカル・アルバムです。大口を開けて歌ってるジャケット写真が強烈な「Sings Lullabys Of Birdland」
ジャズ・ボーカルのアルバムとしては超有名盤なんだけど、個人的なことを云えば、実はこのアルバム、かなり以前に購入して、その時聴いた感じでは全く普通のジャズ・ボーカルにしか聴こえませんでした。これがそんなに凄いアルバム?と、あまり引っかかるところがなく、無難に耳を通り過ぎるだけ。
ところが何ヶ月か前にCDの整理をしていて、このアルバムが目につき、ちょっと聴いただけでほったらかしにしていたのを思い出して、気紛れで再生してみたら、今度はいきなりはまってしまった。どういう変化があったのか、この時は凄く心地よく耳に入ってきました。
体調だとか、聴く側のいろいろな変化で本当に聴こえ方が違ってくるという典型的な体験でした。
今はこのアルバム、iPodに入れて持ち歩いてます。
☆ ☆ ☆
スタン・ケントン楽団出身の歌手で、楽団から独立後ベツレヘム・レコードからアルバムをリリース、これはその最初のアルバムです。
若干ハスキーで表情豊かな低音域と伸びの良い中高音域、全体にはかなり思い切りのいい発声で、まさしくこういうジャケットのような歌い方で無いと到底出せないような歌声です。
ある意味、癖のある押しの強い歌い方でもあるんですが、ドラマチックに飾り過ぎることもなく、適度に装飾的で無個性にも落ち込んでない歌声がクールで、聴きやすさに繋がってるような感じもします。
あまり崩しもしないスタイルで、ポピュラー・ボーカルとの中間点くらいの位置に居るような感じなのかな。
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Lullabys Of Birdland - Chris Connor
Spring Is Here - Chris Connor
このジャケットの写真もいいなぁ…。
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